カブトムシ!かぶとむし!
夏と言えばカブトムシTrypoxylus dichotomus だ!
近所の雑木林に遊びに行ったところ、うまい具合に樹液の滲み出たクヌギを見つけた。
で、夜を待って懐中電灯片手に再訪したところ、いるわいるわ!
「び~ん」とか言いながらフツーに飛んでくるしな。
でも他の虫も多く、5cmくらいのスズメガには4回ほど激突されたし、ゴキブリはウロチョロしてるし。
スズメバチはおねむでヨカッタ。ま、特に嫌いな虫もいないからいいんだけど。
つがいをゲット。前から思ってたんだがここいらのカブトムシって赤みが少なくて色黒ねぇ。
亜種?(T.d.dichotomus
T.d.septentrionalis
T.d.takarai
T.d.inchachina
T.d.tunobosonis
T.d.plitus があるらしいが…?)
♂のほうは全長(含角)7.5cm、体長(不含角)5.5cmってところです。なかなか大きい☆
♀はちょっと小さ目かな、4.5cmってとこかしら。
折角なのでちょいとお持ち帰りしました。
水槽に腐葉土と朽木を投入し、(彼らが元いた所のものを使うのが最良なのだろうが、
その中には招かれざるお客…中には多少危険なものも混じってるものなので、ここは市販のものを。)
樹にバナナのセグメントををヌチッと塗り付ける。
(ここは昆虫ゼリーを使いたくない派。カビやダニの危険性を考慮すればゼリーの方が楽だろうに、
私は何故か果物党だ。ただし、常識としてスイカなどは水分が多いために食べるとお腹を壊し、
早死にするからNG!というのはある。)
よし、少年時代が甦る!!
♂をクラウス、♀をエメトゥナと名付けた。
このデカイ角がモーレツにカッコいい!!
このもっさりしたおしりがトンデモナク可愛い!!
この黒光りする甲がエスプレッシーヴォに美しい!!
…ところで♀♂一緒にしたんですけど、交尾しませんねぇ。仲良いんですが。
♀はキュウキュウ鳴きながら(正確には胸部背板を頭部と擦り合わせて音を出している)
ちょこまか動き回るんですが、落ち着きまくりの♂がひょっとしたらそこそこご老体かもしれません。
生物学生間の一部では少々通った話、私は「生殖系は必ず失敗させる呪い」にかかっているらしく、
大学で行なわれる実験においても生殖に絡まると大体成功しない。
スンクスの交尾を観察→ ♀に噛みつかれ嫌われまくる♂(逆に珍しいらしい☆)。結局成功せず。
ウニ卵の発生→ ウニ精子が見つかりません(成功者に見せてもらおう)
受精卵ゼロ(成功者から分けてもらおう)
発生しねぇ(どうしよう)
タナゴに卵を産ませる→ 産まないから諦めてまた後日… etc.
折角つがい捕まえたから観たかったのにな。
もうすぐオケの合宿なので、それまでに元いた場所に返すつもりです。
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・take off: クマゼミ、羽化る。
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