PURPLE DOT(別館)

超個人的備忘ログです。
不定期更新、記憶曖昧、自分にしかわからない記述多々。
ただの参考記録です、ご寛恕ください。

武田と哲也デビューミニアルバム「LOVE TRACKS」発売に際して

2016-10-05 22:15:41 | 日記
武田と哲也(たけだとてつや)、通称武哲(タケテツ)。
それはSkoop on somebodyのスーパーセクシーヴォイスTAKEこと武田雅治氏とゴスペラーズの我らがリーダー村上てつや(本名哲也)氏が「お前ら2人で歌え」とラヴソングの帝王であるボスこと鈴木雅之御大の命を受け組まれた「セクシーソウルデュオ」。
(※ソウルってソウルミュージックの事ね)
主に毎年のSoul Power Summitに出てて、今年はJAYEさんのデビュー40周年記念ライヴにも出てた(そして行ったよ3人で歌ってたEnd of the roadめちゃめちゃ良かったよぉ聴けてよかったよぉ泣いたよぉ)。

そんな2人がこのたびアルバム、デビュー…?
実は音源を一度出しているのです。
鈴木雅之ボスと黒沢薫氏のユニット・エナメルブラザーズのカップリングで。
でもあの時は(ちゃんと武田鉄矢氏の許可を得て)母に捧げるバラードのカヴァーだけだったわけです。
今回、晴れてオリジナル曲を6曲、世に送り出すことになりましたー!わーいわーい。
だから今回がちゃんとしたデビュー、にしてるのかな。
しかもその日がなんの因果か酒井雄二氏の誕生日。笑
一応、これから10/5は酒井氏の誕生日と武哲のデビュー記念日をダブルでお祝いすることになるのかな?覚えやすいから良いけど!

というわけで買ったもののめちゃめちゃ時間があいてしまったわけですが、ちょっとずつ感想いってみましょう。


1.EASY LOVE
のっけからなんですけど、このアルバムに一つだけ注文をつけるとしたら、この曲のタイトル…
「Do U like me?」ってずっと言ってるから、そっちがタイトルでもいいような気がして…
でも曲そのものはめっちゃかっこいいです。
いきなりアップテンポでくるのも意外。
あと、2番で「Brown Sugar」って言ってるのは、ソウルミュージックの名曲「Soul Sister, Brown Sugar」のオマージュでしょうな。

2.NITE CRUISE
ああ〜いいですね、アーバン( ´ ▽ ` )←田舎者丸出し
「溢れたくなるくらい 満ちてくるのはLove」
のとこで韻踏んでて、メロディも畳み掛けるっていうのかな。
ここ真似して歌いたくなる。笑
こだわって作ってるなー、またそれがうまくできててめっちゃいいですわー。

3. LADY CANDLE
あのー歌詞の内容についてはノーコメントで!!!←
この曲のアレンジ大好物!!
ホイップした生クリームみたいなもったり感。
なんか、てつやの曲だよって感じ←意味不明
「愛が流れ出した」のところとかスパイス効いててよかよか。
「ふたりきりのCandle light」のところからはもうライヴでめちゃ盛りあげるんだろうなって想像をかき立ててくれちゃってもう。
だぁー!!!武哲、東北さ来い!!!←命令形かよ

4. 4U
打って変わってこっちはキュンとくる。「過ぎた恋の惑い」のあたりキュンとくる。
これは昼間に知らない人に聴かせても大丈夫だね←おい
というか、プロモーションに一番使われてたのこれかなぁ。

5. LOVE SOUND
これこそ歌詞の内容が、、、。
えっと、大人な歌詞ですね!!!←
あ、アレンジK-Muto氏(ざっくり説明しとくとアルバムFRENZYの時なんかめっちゃ色々アレンジしてるよ)!!わーいわーい
「たまらなくなる〜」のとこ、歌い方真似したくなるくらい好き!!
そこだけ歌いたくてたまらなくなる。笑

6. HEAVEN
まったり、どっちかっていうと日曜の朝に聴きたいサウンド。
「この楽園に朝は来ないさ」っていう歌詞なんですけどね笑
「そのカーブも」のとこの聴き比べがめっちゃたのしい。

以上が、今回のふたりのオリジナル曲。
もうもう、アーバンなかんじ。
田舎に住んでるので、聴いてると自分が都会人に変身した気分になれますハイ。
んでもって、エr…えっと、大人の香りが溢れるネ!!!
歌詞については詳しく書きませんが←
でも一つ一つの歌詞を吟味して書いてるんだろうなって思いました。

そしてこの後3曲は、初回盤にのみ含まれているライヴ音源。
ってよく見たら2008年ですってよ!
よくまあ取ってあったね…!
もしかして、他にも良い音源があるんじゃないのかい…?
まあ音楽は生で聴くのが一番だけど、ライヴ音源あるならCDにして売ってもらいたい、買ってめちゃくちゃ聴くから!!!


7. 新大阪(LIVE)
もーこれこれきたきたきたきたきたきたきたあああああああああ!!!!!!!!!!
と大興奮のわたくし。
なんでかっていうと。
このアレンジ、2005年頃にゴスがこの曲をバンドバージョンでやった時のやつー!!!
特にイントロ。もうだーいすき!!!
これをCDに収めてくれたっていうだけでもう買いです。

8. Nice'n Slow(LIVE)
こっちはこっちで、哲也氏が「村上涙香」としてNHK-FMの「今日は一日ソウル三昧」
に出た時のこと思い出しちゃう。。あの時はほんっとかっこよかったんだよぉぉぉ、って言うと今はかっこよくないみたいな感じになっちゃうな今もかっこいいんですけど涙香かっこよかったんだよぉぉぉぉぉ
んでもって、武田氏の声のセクシーなことセクシーなこと。。
2人で歌うとセクシー2倍、いや二乗だわ。

9. 母に捧げるバラード(LIVE)
これはなんかもうライヴならではですよねー………
これ言っちゃっていいのかなー…
いや、これこそ聴いた人のお楽しみにしよう。笑


で、初回特典のDVD「BBQ打ち上げ」ですってよ。

もう、パリピでチャンネエ(哲也氏が前に言ってた)でBBQですよ。
あー都会都会。
こちとらこんな田舎でできるのは川原で芋煮会ですよ。
いやBBQもできなくないけど、タケテツはなんか都会感がぷんぷん漂ってくる。
なんかもー「材料も道具も揃ってます」「片付けはスタッフにお任せください」的な。(実際どんな感じなのかわかんないけど)
あと、スイカ割りしてるけど、そのスイカは尾花沢スイカだそうで!
(ラジオの地方プロモーションで村上氏が言ってた)
哲也氏が「アーバン」って言ってて、あーやっぱりそうだー、みたいな。
(まあ田舎に住んでるんでね、都会的な要素って何と訊かれてもよくわかんないんですけども…)
ビーチ1:フォーク1:アーバンでメローなソウル8
なんだそうです。
んでソウルミュージックっていっても日本人なんだから肌の色変えられないし日本人に伝わるようなものじゃないと意味がないって。
そういうところを大事にしてくれるから、好きなんだよなぁ。


おまけ。
アルバム発売日の当日に東京で行われた武哲のライヴ、そのセットリストの一部。
わたしはこれを見てたまげました。

M.11 EASY LOVE
M.12 NITE CRUISE
M.13 LADY CANDLE
M.14 4U
M.15 LOVE SOUND
M.16 HEAVEN

はい、よーくご覧ください。
なんとこのアルバムの曲順と一緒。
いつだか、ツイッターかなんかで誰かが
「どうしてアルバムの曲順にライヴをやらないんだろう」
って言ってたのを見かけたんですよ。
確かに、と思いつつ。
でも、ライヴは「わぁ!次はこれかぁ!」みたいな驚きも楽しみの要素の一つだと思うんです。
だから曲順にやるっていうことは、その要素を抜いてしまうというリスクを抱えるってこと。
だけど、タケテツはやってのけた。
それだけ、そんなリスクを抱えてもお客さんを満足させられるってこと。
それだけ、曲そのものを「聴かせる」自信があるってこと。
わたしはなんといってもこのことに度肝を抜かれました。
ミニアルバムだからこそなせる技。
いくら曲順ったって3曲じゃ面白みないからね。
そして、デビューの時だからこそできること。
互いに長年やってるとはいえ、タケテツ、すんげえよ!!
(だからといって曲順にやらないからいけないっていうわけじゃないからね断じて)


…書き始めてから時間が空きすぎたので、思い出したら随時足すかもしれません…
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せんくら2016・2日目に行ってきた。

2016-10-01 22:55:23 | concert
せんくら。
それは、仙台で10月の最初の週末に行われる、クラシックの祭典。
2006年に始まって、今年で11回目だそうな。
演奏するのは、世界でも活躍するようなプロの演奏家ばかり。
事実、ピアニストだけ挙げても、牛田智大くん、上原彩子さん、金子三勇士くん、加羽沢美濃さん、仲道郁代さん、などなど…
もちろんピアノだけじゃなくて、ヴァイオリンやチェロもだし、アンサンブル、オーケストラ、etcetc…

で、三日間で87公演を、仙台市営地下鉄南北線の沿線に何箇所かある会場でやるんです。
まあ、こんなに色々やるのもあって、一つ一つのプログラムは短めだけど、そのぶんチケット代金も大人1,000〜2,000円とお手頃。
なお時間厳守、次が迫っている事もあり、アンコールは基本ないと思います。
時間がはっきりしているので、公式サイトでもお勧めしているように、聴きたい公演をはしごするのもあり。
というか、はしごして聴くために、それぞれ短めにできているのだ!
…でも、聴きたいやつかぶったけどね…
そして、早めにチケット取らないと早々に完売する公演も続出。
わたしゃチケット手配するのが遅くて涙を飲んだ公演もあり…
もう、とにかく早めにチケットを押さえることをおすすめしますよ。

というわけで、2日目である10/1、別件で仙台に行く用事があったのもあり、4公演のチケット取って行っちゃいました!
うまく説明できてるかわかんないんですけど、とにかく素晴らしいイベントだと思うので、ちょろちょろ感想を書いていこうと思いまーす。

※なお、実際に聴いてから時間が経ってしまったため、それぞれの曲の感想は一言ずつくらいしかありません…



50.福田進一と華麗なるせんくらの仲間たち
11:00〜11:45
イズミティ21 小ホール
福田進一(ギター)、渡辺玲子(ヴァイオリン)、長谷川陽子(チェロ)、和谷泰扶(ハーモニカ)

福田さんは、前にせんくら行ったときにも聴いてて。その時に素敵な音色を奏でていたので、絶対外せなかったのです。
で、その福田さんがホストのような感じで様々な方と一緒に演奏する形式。
時間いっぱいいっぱいらしく、もっと喋りたいけど名前しかしゃべれません!って言ってました…
(なお喋る時はマイク使ってました)

J.S.バッハ:パルティータ BWVより プレリュード
福田さんソロで。
この音色いいね〜
ギターのみマイクで音拾ってる。

パガニーニ:協奏風ソナタより 第1楽章
福田さん、渡辺さん
演奏技術のすごさよ…

ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番より アリア
福田さん、長谷川さん
もーチェロ最高っすねー←

十河陽一:たまゆら
福田さん、和谷さん
武士っぽい?すんごーい
こんなにぴっちりハモって出せるんだ〜
って、だから、 ハーモニカ っていうんじゃ?!←

パガニーニ:三重奏曲 ニ長調より第1楽章
福田さん、渡辺さん、長谷川さん
これノリノリで聴いちゃった…クラシックでノリノリは目障り…
パガニーニ〜!!!←発狂

ピアソラ/福田進一:ブエノスアイレスの冬
全員
4人が4人とも個性出ててそれぞれ別なフレーズを弾くの(楽器違うから当たり前なんだけど)よかったぁ〜
冬から春になっていく感じわかった!!!



35.美しくきらびやかな音色〜渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル
16:30〜17:15
日立システムズホール仙台(青年文化センター) 交流ホール
渡辺玲子(ヴァイオリン)、青柳晋(ピアノ)

2回連続で渡辺さんになっちゃったけど、渡辺さんの超絶技巧が聴けてホクホク。
あとこの公演は自由席でして、思わず近くまで行きましたわ。えがった。
そして、青柳さん、堺雅人氏にちょっと似てる気がするの自分だけ?
笑顔が似ててびっくりしたぞ。演奏も素敵!

J.S.バッハ/シゲティ:アリオーソ
プログラムを振り返ると、落語でいう「枕」みたいなものだったのかな。

18世紀から19世紀のハプスブルグ崩壊前後の曲を中心に演奏するそうです。

クライスラー:ウィーン奇想曲
これがこのプログラム中、一二を争うくらい気に入った!
こういうの待ってたー!!!

ワーグナー/アウアー:夢
元は歌曲なんですね。それをヴァイオリンとピアノでアレンジ。
これの歌詞の内容もせつなくて素敵ですよ〜。

R.シュトラウス/ジンゲル:子守歌
ぽろぽろと弾くピアノが、子守歌らしくほんわかした雰囲気を醸し出す。
これもかなり好みでした!

R.シュトラウス/プリーホダ:歌劇「ばらの騎士」より ワルツ
やっぱりシュトラウスってワルツ大好きだよね〜…
たぶん本人も陽気な人だったんだろな。

ここから20世紀の曲、ハプスブルグ崩壊だよ〜、らしいです笑

ショスタコーヴィチ/グリックマン:3つの幻想的な舞曲
これはなかなか弾きこなせないわー。。
ショスタコーヴィチ感←

ラヴェル:ツィガーヌ
これすごかった。技術的にも表現的にも。
ただただ素晴らしい演奏に度肝抜かれまくってた。



53.成田達輝&萩原麻未 〜ベートーヴェン“ヴァイオリンの第九”クロイツェル・ソナタ
18:45〜19:30
イズミティ21 小ホール
成田達輝(ヴァイオリン)、萩原麻未(ピアノ)

そして、2回連続のヴァイオリンとピアノ。こちらは若さ溢れる演奏でした。成田くん、端正な顔立ちだし、女性ファン増えるんじゃないかしら。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」
第一楽章
成田くん、髪の毛振り乱しながら激しく弾いてた。

第二楽章
死んだ、、いや生き返った?みたいな、感情の高低差。

第三楽章
祭りだー!!!的な華やかさ。

…直後に↓の公演が控えていたこともあり、感想ほんと短くてごめんなさい。
でも2人とも今後が期待できる若者でしたわよ!!



56.スター・ウォーズ×仙台フィル!
19:45〜20:45
イズミティ21大ホール
高関健(指揮)、仙台フィルハーモニー管弦楽団

え?スターウォーズ?なんで?
とお思いの方がいらっしゃるかも知れませんが、どうしてどうして。
オーケストラが映画音楽を演奏するのは当然と言っても過言じゃない(昔の無声映画とかは除きますよ)。
実際、パイレーツオブカリビアンとか、ハリーポッターとか、あとディズニー系だってそうだし、スターウォーズの作曲家ウィリアムズさんが担当した映画のスーパーマンとかETもそうだし。
クラシックってお堅いイメージ持ってる人もいっぱいいると思うけど、実はめっちゃ身近にあるんですよー。聞いたことある!っていうの結構あるんですよー。
まあとりあえずいってみましょう。

ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
もうなんか空から何かが襲ってきそうな臨場感。
わたしゃ目の前のコントラバスの音がすごくてそっちにばっかり耳が行ってました笑
でも、それでもいいと思えるくらい重厚。全身で音を浴びるって最高…!!!

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」より 魔王カスチェイの凶悪な踊り、子守歌、終曲
カスチェイの踊りはこわかったなー。
だから、そこからの子守歌、からの終曲の流れは素晴らしかった。
終曲なんて本当に美しくて、頭の中に飛んで行く鳥が見えて、思わず涙。
歌詞がない曲でこんなに感動して泣くの、もしかしたら初めてかも知れない…!

ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲
指揮の高関健さん、「クラシックマニアの人には、あの作曲家っぽいなと思うところがいくつかあるのがわかる」って言ってた、、、わたしゃなんとなくしかわかんない、くやしーい!もっとお勉強しよう!!
っていうかもっとちゃんとピアノの練習しとくんだった!!!





以上、わたしのせんくら2016でした。

でも実は、わたしスターウォーズってまともに見た記憶がないんです…エピソード4をながら見…?(だめじゃん)
でもね、それでなんで聴きに行ったかっていうと。
先日行った、高崎音楽祭のビッグバンドコンサート。
めちゃ良い音ですんばらしいハーモニーで大満足だったんですが、次の日仕事で、職場では正直好みとは程遠い曲が流れてたんですよ…(っていうか仕事中に日本語の音楽流れてるっていうだけで集中切れるからしんどいんですよねー)
だから、せっかく開いた耳が一気にフタされちゃった。騒音もあるし。
それがすごく哀しくてね…
だから、オーケストラの音(金管楽器もあるし)を聴けば、復活するんじゃないかと思って。次の日日曜日で休みだし。
おかげさまで、次の日は耳が幸せでした〜。
(あっちこっち移動したのもあって体力は減ったけどもね…)

クラシック"も"聴くのは好きだけどそこまで詳しくない自分がいろいろ書いても、せんくらの魅力はちゃんと伝えきれないかも知れないけれど、とにかく「本物の音に生で触れる」、それも、いわば音のビュッフェを堪能して、
「あっちも美味しい、こっちも美味しい、もう満腹!!!」
みたいな感じになったので、いつもゴスペラーズばっかり行ってますが、それだけじゃなく、ほんといろいろ生で聴くのおすすめですよ〜。





…それに、こういうところに行くと、思わぬ「いいこと」(?)に遭遇するかもしれないし。
えーと、それが何かは伏せておきます!
気になる人は、わたしに直接会いに来て直接聞いてね☆←
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