三丁目のひこうき雲

★べー坊ワールドへようこそ♪
楽しく面白く、ポエム&エッセイ風に落書きします。写真も大好き♪月1~2回程度更新中★

『星の王子さま』に会いに行く…の巻

2010-07-14 02:03:46 | 小説・物語・童話
なんだか孤独だけど…
なんだか我がままだけど…
なぜかカッコいい?

『星の王子さま』の表紙の絵、小さな星に悠然と立つ王子。
サン・テグジュベリ本人の挿絵だけれど、そこに『ロマン』が凝縮されています。
『家』ほどの小さな小惑星…
その発想が、いいですよね。



★.:*☆:・'★.:*☆:・'★

☆急に現実の話題を挟みますが…
今年の6月、小惑星探査機『はやぶさ』が7年間、20億kmの旅を終え、
地球に帰還しました。
探索した小惑星『イトカワ』の直径は、わずか500メートルだとか。
このニュースを聞き、星の王子さまを思い浮かべました。
そう想像したのは、僕だけ?ロマンチストの僕なので(笑)。


★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆



同じく6月のある雨の日、
箱根の『星の王子さまミュージアム』に行きました。
メルヘンちっくな建物や造形物、木々やバラの花など、実にファンタジーな世界。
想像以上に楽しめました。

この小説『星の王子さま』を読んだことがない人は、ぜひ読んでください。
大人になって忘れてしまった、純粋な心…を取り戻せるかも?

「大切なものは、目に見えないものだよ」
遠くばかりを見て、何かを捜していても、見つからない。
実は、すぐそばに、足元に「大切なもの」がある。
…そんなことを、語りかけているような気がします。

☆原文訳⇒「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。 
かんじんなことは、目には見えないんだよ」

(※過去にもこのブログに『星の王子さま』に関する記事を書いているので、
興味のある方は右上の「ブログ内検索」で調べてね。)




★彡★彡★彡★彡★彡

小説を読んでいない方のために、くだらない「おはなし」を。

『星の王子さま』がいるってことは『星の王女さま』もいるのかなあ?
え?それは「ゆうこりん」?
小倉優子は、王女でなく、「姫(りんごももか姫)」だったらしいよ。
(今年、彼女はコリン星を卒業?したらしいけど)

僕なりに、『星の王女』をイメージすると…
石原さとみか、スザンヌか、AKB48の柏木由紀がいいなあ(笑)。
で、『星の王子さま』は、もちろん、僕さ~!!
そうそう、読者のあなたも、『星の王女さま』に相応しいですよん(^・^)

★+☆+★+☆+★

★ここから下は、ミニ感想文です。↓(断片的に)★★★

固定観念を捨てることが、大切だと、本の最初に語りかけています。
象を呑み込んだ大蛇(うわばみ)の絵で、まず大人の視点を壊します。
大人たちには、その絵が帽子としか見えません。
常識では蛇が象を丸呑みするなんて、大人の頭脳では解読不可能?

地球に咲く5000のバラよりも、自分の星に残した生意気な一輪のバラ…
王子さまにとって、バラは恋人だった!と僕は勝手に解釈しています。
あくまで僕はロマンチックに考えたいので。(笑)
多くの読者は、そのバラは「家族」を意味すると捉えるでしょうけどね。

王子さまは、蛇の毒で死んだの?
もちろん、生きているさ!
地球での借りの姿の体が無くなっただけです。
本当はバルタン星人みたいな姿をした異性人なのです?
フォッ、フォッ、フォッ♪
それは、冗談だけどね。(汗)

。。。。。。。









【MY PHOTO】(*^_^*)
6月中旬に日帰りで行った箱根より、
今回は『星の王子さまミュージアム』です。
この日は雨模様で、深い霧に一日中包まれていました。
星の王子さまに纏わるバラも、たくさん咲いていました。
霧がなければ、違った写真を撮れたんだけどね。霧もたまにはいい?

。。。。。。。



【料理ビギナーのMyクッキング♪】
『鮭とレンコンのポン酢炒め』です。
レシピ『クックパッド』より
レンコンに酢は合うけど、それに鮭との絶妙なコラボレーション♪
これは、イケます!!
とっても、おいし~~い!!◎
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赤い薔薇の女王様にゾッコン?(新宿御苑のバラ①)

2008-06-01 01:38:11 | 小説・物語・童話
この地球のバラには棘があるらしいけど、
遠い僕の星のバラには、牙が生(は)えているんだよ。

噛まれると、痛いなんてもんじゃない。
しかも毒が塗られているから、しびれてしまう。
赤いバラの女王様には、骨抜きにされてしまうんだ。

 銀河のその星を通り過ぎる、『流星の旅人たち』は、
みんなバラの女王様に恋をし、食べれらてしまうんだ。
・・・・・



サンテグジュベリの『星の王子様』風に、作り話をしてみました。
薔薇を見ると、つい『星の王子様』を思い出してしまいます。
王子様はバラに恋をしていたと思うけど…
バラには陰美な美しさがあるよね。
気品もあるけど、その反面セクシーな大人の女性って感じかな?(笑)

高貴な貴婦人、それもいいなあ!
バラの名前には王室・皇室や、映画女優など、気品の高いものが多いですよね。
ダイアナやプリンセスミチコ、オードリーヘップバーンやカトリーヌドヌーブ。

薔薇を飾る部屋なら、リッチな洋室が似合いそうですね。
僕の部屋には薔薇は似合わないので、飾るとしたら、
そうだなあ…
チューリップ、アネモネ、ハイビスカスがいいなあ?

それって、僕の『女性の好み』に似ているのかも?(笑)
明るくて可愛い女の子!?がタイプなのかも?
どうなんだろう?
でも、薔薇のような女性も捨てがたいし…
って、結局、優柔不断な僕でした~(笑)

・・・




「君は薔薇より美しい♪」布施明
「バラが咲いた♪」マイク真木
薔薇に関する歌は、この二曲しか思い浮かびませんでした。
古いけど(~_~;)
そこで、調べてみたら、こんな歌も!なつかしいなあ。

♪ もしも願いが叶うなら 吐息を白いバラにかえて
逢えない日には部屋中に 飾りましょう貴方を想いながら
darling,1 want you 逢いたくて ときめく恋に駆け出しそうなの
迷子のように立ちすくむ わたしをすぐに届けたくて
ダイヤル回して手を止めた I'm just a woman Fall in love  ♪

(恋に落ちて/歌・小林明子 作詞・湯川れい子)
★You Tube ⇒  『恋に落ちて』

【余談】
余談ですが、この歌詞の中の「ダイヤル回して」は死語ですよね。
でも昔の『恋の』歌には、このフレーズが多かったようです。

♪ダイヤル回す あの娘に伝えて まだ好きだよと(チェッカーズ)
♪僕はダイヤル回したよ 君のテレフォン・ナンバー6700 (フィンガー5)
他にも、たくさんあるみたいですよ。
今は「ダイヤルを押す!」だけどね。余談でした。

。。。。。。




【MY PHOTO】写真解説
『新宿御苑』の薔薇です(4月下旬)。
フランス式庭園に100種類500株のバラが植えられています。
今回もまた?天気に恵まれず、途中から雨が降ってきました。
次回もこの続きを掲載予定です。

。。。。。。

【ごちそうさま】


グリコ「アーモンドチョコ」です。
なつかしいので久しぶりに食べました。
僕の中では、アーモンドチョコの元祖かな?
もっとミルクの味がする気がしたけど、さほど甘くなかったです。

★おまけ!
松田聖子と田原俊彦の1983年のCMです。
★You Tube ⇒ 『グリコCM、1983』
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かぐや姫に恋した僕…の物語

2007-09-22 01:54:18 | 小説・物語・童話
満月の明るい夜、釣竿の先の、光る浮きを見つめていた。
今夜は、大きな魚が、たくさん釣れていた。
ふと、小さな湖の反対側の竹やぶで、何かが光っている。
僕は釣竿を置いて、恐る恐る、その竹やぶに入った。

一本の竹から、まぶしい光が四方に放っていた。
一瞬、パカッと竹が二つに割れ、中から掌サイズの赤ちゃんが出てきた。
それが、この切ないストーリーの、始まりだった…

その赤ちゃんは、僕が驚いて、どうしようかオドオドしているうちに、
どんどん成長し、ほんの30分ほどで小学生ほどになった。
それも、この世のものとは思えないほどの絶世の美女だった。
警察に届けようか、いや、宇宙人だったらNASAにメールしようか?
悩んだ挙句、とりあえずその子を家に泊めた。
彼女もそうしたいとゴネたからだ。



翌朝には、彼女はすっかり大きくなり、りっぱな大人の美女になった。
夢のようなSF映画のような話だけど、僕はなぜか不思議にも思わなかった。
そして、僕は知らぬ間に、一目ぼれをしていた。
彼女の名は「かぐや」
かぐやも、僕のことが大好きだと言った。
遠い星から、迷子になってこの地球に来たのだと語った。

僕たちは3日後には、ファーストキスをし…
おいしい朝食のパンを二人で食べ、
手をつないでスーパーに買い物に出かけ、
お笑い番組を見て、笑いこげる君を抱き寄せ、
どこにでもいるような、仲のいいカップルになった。

そして、そんなに日がたたない、9月のある日、
かぐやは泣いた…十五夜が近づいていたから…
・・・・・

…そして、長い長い時が経ち、10数年後の9月25日、
中秋の名月の夜が今年もやってきた。
あのときのことは、遠い遠い、記憶の宝箱に仕舞ってある。
あれ以来、満月は見ないと決めている。

(おしまい)これは、僕のまぎれもない実話である。

・・・・・


もちろん、これは小説ですよ!
僕はかぐや姫が大好きでス!
世界の歴史上、文学上の女性で、一番好きかも。
かぐや姫と言うと『竹取物語』、日本最古の物語らしい。
映画では1987年に沢口靖子主演で、僕も映画館で見ました。
上のミニ小説は、かぐや姫役に「沢尻エリカ」をイメージしました。
相手役はもちろん、僕ですが(笑)

今年の『十五夜』、つまり『中秋の名月』は9月25日です。
実際には満月は9月27日ですが、まあ、ほぼ92%満月らしい。
お団子を食べたいですね。
お供えの団子の数は15個が標準らしいです。
小食の僕は、そんなに食べれないです(^_^;)
ギャル曽根ちゃんなら、1500個くらい食べれそうだけど…
(そうそう、中居正広のキンスマのギャル曽根、見ました?)

・・・・・



【写真解説】
1番上は、サイトよりダウンロードしました。
2番目と3番目は、去年の12月に『六義園』にて撮影。
夜間紅葉ライトアップのとき、偶然満月だったので。
4番目と5番目は、前回につづき、『新宿御苑』の8月の写真です。
『熱帯スイレン』と『サルビア』の花です。

・・・・・


【ごちそうさま】
今回はふたつ!
ヤマザキのランチパック『クリームチーズ&ハム』と、
Asahi & KAGOMEの『完熟トマトのカクテル』です。

『クリームチーズ&ハム』は、まあまあかな?
おいしいんだけど、さほどインパクトはない?
『完熟トマトのカクテル』は、最初の一杯目には飲む気がしないです(^_^;)
昔は、酔っ払ってきたとき『トマトのカクテル』を飲んだこともありますが。
びみょ~~(^◇^;)

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ベンチの下の風景?(のら猫のブルース5)

2007-09-14 01:27:59 | 小説・物語・童話
都会のジャングルは気持ちいいニャア!
ベンチの下で、ずっと昼寝、
今夜は鰹(かつお)が食べたいニャア!

真夏のギラギラした太陽が照りつける、8月始め。
公園では、いつものように猫たちが寝ています。
猫たちはベンチが大好きです。
暑い夏は、ベンチの下にみんなでゴロンとお昼寝タイム!



と、そこへ人間様が近づいてきました。
「おい、おまえたち、昼間から寝ててうらやましいなあ!」
気温は36度、デジカメをベンチにおいて、汗を拭いていました。
猫の「どん吉」は答えました。
「おいらたち猫は、夜行性にゃんだ。眠いから起こさないで」

「へ~え!でも、熱帯のと兄弟だから、暑さに強いだろ?」
ベンチを下を覗き込み、人間様は睡眠のジャマをします。
「あたしたち猫だって、東京の暑さにバテてるニャン」
と、ベンチの上に一匹座っていた黒猫のミラが、迷惑そうに答えました。

「じゃあ、僕もここで寝させてもらうよ」
そういうと、人間様はゴロン、ゴロリとベンチに横になりました。
蝉の鳴き声さえも、聞くことが面倒な真夏の一日…



そんな、動くことさえも億劫な、真夏のギラギラ太陽の下、
ただ、ただ、寝るだけの猫たちと、
そして、いっしょになってベンチに寝転ぶ1人の人間様の
暑い暑い、物語を書く気力も起きない?物語でした。
ニャンとも…汗
(おしまい)



・・・
★8月始め、『浜離宮庭園』にて ★出演…僕と4匹の猫たち。

・・・・・


【写真解説】
前回、前々回につづいて、8月9日の『浜離宮庭園』です。
今回は、いつもここにいる猫たちを載せます。
猫って、ほんとにベンチが好きなんです。
木の感触が好きなのと、人間に構ってもらいたいからだと思います。
でも、いつも寝てばかりだけれどね(笑)。

【参考】『のら猫のブルース』過去の記事一覧★ (過去4回の記事です)

のら猫のブルース① のら猫のブルース 浜離宮編⇒2006.4.21記事
のら猫のブルース② 猫の海岸物語(江ノ島編)⇒ 2006.5.11記事
のら猫のブルース③ 猫と夕日の海岸物語(千葉・美浜編)⇒ 2007.2.11記事
のら猫のブルース④ 花より昼寝?『のら猫のブルース4・葛西07春』⇒ 
2007.5.12記事

・・・・・

【ごちそうさま】

どんだけぇ~~~~!
マクドナルドの『月見バーガー』です。
マックの中で、僕は断然、これが一番好き!
やっぱ、ハンバーグには目玉焼きでしょう。

これを食べて、やっと秋を実感?まだ暑いですが(^_^;)
どんだけぇ~~~!
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朝、起こしてね♪kissで!(フォト青空の浮間公園)

2007-07-03 02:49:52 | 小説・物語・童話
♪ 横たわるきみの顔に
朝の光が射している
過去の重さを洗おうとして
たどりついた深い眠りよ ♪


(『きみの朝』歌/岸田智史 )

「おはよう!」
きみはそう言うと、またぼくの横にもぐりこんできた。
爽やかな朝の光が、白いレースのカーテンの向こうから
やわらかく、まぶしく、ぼくたちに降り注いだ。
「コーヒー、入れたよ!」
「今、何時?」
寝ぼけ眼で、時計を探そうとすると、きみのくちびるが…
「おはようのkissよ♪」
・・・・・

 な~~んて、いいなあ♪
それが僕の、理想の朝です!
理想?夢?
いや、必ず実現するのだ!




☆/☆/☆/☆/☆/☆/☆/☆/

ネットで面白いランキングを見つけました。
それを読んでいたら、↑の岸田智史の歌が思い浮かび、
妄想で勝手な物語(小説?詩?)を作ってしまいました(笑)

『朝、起こして欲しいと思うタレント』ランキングです。

『朝、起こして欲しいと思うタレント』べスト5⇒ 『オリコンランキング』

■女性■
1位 福山雅治
2位 小池徹平
3位 堂本光一
4位 木村拓哉
5位 岡田准一

■男性■
1位 長澤まさみ
2位 仲間由紀恵
3位 安めぐみ
4位 浜崎あゆみ
5位 相武紗季/上戸彩/小西真奈美

男女ともに、爽やかな朝には、ナチュラルで、やわらかなイメージのタレントが
ふさわしいということらしい。

ちなみに、ぼくが起こして欲しい女性タレントを5人あげると…

石原さとみ 菅野美穂 高岡早紀 山本梓 佐藤寛子

ほんとは、他にもいっぱいいて、迷って困りました。
その日によって、人選もガラリと変わる?けど…オイオイ(^_^;)

でも、きみがやっぱり、一番だよ!!
(…一応、読者の貴女に言ってみた♪引いた?笑)

ところで、あなたは、誰に起こされたいですか?
(何もHな想定でなくても、合宿や団体旅行や仕事なども想定してね)

・・・・・



【写真解説】
『浮間公園』にて、6月中旬の梅雨入り前に写しました。
めちゃくちゃ、青空が綺麗でした。
こんなに鮮やかな青空、めったに見られません。
雲の白い輪郭も浮かび上がり、とってもきれい。

写真の紫の花は『かきつばた』です。
花しょうぶに似てますが、花びらの中心が白いのが『かきつばた』で、
黄色いのが『花菖蒲』、模様なのが『あやめ』です。
紅色の『あじさい』のうしろに風車、青空、白い雲が映えていました。

次回も、浮間公園の続きを載せます。
梅雨の時期や真夏は、暑くて写真を撮りに行くことも少なくなるので、
少し前の写真をしばらく載せるかも。

・・・・・

【ごちそうさま】
男前豆腐の新製品『波乗りジョニーの冷奴』です。
小さなサイズで、「だし汁」と「塩」が付いています。
まさに、ひとりサイズの「酒の肴」用ですね。
料理を一切しない、1人暮らしの人に、醤油がなくても大丈夫です。
便利!
これはヒット作かも!!
味はもちろん、ベリー、グ~(^_^)v 
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星の王子さまと赤い花の恋?(写真・新宿御苑)

2007-05-18 01:37:50 | 小説・物語・童話
「ああ、まだねむいわ…。
あら、ごめんなさい。
あたくし、まだ髪をといていませんから…」
王子さまは、そういわれて、<ああ、美しい花だ>と
思わずにはいられませんでした。
・・・


(サン・テグジュベリ『星の王子さま』より抜粋)



ピンクと白のバラの花を見て、ぼくは美しい君を思い浮かべた。
やわらかそうで、やさしそうで、さみしそうで、かよわそうで
そんな淡いピンクと白のバラ。

ぼくが星の王子さまだったら、やはり、強情で気難しくて、
棘のある花を、うたがった。
ホントは弱くてやさしい花だということを忘れていただろう。
そして、どこか遠い星に、旅立っただろう…

そうそう、内緒だけど、ぼくはベコリン星が故郷なんだ。
遠い、遠い、何億光年も向こうの…
残念だけど、ベコリン星には、ぼくを待ってくれる花はいないんだ。
ベコリン星の住人も、星の王子さまと同じく、ぼく1人なんだ。
だから、地球に来たんだよ。

ピンクと白のバラのように美しいきみを捜しに…

・・・


まるで童話のような『ベコリン星』の話をするのは久しぶりだけど…
みんなは信じてくれないだろうから、
この物語は、左の胸のポケットに仕舞って置きましょう。
もっと知りたい人にだけ、そっとお話しますよ。

※この物語は、童話風独白?です。メルヘン風ポエムかも?おしまい…

・・・・・



【新宿御苑のバラの写真】

『新宿御苑』で5月10日に撮影したバラです。
フランス式庭園の中のバラ花壇には、100種類の薔薇が咲きます。
バラ花壇の両側には、プラタナス並木があり、芝生も広がり、
とってもいい風景の中にあります。
薔薇は、まだ7~8分でしたが、もみずみずしくて、綺麗でした。




最後の白いバラは『エーデルワイス』という名前です。
「エーデルワイス」という花があるので、なんだか紛らわしいけど…
以前、旅をしていた頃、礼文島に行くと『礼文薄雪草(レブンウスユキソウ)』
という白い小さな花が咲いていました。
レブンウスユキソウはエーデルワイスと同種の花です。

・・・
次回は、バラの庭園で有名な『旧古河庭園』の写真を掲載の予定です。
★サブブログ(日記風)には、すでに載せましたよ。⇒『Cafe bey☆』

★参考…新宿御苑ホームページ⇒ 『新宿御苑』公式HP

・・・・・


【ごちそうさま】
駅弁シリーズです。
 東京駅といえば、もちろん『深川めし』です。
国鉄時代から、いや蒸気機関車の頃からあったかも?
最近はいろんな駅弁があるけど、古くからある伝統的な駅弁はいいよね。

『深川めし』は、東京下町の名物『深川丼』をアレンジしたもの。
「アサリ」の炊き込みご飯の上に、
江戸前の「アナゴとハゼの甘露煮」をのせた、下町風味の少し豪華版?
昔は電車の中でよく食べたけど、涙が出るくらいに美味しいっす♪

「東京にもあったんだ…♪」って、歌を歌いながら、今なら食べるかも?

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花より昼寝?『のら猫のブルース4・葛西07春』

2007-05-12 01:35:14 | 小説・物語・童話
「眠いニャア。
だれ?昼寝の邪魔をするのは…
カメラを向けられても、ポーズはとらないよ。
お魚でも持ってきてくれないとね。」

葛西臨海公園で、一匹の猫が、藤棚の下のベンチで、
気持ち良さそうに寝ていました。
周りは赤い つつじの花に囲まれ、観覧車も見えます。
僕が話しかけても、猫は動こうとしません。



「眠いニャア。日が暮れたら、仲間たちとホテルの残飯を貰いに行くけど、それまでは昼寝するニャン。もう少し、寝かせてよ。」

木製のベンチは、暖かくて気持ち良さそう。
僕もいっしょに、ごろりと寝転ぶことにしました。(笑)

・・・


しばらく歩くと、海岸沿いのベンチにも猫がいました。
隣に座ると、体をこすり付けてきました。

「ニャアニャア、何か、美味しいもの、持ってないか?
1人で来たのか?
暇そうだから、少し遊んであげるよ!
ニャアニャア、いい天気だニャア。」



気持ち良さそうに寝ていた猫の、ベンチの横に座りました。
遊んでやろうとしたら、反対に遊ばれました(笑)
海岸近くの公園にはのら猫たちが必ず遊んでいます。
たいていはベンチで寝ています。
古びた木製のベンチが一番気持ちが良さそうです。

「じゃあ、またニャ♪」
猫は寝ぼけ眼で、僕を見送ってくれました。バイバイ♪

・・・・・




葛西臨海公園には5月2日に行きました。
今回で3回目の最終回。前回と前々回の記事と写真も参照ください。
この日に取材した?猫は2匹でした。ご協力ありがとうございました(=^ー^=)
写真の5番目はコラージュ、6番目は噴水ごしの夕暮れの観覧車です。

シリーズ『のら猫のブルース』は、今回で第4弾になります。

第1弾 浜離宮編 06.04.21 ⇒ 『のら猫のブルース浜離宮編』  
第2弾 江ノ島編 06.05.11 ⇒ 『猫の海岸物語(江ノ島編)』
第3弾 千葉・美浜編 07.02.11 ⇒ 『猫と夕日の海岸物語(千葉・美浜編)』

■次回は『新宿御苑』の写真の予定です。
4月末と5月10日の2回行きました。
記事の内容は写真に沿ったものを書くかどうかは未定です。
先行記事は、僕の日記風サブブログに書きました。⇒ 『Cafe bey☆』

・・・・・

【ごちそうさま】
カリスマ豆腐の『かりたま』です。(篠崎屋)
卵の形をして、2個一組で250円くらいで売ってました。
男前豆腐が有名ですが、このカリスマも味はまあまあ。
デザート感覚で食べられます。

今夜、ショップ99にいったら、一個99円で売ってました。
カリスマの別の新製品も売ってましたよ。99円でしたが…

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猫と夕日の海岸物語(千葉・美浜2)

2007-02-11 01:08:31 | 小説・物語・童話
海が見たかった…
水平線に落ちる、真っ赤な夕日が見たかった…
そして、生のサンマが食べたかったんだ…

のら猫のプープーは、沈み行く夕日を眺め、うなだれた。
・・・・・


本日はシリーズ猫小説『のら猫のブルース』第三弾!
『猫の海岸物語2(千葉美浜編)』です。
・・・・・

プープーは5日前に“家出”をした。
が見たくて、夕日が見たくて、生きたサンマが食べたくて…
半日かけて、この海岸に来た。
でも、なんだか寂しくなってきて…
夕日を眺めながら、泣きそうになった。



橋のたもとに、宿無しのおじさんと7匹の『のら猫』たちが暮らしていた。
プープーも、その猫たちと友達になり、そこで寝起きをした。

「おい、プープー、沈む夕日を見て、家に帰りたくなったのか?」
仲間の猫たちが、うしろから声をかけてきた。
「もう自分の家に帰った方がいいんじゃないのか?」
「ご主人様が、心配しているぞ」

プープーは、ご主人様の小学5年生のみい子ちゃんの顔を思い浮かべ、
きっと寂しがって泣いているだろうなあ…と後悔し、心が痛くなった
ただ、なんとなく自由になりたかっただけで…
海が見たかっただけで…生のサンマが食べたかっただけで…
“家出”をしてしまったけど…
帰ろうかなあ。

「お前は、帰る家があるから、いいよ」
「そうだよ。俺たちは、捨てられた猫ばかりで…夜は寒いぞ!」
そんな仲間たちの温かい言葉を聞き、プープーは決心した。
今夜、帰ろう… 



「チャオ!さよなら!ぼく、帰るよ。みんなありがとう♪」
夕日の真っ赤な残照をあび、プープーは川沿いの草むらをうしろを振り返らず、
ひたすら走っていった…

♪恋は南の島へ翔んだ
まばゆいばかりサンゴショー
心から好きだよチャコ 抱きしめたい
だけどもお前はつれなくて ♪ 
(『チャコの海岸物語』歌・サザンオールスターズ)


ーーーーーおしまいーーーーー



シリーズ『のら猫のブルース』の過去の掲載記事は…
①第一弾『のら猫のブルース(浜離宮・編)』は⇒ 『06年4月21日記事』
②第二弾『猫の海岸物語(江ノ島編)』は⇒ 『06年5月11日記事』

・・・・・

【写真解説】
前回(2/8記事)につづき、『千葉幕張の美浜』で撮影した写真です。
橋のたもとに、たくさんの野良猫たちがいたので、少し遊びました(^_^)v
《注》この小説の登場猫と、写真の猫は、関係ありません(笑)

【特別おまけ・ゲーム】
先週のテレビ『カワズ君の検索生活』で、大好評?だったゲームを!
『おっぱいチラ見ゲーム』です。⇒ 『おっぱいチラ見ゲーム』
18歳未満の方は、ご遠慮ください(笑)。
これは「男性」向きのゲームですので、女性の方は、面白くないかも(^_^;)
僕は、なかなかクリア出来ないです。緊張しちゃって…(^◇^;)

・・・・・


【ごちそうさま】
2本立てです。まずは…
ドトールの『ズワイガニ・ベーグル』320円
ズワイガニの棒肉を丸ごと一本使った、贅沢なベーグル。
ちょっとリッチな気分?
味もぜいたくで、二重丸◎。星4つ☆☆☆☆


ファミマで買った『幸福な食卓シュー』
映画『幸福な食卓』(現在上映中)とタイアップらしいです。
「幸福なかけら(アーモンドスライス)」入り。
「あなたも、きっと幸福になれます。」と書いてあります。
信じるよ!食べたからね(^_^)v
味は…ほんのりアーモンド味で、☆3つ半☆☆☆▲

【サブブログ】
サブブログ『Cafe bey☆』 もよろしく♪簡単な日記風メモって感じです。
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恋愛小説風なクリスマス?(写真・お台場)

2006-12-24 03:26:03 | 小説・物語・童話
アッサム・ティーにミルクを多めに入れた。
カーテンを少しだけ開ける。
朝の光を、こんなに気持ちよく感じたのは久しぶりだ。

君はベッドの上から、戯れの眼差しで僕を見つめた。
「まだ早いよ~」
「まだ寝てていいよ」
「あ!そのホッペの傷、痛い?」
「ああ、君が爪で引っ掻いた傷だよ!いてててて~!

彼女は枕を抱きながら、爪を立てるポーズをした。
「違うでしょ!ニャン子に引っ掻かれたんでしょ!」
「あ!そうだった…」
彼女の愛くるしい姿を見て、僕はベッドにダイビングした。
おでこにキスをしようとしたら、一匹の猫が布団の中に、もぐり込んできた。
他の2匹は、部屋の隅っこで、僕たちをキョトンと見ていた。
君は僕と、10cmの至近距離で目を合わせ、微笑んだ。

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆


そして1年が過ぎ…

ロイヤルミルクティーにブランデーを入れ、CDを入れ替えた。
「あれから1年が経つのね」
「そうだっけ?」
ワムのクリスマス・ソングが部屋いっぱいに広がった。
「今年は家族が増えたしね」
「・・・・・」
僕はドキッとした。

机に置かれた小さなツリーの電飾をぼんやり眺めた。
「家族って、猫のミュートちゃんのことよ♪びっくりした?」
一昨日、気まぐれで君が買ってきた子猫のことだった。
ミュートは部屋の隅で、僕たちを楽しそうに見つめていた。
・・・・・

(おしまい)

★彡★彡★彡★彡★彡★彡


どうもお疲れ様でした。僕の「夢」に付き合ってくれて(笑)
「恋愛小説」完! です(^_^)v
※(3回にわたり連載しましたが、前の2回は12/18と12/21記事を参照)

・・・・・

みなさん、Merry X'mas ♪ Merry Merry X'mas ♪

♪きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night…♪

山下達郎のこの曲が、街中で一番流れているような気がします。
でも、よく歌詞を読んでみると、昔の楽しかった日を思う、
さみしい『一人ぼっち』のクリスマスの歌なのです。
ちょっと暗い気もするけど…(笑)





街角のイルミネーション特集♪
今回は『お台場』の写真です。
主にツリーの写真ばかりを集めました。
上から順に…フジテレビ、デックス東京(2枚)、ヴィーナス・フォート、
MEGA WEB(ジョンレノン)、アクアシティお台場、です。

クリスマスに合わせ、5回連続でイルミネーションの写真を掲載しました。
今回で一応、最終回ということで…
これまでの5回は、つぎのところで撮りました。掲載順に…
★六本木ヒルズ、★新宿南口、★東京ドーム、★昭和記念公園、★お台場です。

まだ他にも一箇所、素敵な所に行きましたが、それはいずれまた♪
(ヒント…昭和33年建てられた日本の象徴。一番下の写真にヒントあり)
冬の夜間撮影は「寒さ」との戦いでもありました。
そして、周りの熱いカップルに耐える、寂しさとの戦いでもあったのだ(^_^;)



もう来年は、イルミなんて撮らないぞ!
当てられっぱなしじゃん、もう♪ぐすん…
(あ!そうか!来年は僕が当ててやればいいんだ!彼女とイルミを見るぞ♪)

・・・・・

【おまけ・ごちそうさま】
クリスマスにちなんで『ケーキ』といきたいところですが…
食べた~~い♪けど、今年も食べられそうにないので(笑)

チョコレートです。森永の『冬のオペラ』とロッテの『紗々』。
パッケージが素敵だったので買いました。
味は、『冬の…』は、○△×?『紗々』はかなり美味しい♪

※チョコの下の雑誌写真に、上のヒントの場所が!
ここは絶景でした♪いずれそのうち掲載します。(来年?)

【今後の予定など】
クリスマスが終わると、年末、お正月とつづきます。
当ブログの記事は、今年はあと2回の予定です。今年のまとめの記事を!
お正月は実家の名古屋に帰省するので、年始は携帯から投稿の予定です。
★サブブログの 『Cafe bey☆』もよろしく♪

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ラブノートに君の名を?小噺2(写真・昭和記念公園)

2006-12-21 02:44:07 | 小説・物語・童話
「送ってもらって、ありがとう」
君の住む街の、ささやかなイルミネーションが、
いとおしく可愛らしく見えた。

「田舎だから、駅に小さな飾りがあるだけよ」
イブの日にデートができるなんて、思ってもみなかった。
なんとなく電話で話が弾んで、イブの日に会うことになった。
僕の一方的な片思いで、友達関係が続けばいいかな?
って自信なく見つめていただけの日々だった。



「今日は楽しかったわ!わざわざここまで送ってきてくれて、ありがとう」
「どうせ暇だから…。じゃあ、気をつけてね!夜も遅いから」
「もう少しだけ、お話したいな♪」
「でも、あまり遅いと、家族の方が心配するのでは?
いっしょにイブを祝うんでしょ?」
僕たちの空間だけ、風が泊まり、時が止まり、スポットが当たっていた。


彼女は僕の手を引いて、ハニカム様に微笑んだ
「家族?」
「うん、家族とイブの夜はお祝いするって、言ってたでしょ?」
「ええ、そうよ!私の家族は・・・3匹の猫ちゃん!!」
「え?」
「猫ちゃんがお嫌いでなければ…♪」
彼女は手を強く握ってきた…

・・・・・★*♪☆

★*♪☆  つづく…かも?  ★*♪☆

僕の妄想?小噺でした~(^-^)

・・・・・



今回の写真は、立川の『昭和記念公園』のイルミネーションです。
都会のイルミもいいけど、郊外の大きな自然のなかのイルミも素敵でしょ?
23日と24日は花火があがるとか!
※HP参照…『国営昭和記念公園』HP

・・・・・



■記事その2■■■■■
『デスノート』が映画でもアニメでも、好評のようですが…

『ラブノート』があると、もっといいのにな!!
このノートに書いた名前の人物は、僕を好きになる…
好きで好きで、愛してやまなくなる…

「デスノート」主演の藤原竜也も、会見で「ラブノート」が欲しいと笑わせていたらしいですが…

もしも『ラブノート』があったなら…
きみの名を書く…
コンビニの彼女の名前も…
グラビアアイドルの彼女の名前も…

昔好きだったあの子の名前も…
あの店の、あこがれのあいつの名前も…
バスで毎朝、乗り合わせる可愛いあの子も…
…って、その子は名前を知らないから、聞かないとナア(笑)

え?そんなに書いたら、やばいって?
体力がもたない?(笑)
いやいや、もっと恐ろしいことに…『女同士の戦い』がおき、
たいへんなことに…(^_^;)ソクッ!

それはさておき、彼氏がいる女性の名前は書かないようにしないとね。
だって、相手の男性がかわいそうだから…一応、男として、プライドとマナーさ♪
(アホかって?いつものことですよん!はははっ♪)

…クリスマスが近くなると、小噺やネタに、妄想が膨らんで…(笑)

。。。。。


【おまけ・ごちそうさま】
今夜食べた、ホカホカの写真です。
『ポリンまん』です。サンクスにて見つけました。
なんだか知らないけど、変な?あんまん?なので買ってみた(^_^)v
中には黄色いクリームが入っていました。⇒『サンクスHP』

横にあるのは、『ampm限定』のコカコーラ製品に付いていたオマケです。
わんちゃんのストラップ!(X’mas バージョン)
4種類あります。写真はヨークシャー・テリアです。
明日には、もう無いかもよ!欲しい人は急いでね♪
コメント (28)
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『愛という名のもとに』じゃないけど…

2006-09-07 01:59:28 | 小説・物語・童話
ドラマ、この夏は、1つも見ませんでした。
見たかったドラマは2つありました。

1つは、『タイヨウのうた』
なんといっても「沢尻エリカ」が主演だったからね(^_^)v
前回のドラマ『1リットルの涙』では、最高に可愛かったので…



もう1つ見たかったドラマは『レガッタ』
これは、僕が以前、釣りのホームグランドとしていた『戸田漕艇場』が舞台なので、興味がありました。

ドラマはチラリとしか見てないけど、8月に写真を撮りに行ったので、掲載します。



『ボート競技』に関するドラマで有名なのは、
なんといっても『愛という名のもとに』ですよね。
当時ブレイクした「野島伸司」の脚本で、
役者も、鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介を中心にそうそうたるメンバーで、
大ヒットしましたね。(92年放送)
いつもここ『戸田漕艇場』に来ると、『浜田省吾』の主題歌が頭をかすめます。

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆



★ひさしぶりに『小説』でも書きます。
いつものように『超ショート』な物語です。★

  ・・・  

きみが昔の彼氏のもとへ戻ったのは7年前。
その後、彼女はその彼と結ばれた。

僕と彼女は、7年前の、ほんの微かな、線香花火のひと時を過ごしただけだ。
出逢って、付き合って、愛し合って、別れるまで…
ほんの、3ヶ月の出来事だった。
淡い、甘酸っぱい、でも僕にとっては、それが唯一
明るく光った一瞬のような気がする。

8月の日差しが、ボート池にギラギラ照り返してきた。
7年前、きみと歩いた公園を、ふと訪れてみた。

「シンちゃん!」
後ろから、見覚えのある声が聞こえた。
振り向くと、きみがいた。
「久しぶりね。元気?」
「う、うん…」
「何年ぶりだろう?5年?10年?そんなには…」
「7年だよ。驚いたよ。どうしてきみが、ここに?」
彼女は、あのときのままだった。
あのときのように、美しく、はにかんだ。



「別れたの…」
「・・・」
失った青春を、暑い太陽が運んできたような気がした。

「あ、そう。彼とは離婚したの?」
「・・・」
彼女は、僕の瞳を吸い取るように、じっと見つめた。
「あなたのもとに、帰ろうかなあ?」
「え?」
僕達の横を、ボートが横切った。
波しぶきが、僕の心に心地よくかかったような気がした。

「え?」
目を伏せ、彼女はいきなり意地悪に笑った。
「ウソよ!もしそうだったら、どうする?」
「・・・」

ジョギングする、学生らしき集団が、駆け抜けていった。
空を見ると、太陽が僕を焼き尽くそうとしていた。

・・・
彼女の真意は、いかに?そして、2人は?
つづく…
いや、続かないです。あとはご想像にお任せします。

・・・・



【おまけ・ごちそうさま】

グリコのアイス『和ごころ』です。
値段は「ハーゲン並」で、味も値段なりに美味いです。

夏も終わり『アイスクリーム』も、そろそろ終了かな?
僕は、暑い夏以外は、ほとんど「アイス」は食べません。
夏は、毎日?のように食べているけどね(^_^;)

みなさんは、夏以外でも、冬でも「アイス」は食べますか?
次の3択から、お答えください。↓

アイスは『寒い』時期は…(10月~4月頃)
①ほとんど食べない。
②たまに食べる。
③けっこう食べる。

僕は①です♪
今回で今年のアイスの記事も、終りかも!
そこで、「締め」を♪
今年の夏の『ベスト1』は、『ハーゲン』の『パルフェ』に決定♪
コメント (20)
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猫の海岸物語(江ノ島編)

2006-05-11 02:07:41 | 小説・物語・童話
蒼い海原の、水平線の向こうには、何があるんだろう?

「ずっとずっと、海が続くと思うよ」
「いや、滝のように、途中で途切れて、深い谷になっている気が」
「ううん、水平線の向こうは、猫の国があるんだよ」

江ノ島で、野良猫たちが集まって、たわいも無い話をしています。



「近々、『チャコ坊』が水平線の向こうに行くらしいよ!」
茶色の尻尾の白猫が言いました。
「チャコ坊、最近、船長さんのお宅に、よく入り浸っていたからなあ」
「その船長さんの船に、来週チャコ坊が乗るらしいよ」
黒まだらの猫が、寄って来ました。
夕暮れが近づいています。



に出るのかなあ…?」
「もう、帰ってこないのかなあ?」
心配そうに、黒まだら猫は遠くを見つめました。
『チャコ坊』は、今どこにいる?」
灯台のところで、ひとり海を眺めているのでは?」



草むらから白猫のメロリンが出てきました。
「あいつ、灯台のところで、彼女といたぜ!」
ミーシャちゃんと?」
「もう、逢えないかもしれないからなあ…」



駐車場に入ってきた車から、音楽が流れてきました。
「チャコの海岸物語」です。

「そろそろ、夕食の時間だよ」
「水平線の向こうには、魚がいっぱいいるらしいよ」
「『マタタビ』がたくさん生えている島があるらしい…」
『チャコ坊』帰ってくるかなあ…」



江ノ島の夕暮れ時、太陽が雲に隠れました。
お腹を空かした猫たちが、民家の路地に消えていきました。


★★ おしまい ★★


/(≡^x^)o_彡☆/(≡^x^)o_彡☆/(≡^x^)o_彡☆

これは、シリーズ「のら猫のブルース」第2弾!として書きました。
第1弾の「のら猫のブルース(浜離宮・編)」は、06年4月21日に記事にしました。⇒『のら猫のブルース(浜離宮・編)』
参照くださいね(^-^)

このシリーズは、今後も忘れた頃に?登場する予定です!

・・・・・・・・・・

【後記】
『江ノ島』の記事は、3回目(3連続)の今回でおしまいです。
前回、前々回の記事を読んでない方は、『5月5日』『5月8日』を見てね♪


一番上の「写真」は、僕と遊んだ猫とのツーショットです♪
僕の膝を『座蒲団』代わりに、寝床にするんだよ。
「野良猫」らしく、「爪」が鋭いから、蹴飛ばされる度に痛いって!(笑)

また今度、逢おうね!


★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡

【付録】おまけ!(つまらぬ付録ですが…)

♪海岸で若い二人が 恋をする物語
目を閉じて 胸を開いて ハダカで躍る ジルバ♪

「いいねえ!TUBEの歌は…」
「・・・・・?」

…こんなギャグ、昔は受けたんだけどなあ…(汗)チャン、チャン…
(もちろん、上の歌詞は『サザンオールスターズ』ですよ♪)
コメント (8)
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のら猫のブルース(浜離宮・編)

2006-04-21 01:21:09 | 小説・物語・童話
野良猫たちが、ここ『浜離宮庭園』で、相談していました。
夕暮れ前です。

「今夜は、どこで晩飯を食う?」
「築地市場は、昨夜行ったしニャア…」
「電通ビルの、倉庫は?」
「うんにゃあ、あそこは昨日警備員が見張っていたにゃん」



ここの庭園は、いつもは午後5時に閉園します。
でも、今夜は『特別ライトアップ』のため、閉園時間が夜9時です。
桜の季節に合わせ、夜桜を楽しんでもらうための、特別な数日間です。

もう5時だというのに、人間たちがいっぱいいて、猫たちを見ています。
カメラで猫たちを写そうと、構えている人もいます。



「今夜も、夜間特別ライトアップで、人間たちがウジャウジャいるよ!」
「おいらたちのことを、見ている。近づいてくる…もう、邪魔だニャン」
「あっちへ行こ!」

桜並木のほうへ、猫たちはのんびりと歩き出しました。

「ちゃ太郎は?」
「早く来いよ!置いていくニャン」
・・・・・

ちゃ太郎は、黄色い花の木の下で、動こうとしません。
「悪いなあ…今夜はガールフレンドのミイミイと、船着場でデートなんだ」
そういうと、丸くなって座りました。



「ミイミイ?おまえ、アイツはもてるから、すぐに振られるニャン」
「そうだ、そうだニャン。ミイミイは美人だし、競争率が高いニャン」
「でも、おいらはガンバるのだ!鰹の頭を、市場で手に入れたからニャン。一緒に食べるニャン」
「鰹じゃだめだなあ…鯛じゃないと…」
・・・・・

他の猫たちは、夕暮れ前に桜並木から「菜の花畑」の方に消えていきました。
ライトアップ用の、大きな照明器具が、光を増してきました。

ちゃ太郎は一匹で、ドキドキしながら、彼女の来るのを、待っています。
「早く来ないかなあ…」
お日様が、大きな木の陰に、隠れていきました。


・・・おしまい・・・


たわいもない、どこにでもある、野良猫たちのお話でした。
また、「のら猫」の物語は、気が向いたらしますね(^-^)
きまぐれに…

★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜




写真1(一番上)は、桜が散っている橋を撮りました。
写真2,3,4は、たまたま出逢った「野良猫」たち。
今回の主人公たちです。ピントがボケているけど、動いている猫を撮るのは難しい…汗
写真5は、園内の『菜の花畑』。

『浜離宮恩賜庭園』は4月13日に行きました。
その記事と写真は、前回も書きましたので参照を。

他の写真は、僕のフォト・アルバム ⇒ 『マイフォト』
…に載せましたので、よろしければご覧下さい。
『マイフォト』は、左の『ブックマーク欄』からもアクセスできます。

・・・・・

【予告】次回は…たぶん?『バトン記事』の予定です。(^_-)
コメント (22)
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