PURPLE DOT(別館)

超個人的備忘ログです。
不定期更新、記憶曖昧、自分にしかわからない記述多々。
ただの参考記録です、ご寛恕ください。

やまぎんホールでクラシックのコンサート観たらゴスに来てもらいたくなった

2020-10-10 20:55:30 | concert
タイトルの通りです。
いやこの状況で無理なのはわかってる。
でも、来て欲しかったなあ…やまぎんホールに。

てか行ってから日にち経っちゃったのでざっくりと(またかよ)
※毒づいてもいます。

正式名称
やまがた芸術の森音楽祭2020~映画の森~
とかいうらしいですよ。()

というかやまぎんホールには初めて入ったんだけど。
10時前かな?建物の中に入ったら消毒液と検温の機械はあったけど、誰もいないからスルーして入る人絶対いたと思う…
わたしは自主的にやりましたけど…


最初は映画。
『あまねき旋律(しらべ)』
インドの奥地?で歌いながら農作業する人達がいるっていうドキュメンタリー。
歌もなんか独特というか…アカペラなんだけどポップスとかクラシックとかのジャンルとは全然違う。
むしろあのー…ヨイトマケ?
なんか作業しながら「せーの」ってやる代わりに歌ってるみたいな。
でもラブソングみたいなのもあるみたいで。
あとキリスト教がそこまで行き渡ってるからキャロル系のアカペラまじでうまかった。


続いてジャズコンサート。
小川理子スペシャル・ジャズライブ
なんと無料…!!!
こちらは一階のスペースで、旧県民会館に置いてあったピアノをこちらに移設したものを使って。
西濱専務理事がいて、小川さんについて解説してた。
パナソニックかなんかの役員さんもやってて、大阪万博の最終プレゼンも務められた方だそうです
(無知ですみません)
歌も歌うんですけどこれがうまくて。
聴いてたら涙が…
生のプロの歌そのものに触れてなかったからなのかな…
サッカーの応援で無意識に聴いてますよーと言っていたのでEntertainerはやった。
あとWhat a wonderful worldもやった。
素晴らしかった…
再び西濱専務理事がマイクの前に。
次に来る時はお金取ってもいいですか?の一言にもちろん拍手。
山形にはジャズ喫茶もあるんだから、と。


そしてこの日のメインイベント。

オーケストラ・コンサートA「山形ゆかりの音楽と"もがみ"」

チケットの半券にあらかじめ名前と電話番号を書いて、入口で見せたら自分で半券切って箱に入れるというシステムみたいです。
何かあってもこれで連絡するって算段。
入場したらすぐブラボータオルとブラボー手ぬぐいが売られていて思わず購入。
山形県民なら安く買える県民割っていうのが適用されるみたい。
あと県民割で山響関連のコンサートのチケットも安く買えるのかな?

そしてホール内部へ…
2階席だけど割とステージから距離がある。
あー天井高くて理想的な音響なのでは?!
(音響的には最高かも!ただステージから遠いとアーティストから遠い!って嫌がる人もいるかもだけど)
だがしかし、トイレは綺麗だけど個室の数やらなんやらは高崎芸術劇場のほうが圧勝だった…
複数箇所入ったけど(キモい…?いや偶然よ)こっちにはパウダールームないし…
後日NHKの突撃カネオくんでもトイレを整備すると集客期待できるっていうんで、お金かけて改修して業績上がったって話あったし…ぶつぶつ…
ロビーのドリンクとかもあっちはちょっとしたバーみたいだったな…とはいえ今はコロナでドリンク提供ないんだと思うけど。

さて演奏は素晴らしかったですよ。(ざっくりすぎん?)
前半、愛の武将隊?の人達が出てきて。凛々しかったなー
それとゴジラって変拍子ってやつなの?!演奏大変そう!!!ってこんな時にならないとそういうの意識できなかったのでありました…
あとおくりびとの曲はやはりとてもよいな…
後半の「もがみ」。
冒頭に出てきた尺八と長唄?のお2人も良かった。
「はやり風邪にはかからないように〜」みたいなこと歌ってなかった?
いやー小曽根真様のピアノも聴けて感激。
しかしピアノ協奏曲って他の演奏の音がでかくなるとピアノの音が埋もれ気味だな…って前に横山幸雄様がラフコン弾いてた時もそんな感じだったから仕方ないのかな。
でも金管楽器の音めっちゃ飛んでくるー!そこは最高!!!
(ここならゴスがGBB連れてきても遜色ない音色を響かせられる気がする!!!!!いやでもゴス的には南陽のホールの方がお気に入りかなぁ…でも絶対来てみて音響をどう感じるか体感してほしいってかここで歌うゴスの歌聴きたかったよおおおおお←と演奏中割とそういうことばっかり考えてたってだめじゃん)
あとハモンドオルガンってパイプオルガンみたいな音色するんだねーって思ったらパイプオルガンの音も浴びたくなったよ…ここ何年も浴びてないよ…
で。
演奏が終わって、近くの人が立ち上がった…
えっ立ち上がらないためのブラボータオル&手拭いなんじゃないの…?!
と思って後から注意事項見たら「立ち上がっちゃダメ」なる文言はなかった…
いやそれは想定してなかったから書かなかったってだけで、立ち上がっちゃダメってわからん…???
書かないとわからん??????
でも後日なんかの記事で好意的に書かれてたみたいで…
おいゴスライヴより緩いってどーゆーことなの…
じゃあゴスライヴで立ち上がっちゃダメってなんなんってなるやん…???
なんか…基準とは…??????

そういう面で、悔しさばかりが残るコンサートでした…_| ̄|○
なんか疲れちゃって次の日寝てたわ笑笑
余裕があれば次の日も色々聴きたかったんだけどなー。無念。

あ、結果的に連絡もなく無事でした。そこんとこは明記しとかないとね。
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せんくら2016・2日目に行ってきた。

2016-10-01 22:55:23 | concert
せんくら。
それは、仙台で10月の最初の週末に行われる、クラシックの祭典。
2006年に始まって、今年で11回目だそうな。
演奏するのは、世界でも活躍するようなプロの演奏家ばかり。
事実、ピアニストだけ挙げても、牛田智大くん、上原彩子さん、金子三勇士くん、加羽沢美濃さん、仲道郁代さん、などなど…
もちろんピアノだけじゃなくて、ヴァイオリンやチェロもだし、アンサンブル、オーケストラ、etcetc…

で、三日間で87公演を、仙台市営地下鉄南北線の沿線に何箇所かある会場でやるんです。
まあ、こんなに色々やるのもあって、一つ一つのプログラムは短めだけど、そのぶんチケット代金も大人1,000〜2,000円とお手頃。
なお時間厳守、次が迫っている事もあり、アンコールは基本ないと思います。
時間がはっきりしているので、公式サイトでもお勧めしているように、聴きたい公演をはしごするのもあり。
というか、はしごして聴くために、それぞれ短めにできているのだ!
…でも、聴きたいやつかぶったけどね…
そして、早めにチケット取らないと早々に完売する公演も続出。
わたしゃチケット手配するのが遅くて涙を飲んだ公演もあり…
もう、とにかく早めにチケットを押さえることをおすすめしますよ。

というわけで、2日目である10/1、別件で仙台に行く用事があったのもあり、4公演のチケット取って行っちゃいました!
うまく説明できてるかわかんないんですけど、とにかく素晴らしいイベントだと思うので、ちょろちょろ感想を書いていこうと思いまーす。

※なお、実際に聴いてから時間が経ってしまったため、それぞれの曲の感想は一言ずつくらいしかありません…



50.福田進一と華麗なるせんくらの仲間たち
11:00〜11:45
イズミティ21 小ホール
福田進一(ギター)、渡辺玲子(ヴァイオリン)、長谷川陽子(チェロ)、和谷泰扶(ハーモニカ)

福田さんは、前にせんくら行ったときにも聴いてて。その時に素敵な音色を奏でていたので、絶対外せなかったのです。
で、その福田さんがホストのような感じで様々な方と一緒に演奏する形式。
時間いっぱいいっぱいらしく、もっと喋りたいけど名前しかしゃべれません!って言ってました…
(なお喋る時はマイク使ってました)

J.S.バッハ:パルティータ BWVより プレリュード
福田さんソロで。
この音色いいね〜
ギターのみマイクで音拾ってる。

パガニーニ:協奏風ソナタより 第1楽章
福田さん、渡辺さん
演奏技術のすごさよ…

ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番より アリア
福田さん、長谷川さん
もーチェロ最高っすねー←

十河陽一:たまゆら
福田さん、和谷さん
武士っぽい?すんごーい
こんなにぴっちりハモって出せるんだ〜
って、だから、 ハーモニカ っていうんじゃ?!←

パガニーニ:三重奏曲 ニ長調より第1楽章
福田さん、渡辺さん、長谷川さん
これノリノリで聴いちゃった…クラシックでノリノリは目障り…
パガニーニ〜!!!←発狂

ピアソラ/福田進一:ブエノスアイレスの冬
全員
4人が4人とも個性出ててそれぞれ別なフレーズを弾くの(楽器違うから当たり前なんだけど)よかったぁ〜
冬から春になっていく感じわかった!!!



35.美しくきらびやかな音色〜渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル
16:30〜17:15
日立システムズホール仙台(青年文化センター) 交流ホール
渡辺玲子(ヴァイオリン)、青柳晋(ピアノ)

2回連続で渡辺さんになっちゃったけど、渡辺さんの超絶技巧が聴けてホクホク。
あとこの公演は自由席でして、思わず近くまで行きましたわ。えがった。
そして、青柳さん、堺雅人氏にちょっと似てる気がするの自分だけ?
笑顔が似ててびっくりしたぞ。演奏も素敵!

J.S.バッハ/シゲティ:アリオーソ
プログラムを振り返ると、落語でいう「枕」みたいなものだったのかな。

18世紀から19世紀のハプスブルグ崩壊前後の曲を中心に演奏するそうです。

クライスラー:ウィーン奇想曲
これがこのプログラム中、一二を争うくらい気に入った!
こういうの待ってたー!!!

ワーグナー/アウアー:夢
元は歌曲なんですね。それをヴァイオリンとピアノでアレンジ。
これの歌詞の内容もせつなくて素敵ですよ〜。

R.シュトラウス/ジンゲル:子守歌
ぽろぽろと弾くピアノが、子守歌らしくほんわかした雰囲気を醸し出す。
これもかなり好みでした!

R.シュトラウス/プリーホダ:歌劇「ばらの騎士」より ワルツ
やっぱりシュトラウスってワルツ大好きだよね〜…
たぶん本人も陽気な人だったんだろな。

ここから20世紀の曲、ハプスブルグ崩壊だよ〜、らしいです笑

ショスタコーヴィチ/グリックマン:3つの幻想的な舞曲
これはなかなか弾きこなせないわー。。
ショスタコーヴィチ感←

ラヴェル:ツィガーヌ
これすごかった。技術的にも表現的にも。
ただただ素晴らしい演奏に度肝抜かれまくってた。



53.成田達輝&萩原麻未 〜ベートーヴェン“ヴァイオリンの第九”クロイツェル・ソナタ
18:45〜19:30
イズミティ21 小ホール
成田達輝(ヴァイオリン)、萩原麻未(ピアノ)

そして、2回連続のヴァイオリンとピアノ。こちらは若さ溢れる演奏でした。成田くん、端正な顔立ちだし、女性ファン増えるんじゃないかしら。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」
第一楽章
成田くん、髪の毛振り乱しながら激しく弾いてた。

第二楽章
死んだ、、いや生き返った?みたいな、感情の高低差。

第三楽章
祭りだー!!!的な華やかさ。

…直後に↓の公演が控えていたこともあり、感想ほんと短くてごめんなさい。
でも2人とも今後が期待できる若者でしたわよ!!



56.スター・ウォーズ×仙台フィル!
19:45〜20:45
イズミティ21大ホール
高関健(指揮)、仙台フィルハーモニー管弦楽団

え?スターウォーズ?なんで?
とお思いの方がいらっしゃるかも知れませんが、どうしてどうして。
オーケストラが映画音楽を演奏するのは当然と言っても過言じゃない(昔の無声映画とかは除きますよ)。
実際、パイレーツオブカリビアンとか、ハリーポッターとか、あとディズニー系だってそうだし、スターウォーズの作曲家ウィリアムズさんが担当した映画のスーパーマンとかETもそうだし。
クラシックってお堅いイメージ持ってる人もいっぱいいると思うけど、実はめっちゃ身近にあるんですよー。聞いたことある!っていうの結構あるんですよー。
まあとりあえずいってみましょう。

ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
もうなんか空から何かが襲ってきそうな臨場感。
わたしゃ目の前のコントラバスの音がすごくてそっちにばっかり耳が行ってました笑
でも、それでもいいと思えるくらい重厚。全身で音を浴びるって最高…!!!

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」より 魔王カスチェイの凶悪な踊り、子守歌、終曲
カスチェイの踊りはこわかったなー。
だから、そこからの子守歌、からの終曲の流れは素晴らしかった。
終曲なんて本当に美しくて、頭の中に飛んで行く鳥が見えて、思わず涙。
歌詞がない曲でこんなに感動して泣くの、もしかしたら初めてかも知れない…!

ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲
指揮の高関健さん、「クラシックマニアの人には、あの作曲家っぽいなと思うところがいくつかあるのがわかる」って言ってた、、、わたしゃなんとなくしかわかんない、くやしーい!もっとお勉強しよう!!
っていうかもっとちゃんとピアノの練習しとくんだった!!!





以上、わたしのせんくら2016でした。

でも実は、わたしスターウォーズってまともに見た記憶がないんです…エピソード4をながら見…?(だめじゃん)
でもね、それでなんで聴きに行ったかっていうと。
先日行った、高崎音楽祭のビッグバンドコンサート。
めちゃ良い音ですんばらしいハーモニーで大満足だったんですが、次の日仕事で、職場では正直好みとは程遠い曲が流れてたんですよ…(っていうか仕事中に日本語の音楽流れてるっていうだけで集中切れるからしんどいんですよねー)
だから、せっかく開いた耳が一気にフタされちゃった。騒音もあるし。
それがすごく哀しくてね…
だから、オーケストラの音(金管楽器もあるし)を聴けば、復活するんじゃないかと思って。次の日日曜日で休みだし。
おかげさまで、次の日は耳が幸せでした〜。
(あっちこっち移動したのもあって体力は減ったけどもね…)

クラシック"も"聴くのは好きだけどそこまで詳しくない自分がいろいろ書いても、せんくらの魅力はちゃんと伝えきれないかも知れないけれど、とにかく「本物の音に生で触れる」、それも、いわば音のビュッフェを堪能して、
「あっちも美味しい、こっちも美味しい、もう満腹!!!」
みたいな感じになったので、いつもゴスペラーズばっかり行ってますが、それだけじゃなく、ほんといろいろ生で聴くのおすすめですよ〜。





…それに、こういうところに行くと、思わぬ「いいこと」(?)に遭遇するかもしれないし。
えーと、それが何かは伏せておきます!
気になる人は、わたしに直接会いに来て直接聞いてね☆←
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