『恋刃 《Lancet》』五條瑛
“恋”は、人を危険や間違いへと導く。そして、“愛”は破滅を誘う。純粋さはそれらに拍車をかけるだけで、何の歯止めにもならない。そうだろう?
幸せな家庭と国家公務員という仕事。順風満帆だった桑田惣一の人生は、ある日、失脚した先輩から謎の“箱”を受け取ったことでがらりと変わった。
身を焦がすような恋。裏切り。それまで築き上げてきたものの崩壊。
混迷する状況の中で、彼がだした答えとは……
「R/EVO
LUTION 革命シリーズ」の第4作目。
なのですが。
前作『心洞《Open Sesame》』を読んだのがもうかれこれ3年近く前のことなので…;;;
ハイ、ごめんなさい。話の筋をほっとんど忘れてました
『断鎖』『紫嵐』は文庫本持ってるんですが、『心洞』に関わってるとこがね。
もう何のこっちゃ。えーミホって誰?堀江って誰よー!
ただでさえ登場人物多いし、誰と誰がどこでどう繋がっているのか、ごっちゃごちゃです。でも勢いでダーッと読めちゃうのはすごいなー
恋によって狂わされていく人達が凄まじい。
恋も欲望の一種だし。欲望と欲望がぶつかり合うこのシリーズにはぴったりのテーマですね。
以下ねたばれで
★お岩が!再登場ー!(嬉)“リャン”ってもしかして亮司の“亮”?だったらイイナー
彼女の亮司に対する思いがなんか嬉しい。
★エナはもういいかげん、ハーシーの気持ちに応えてあげればいいと思う。それが彼女にとって一番幸せな道だと思う。なのに、その道を選ぶことはできないんだよね…人間って皮肉。
★彫翔は亮司に夢見すぎだよ!ミューズて!(笑えるわー)
★リャンはもう桑田さんを踏み台にする気まんまんですね。
だ…だまされてるよ桑田さあん!(逃げてー!)
「この恋が俺を貫き、血まみれにするだろう。だけど、そうなったとしても後悔はしない」
…ハイ、さいですか。うん…もう、堕ちるとこまで堕ちるがいいよ…
★聖美さんもな~離婚しちゃったらもう用済みじゃないの?早々に消えそうな予感が…
★プロローグの文章を書いたのは、結局誰?和田課長?(えええええ…!)
このお話は連載中の「愛罪」と前後編みたいな感じなんですかね。
まる投げで終わってるし…。
正直ね、この「革命シリーズ」に関しては、どんな結末になるのかとか、そこはあまり興味ないです。
とりあえず、完結さえしてくれれば…!
「鉱物シリーズ」みたいな尻すぼみにさえならなければ…!(トラウマ)
次の「愛罪」でやっと半分?まだまだ先は長いな~。