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国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

郵便事業は本当に大丈夫なのか???

2006-05-28 13:07:04 | 時事放談
「郵便」は赤字転落 19年3月期決算見通し 民営化に不安残す (産経新聞) - goo ニュース


今回、郵便事業が平成19年3月期決算で赤字に転落する予想だとか・・・・
思いのほか、信書の落ち込みが大きいとのことですが、冊子小包は健闘しているとのこと。
今は、私も郵政を辞めてしまったので、詳細は判りませんが、郵便外務で勤務していた頃増えたなぁと思ったのが、冊子小包、それも通常なら定形郵便物で送れるような物まで冊子小包で送っている。
 何ゆえ、冊子小包にといえば、理由は簡単。郵政が戦略的に他の宅配業者に対抗するため、冊子小包の値段を値下げしたためといえる。
 例えば、年間100万個(通)以上差し出す場合500gまで75円、MAXでは60円で全国に運べるわけで、佐川急便やペリカン便が郵便局と提携して冊子小包を安い料金で差し出してその分の利益を受取っているわけで、正直納得できない話といえば話である。
 さて、郵便事業は本当に大丈夫なのであろうか、物流部門とセットでないと郵便は拡張できないであろうし、独立採算をきちんと考えなくては、民営化は成り立たないわけで、当時3年程前に、公社化下直後感じたことは、郵便事業は、物流部門を強化しないと無理だろうしそのためには通販業者を合併するなり合弁する必要があるのかななんて思っていました。(持論としては、郵便局単位で中小企業と連携し、企業規模は小さくともユニークな会社を郵便局が独自に育成し、いずれは子会社化なり吸収していくことをしていくべきであると考えている。)
 その後、国際物流への進出など。華やかなお話が出ていたが、既に市場としては成熟した部分であり、まず国内を固めないことには海外に出て行っても無理な気がする。
 また、現場ではJPSの失敗もささやかれるなど今後の課題は多い。

 郵便局の現場の皆さんの生の声をここで伝えて欲しいものだ。(


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