伊藤 克浩(べるお/Beruo)の「折れない心」ブログ

理学療法士伊藤克浩(べるお/Beruo)のサッカーとフットサル、そして理学療法に関するブログ。

神経リハビリテーションの中のボバースコンセプト

2010年10月30日 | Weblog
 来週のシンポジウムに向けて書いた内容をボバ研のコラムとして書いたがブログにも紹介しておきたい。

 1940年頃にベルタ・ボバース女史が、それまでの伝統的な理学療法(関節可動域訓練や電気治療)では改善できなかった王室の肖像画家の麻痺手に対して試行錯誤を繰り返されたところからボバース概念は始まった。この概念はその後70年間にわたり、その対象者にとって価値のある知識や技術は取り入れ、そうでないものは捨て去るという発展を遂げながら世界中に広がっていった。特にヨーロッパでは約8割の療法士が第1選択としてこの概念を中枢神経疾患の治療に用いるというところまで広がりを見せた。対象者一人一人の症状や個別性に合わせて介入方法を変えるというこの概念は、対象者やその家族の期待に応える発展を遂げたが、その一方で個別性に合わせるためには療法士のクルニカルリ-ズニング能力に依存する部分が生じること、治療効果を標準化することが難しいことなどから「普遍的な技術体系としてその根拠は?」と度々批判にさらされてきた。

 1970年頃には紀伊克昌氏(森ノ宮病院名誉副院長)によって日本にもこの概念は導入されたが、日本のリハビリテーションの概念そのものがアメリカからの影響を強く受けていたため、脳卒中のリハビリテーションは残された半身でADLの自立を目指す考えが中心であり、麻痺の改善に取り組む、もしくは脳の可塑性を理論背景にするとしたボバース概念は「障害受容を遅らせる」などの理由で排他的な扱いを受ける事も多かったが、紀伊氏を筆頭とした指導者らの治療はそれを見た医師・対象者、そしてその家族らに受け入れられ、日本でも急速な広がりをみせた。

 1996年に神経科学に基づくリハビリテーションは劇的な展開を見せた。Nudo博士のサイエンス論文により、麻痺側からのアプローチが脳のマッピングを変える事が明らかになり、ボバース概念に基づくアプローチやCIMT(麻痺側上肢の強制使用アプローチ)の理論的根拠が証明されることとなった。しかしながら、そのボバース概念に基づくアプローチを行った結果のエビデンスについては「ADLといった量を指標としたRCTでは結果を出せていないため今後の課題である」と脳卒中ガイドラインやステップⅢカンファランスでは試摘を受けている。

 現在のボバース概念は高草木薫(旭川医科大学)教授、シェッペンズ博士らの4足動物の脳幹・脊髄研究を元にした先行随伴性姿勢調整や歩行のメカニズム、そして泰羅雅人(日本大学)・酒田英夫(東京聖栄大学)・彦坂 興秀(順天堂大学)教授らの研究を元にした身体図式、運動学習といった大脳皮質・頭頂連合野機能に焦点をあてた理論を背景に病態解釈をしている。そして対象者に必要であれば装具療法、CIMTやトレッドミル・筋力トレーニング等を手段として用いることを推奨する立場をとっている。現代、そしてこれからのボバース概念は「クリニカルリーズニングに基づいて神経科学を背景とする問題解決アプローチ」と表することができるのかもしれない。

 現在、同じ神経科学を理論的背景にしている治療体系として認知神経リハビリテーションやCIMTが存在するが、それらとボバース概念に基づく治療の違いを挙げるとすると、ボバース概念は脳損傷者の障害を随意運動や運動学習の障害と捉えるだけでなく、橋・網様体脊髄路系、前庭脊髄路系の非機能化による姿勢調整機構の障害としても捉えている事にあるであろう。

 そして、我々はその事が床反力を含めた環境からの情報を誤ったものとさせ、結果として運動学習の問題を生じさせるとも考えているので、体幹を含めた姿勢調整機能への治療介入を行うこと、そして二次的に筋・関節に生じた非神経要素の問題も脳にとっては異質な情報を入力する問題であるとして焦点をあてている。それらの姿勢や筋・関節に起こった様々な問題は誤った運動学習や代償的かつ過剰で非効率的な運動の構築化につながると考えていて、それら皮質下の問題にも焦点をあてて問題解決に取り組もうとしていることが他のアプローチとの若干の切り口の違いであるかもしれない。また、認知神経リハビリテーションは療法士がADLに関わらない、というイタリアの医療事情の影響も受けていると思われる治療体系なのでADLや24時間コンセプトを重要視する「ボバース概念に基づくアプローチ」とは一線を画する要素がある。

 また、EC圏では保険システムの関係からオランダでボバース概念とエビデンスレベルの高いCIMTやトレッドミルアプローチを取り入れた「神経リハビリテーション講習会/脳卒中」という240時間の講習会を受けた療法士の保険請求を18%程度増額するという取り組みが始まり、ドイツやスイスもその影響を受けつつある。また、スイス・イタリアを中心にボバース概念と認知神経リハビリテーション、そしてPNFの概念を共有した「神経環境リハビリテーション21」という団体の発足計画もある。

 いずれにしろボバース概念に基づくアプローチの根底には、「非治療群を作らない、どんな重症者も切り捨てない」というボバース夫妻の Holistic Approach 概念が今も生き続けているため、その治療効果のエビデンスを得るために標準化することが困難であること、そしてどのような療法士でも同じ効果を出せる普遍的な技術か?といった部分については今後も問われ続けるであろう。

 近年のボバース概念については大槻利夫氏が理学療法学vol.37臨床入門講座第1シリーズに「ボバースアプローチのこれまで、そしてこれから」というタイトルで連載されているので参照されたい。   


今後の予定(自分用)

2010年10月29日 | Weblog
今後の予定です。ホテルのPCから見れるようにブログにも書いておこう。

2010'10/29-31 山梨リハビリテーション病院インフォメーションコースA 講師
2010'11/5 埼玉医科大学セミナー 講師
2010'11/6 Dr Nigel Lawes講演会「運動学習」参加(大阪) 
2010'11/7 合同会社geen企画 東京ビッグサイトシンポジウム シンポジスト
2010'11/15-20 山梨リハビリテーション病院 成人片麻痺基礎講習会 講師
2010'11/27-28 (社)日本ボバース研究会関東ブロック研修会(群馬)参加
2010'11/29-12/3 グァム島
2010'12/5 白寿医療学院キャリアアップセミナー 講師
2010'12/8 (社)日本ボバース研究会役員会 参加
2010'12/9 JBITA会議 参加
2010'12/10-12 JBITA講師対象講習会(メアリー・リンチ女史)参加
2010'12/17-19 山梨リハビリテーション病院インフォメーションコースB 講師
2011'1/21-23 山梨リハビリテーション病院インフォメーションコースC 講師
2011'2/3-4 群馬県理学療法士会 理学療法士講習会「運動学習」講師(予定)
2011'2/5-6 九州活動分析研究会 講師
2011'2/12 日本ニューロリハビリテーション学会 参加(予定)
2011'2/13 神奈川ボバース研究会 講師
2011'2/19 (社)日本ボバース研究会関東-甲信越神ブロック成人合同研修会及び県代表者会議出席

職場のソフトバレー大会でJAPON選抜準優勝!

2010年10月28日 | Weblog
 今日は職場のソフトバレー大会でした。みなさんお疲れ様でした。そして最後まで残って応援してくれたみなさんありがとうございました。予定通り準優勝できましたね。(笑)

 賞金は15,000円でした。参加前に宣言していたとおりYAMAON JAPoNの運営費に充てさせていただきます。武田消毒カップのエントリー費用かな・・とも思ったけどみんなに還元できて形に残せるニューボール購入に充てたいと思っています。随分ボール達も傷んできましたからね。

 ところで今日の決勝戦の最後・・サーブは失敗して失礼いたしました。(;_;)ウルウル

 チームのみんなにも「勝負していいか?」と確認して放ったサーブでしたが夢を砕きましたね。スミマセン。(^^;アセアセ

 でも・・あれは必然です。入れば絶対に取れないサーブを打ちました。バレーボールと人生には「流れ」で勝負しなければならない局面が必ず来ます。

 大したブロックでも無いのに決めた後にコートを走り回って・・
 そして、ここしかない!というところにトスフェイントを落として・・

 その流れをみんなと作りました。

 もし圧倒的にこちらに「流れ」が来ているなら2セット目で優勝していたでしょう。

 最後のサーブを「置き」に行って負けたらこんなに晴れやかに「みんなよく頑張った!」と思えず後悔していたかもしれません。

 人生にもこんな瞬間がなんども来ます。「こうしておけば良かった・・」と思わずにすむ選択をしていきたいですね。

 過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えることが出来ます。来年も「勝っても負けても満足できる」準優勝を狙いましょう。(*^ー゜)b

 さあ、フットサル大会「武田消毒カップ」に向けた流れ・・みんなでどう作り上げますか?

愛媛にて

2010年10月25日 | Weblog
愛媛から帰還しました。

今回は皮質下機能に焦点を当てながら講義。網様体系・前庭系、そして辺縁系機能にも・・

神経リハはBMIや電磁刺激など・・今まさに脳の皮質に焦点が当てられていますが、下降路は辺縁系も含めた皮質下の機能を「ヒト科の動物」も使うわけです。

そして実技では普遍的な技術に近づくための新しい試みにチャレンジ。同じハンドリングで起こるべき反応について共感できたと思います。

患者さんのデモンストレーションでも皮質下機能が音を立てて変わる瞬間を共感できました。OAを伴う発病後かなり経過した片麻痺をお持ちの方と一緒に隙間20cmあるプラットホームからプラットフォームをジャンプして渡りました。

運動学習の根本的理論の底には「できるはずはない」ではなく、「できるかもしれない!やってみよう!」トライ・・の結果の「教師あり学習」が存在するべきで、報償系も含めた回路にアクセスできるかが勝負であると我々は考えています。

今回の愛媛アシストジャパン研修会の企画役は高知アシストジャパンの面々でした。
来年は8/12から高知「よさこい祭り」に合わせた研修会を打診中。

周さんが踊っている姿を見られるかも・・

愛媛研修会

2010年10月19日 | Weblog
四国ブロック研修会
日時: 平成22年10月23日(土)14:00~17:00
               24日(日) 9:00~12:00
会場: アシストジャパン3号館 2階研修室
    愛媛県松山市南高井町1817番地1
テーマ: 「ハンドリングによる動作分析」 
内容 : 実技中心に講義・症例検討 
講師: 伊藤克浩先生(国際ボバース講師会議成人片麻痺上級インストラクター 山梨リハビリテーション病院 理学療法士)
参加費:両日6,000円 1日のみ3,000円(消費税を含みます。食事代、宿泊費、懇親会費は含まれません。)
■参加申し込み・お問合わせ
アシストジャパン高知  内藤秋光
mail:aj-bobaben@assistjapan.com
【お申し込み】
必要事項を入力のうえ、申し込みフォームからお申し込み下さい。
※ 両日参加または1日のみ参加(参加日)を備考欄に記載下さい。
※ 申し込み多数の場合は選考させて頂く場合があります。
※ 半袖、短パンなど、実技ができる服装の準備をお願いします。
※ 駐車場に限りがありますので、お乗り合わせの上お越し下さい。
※ 講習会申し込みフォーム 内の講習会名は、『伊藤先生研修会』・講師名は、『伊藤先生』とご記載下さい。
受信確認後、受け付けた旨をメールにて返信致します。
1週間経過しても返信が無い際は、お手数ですが、再度、送信をお願いします。
受講決定後、受講の可否と必要書類を送信致しますので、連絡先アドレスは原則としてパソコンのアドレスを記載して下さい。

久々の平日休み

2010年10月18日 | Weblog
 今日はフットサルの練習日でした。先ほど帰宅しました。

 で、明日はほんとうにひっさびさの平日休み。

 ・・というかずーっと休みがなく体が悲鳴をあげてきたので無理言って取らせてもらいました。(^^;アセアセ


 さて、もし午前中目が覚めたら・・ヾ(^^;ヲイヲイ

 まず、庭の手入れとパソコン周りのお掃除・・、そしてgeneのシンポジウムの資料を仕上げ・・、PT協会の査読登録、一段落したらオートバックスに行って新車用の座布団とかリミッター外し(走行中もテレビを見られる装置)を物色・・、ついでに20インチのホイールを下見しようかな・・。

 起きた時間にもよりますが、午後に余裕が出来れば温泉ランドでマッサージ受けたいな・・

 週末は愛媛で講演。来週は金曜日からインフォメーションコース。そして東京ビッグサイトへ・・ 本当は明日一日中寝ていたいなぁ・・(笑)

納車

2010年10月18日 | Weblog
新型エルグランド・・やっと納車になりました。

まだnismoの足回りやマフラーが届かないので「どノーマル」仕様です。

なぜかETCのセットアップが出来ておらず、まだ高速乗れない状態です。

さて、今後のお楽しみは足回りのインチアップ、次は20インチかなぁ・・

高そう・・ (^^;アセアセ

週末のこと

2010年10月11日 | Weblog
日曜日は富山県理学療法学術集会で講演させて頂きました。

午前中2時間皮質下の姿勢制御機構を中心に最新ボバースを講演。
午後は40分のテクニカルセミナーでstop standingの実技紹介をさせて頂きました。

会場にはネットワーカーの村田さん、むらさん(石川のOT)も来てくれて盛大でした。特別講演2時間頂いていたんですが、ちょっとしゃべりたらない印象でした。

もうちょっと生態心理とか歩行の話をしたかったな…

geneで5時間講演するのに慣れて時間の感覚を失ってる?

期せずしてロボットスーツHALの副社長さんと絡めました。かなり進化していますね。

講演は無事終わり、3時に富山空港から羽田へ。

東京についてホテルにチェックイン。19時からPT・OTnetのオフ会。友清さん、ターキーさん、けんちろさんと在宅リハを中心に日本のリハビリテーションの将来について語り合いました。

きくや(新宿やきとり)のホルモン系の焼き鳥、レバ刺し・・うまかったです。

月曜祭日はかみさんと娘が東京に出てきて合流。成人式の洋服や小物のお買い物に…

早めに買い物を済ませてあずさで甲府へ。
5時前に帰宅。

9時からヤマオンジャポンの練習でフットサルへ。
おみやげに頂いたます寿司を頂きながら現在に至っております。

いつ休むんだ・・と自分に問いかけながら頑張ってます。

今週は明日から木曜日まで普通に病院勤務。金曜日からは理学療法士講習会応用編の講師で日曜日まで・・来週月曜からまた仕事です。気合いを入れ直します。

PT-OT.NET共催シンポジウム(再掲)

2010年10月08日 | Weblog
PT-OT.NET共催となりましたので再掲させてくださいね。現在800名の参加予定です。1000人入りますのでまだまだどうぞ!(^0^)/

中枢神経疾患へのアプローチの再構築
~セラピストは何にアプローチすればよいのか?~

講 師 伊藤 克浩 先生
理学療法士
医療法人財団加納岩 山梨リハビリテーション病院
リハビリテーション部 副部長・日本ボバース研究会 会長

佐野 恭子 先生
作業療法士
兵庫医療大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 講師

高倉 保幸 先生
理学療法士
埼玉医科大学 保健医療学部 教授

森岡 周 先生
理学療法士
畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授

※講師名 五十音順

開催要旨  日本において理学療法士・作業療法士が誕生して40年以上が経過する。
果たして我々、理学療法士・作業療法士の中枢神経疾患へのアプローチは40年分の進
化をしているのだろうか?
 今回のシンポジウムの目的は、日本における中枢神経疾患へのアプローチのいくつ
かを紹介し、そして各アプローチ(ボバースコンセプト・認知神経リハビリテーション・CIセラピー)の共通点を探り、そして、我々セラピストが中枢神経疾患の何に対して何を行っているのかの手がかりを見つけることである。それら各アプローチの共通点を探ることで、セラピストが効率的にアプローチ方法を学べるように道筋をつけることこそが、今回のシンポジウムの目的である。


講演内容 10:00~10:20 
シンポジウム趣旨説明
合同会社gene 代表 張本 浩平(理学療法士)

10:20~11:40
『ボバースコンセプトとは?』
講 師:伊藤 克浩 先生(理学療法士)
医療法人財団加納岩 山梨リハビリテーション病院
リハビリテーション部 副部長・日本ボバース研究会 会長

11:50~13:10
『認知神経科学とリハビリテーション』
講 師:森岡 周 先生(理学療法士)
畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授

14:00~15:20
『CIセラピーとは?~適応とその治療効果~』
講師:佐野 恭子 先生(作業療法士)
兵庫医療大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 講師

15:30~16:20
パネルディスカッション『中枢神経疾患に対するアプローチの共通点』
司会:高倉 保幸 先生(理学療法士)
埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 教授
パネリスト:伊藤 克浩 先生・佐野 恭子 先生・森岡 周 先生 (五十音順)

開催日時 平成22年11月7日(日)10:00~16:30(受付は9:30より開始)

開催会場

東京国際会議場 会議棟7F 国際会議場
東京都江東区有明3-11-1
申し込み・詳細

サッカー漬けな週末

2010年10月04日 | Weblog
 10月2日は私が代表を務めるリハビリテーション&アスレティックサービス「ヤマオンジャポン」でサポートしている関東2部リーグ所属「funfspieler山梨」のホーム戦でした。

 相手は超メジャーな強豪、かつてオスカー監督が率いていた「大洋薬品バンフ東京」。
 でも結果は3-2で快勝!最後の方はトリックプレーで1点入れられ押され気味で危なかったんですがなんとか持ちこたえました。それにしても3点目のしょうたさんのシュートは我がチームながら凄かったです。

 自分は試合前にハムの軽い筋断裂を起こしている選手のスパズムを取る処置+キネシオを貼ってなんとか試合に出し、トレーナー派遣している小林君にベンチは任せて、山梨学院大学ラグビー部に派遣している山口さんと緑のバモスfunfspielerサポーターティーシャツを着て観客席から応援しました。

 2位以上になって1部昇格する夢は2位のチームが当日、うちの試合前に勝ってしまったので断たれてしまいましたが山梨県勢が3位はすばらしい健闘です。応援もたくさん来ていて盛り上がりました。良いチームになりましたね。

 日曜日はヴァンフォーレ甲府vs横浜FC戦! ゴール裏で跳ねてきました。試合結果は0-0。土曜日に3位の福岡、1位の柏が引き分けているだけになんとか勝ちたかったけど仕方ないですね。なんとなく審判にやられたなぁ・・という感じです。オフサイドで取り消されたと思ったこちらの得点がハンドに覆ったり、フリーキックの時にマイクを両手で突き飛ばしているシーンを目の前で見ながらPK取らなかったり・・うーむ。

 ジェフ千葉が勝ったので4位との勝ち点差が2詰まったので、あと9試合のうち前半6試合をなんとか負けなしで行きたいです。次節は札幌戦。勝って欲しいな。

 で、今日は久しぶりのヤマオンジャポンのフットサル練習。女子の試合とか雨とかでお休みだったし、クラブチームの方のルーデンスもなんやかんやで3週お休みだったんで久しぶりにボールを蹴りました。テーマは「ボールを動かす」トラップの瞬間にボールを動かしてスルーパスを出す、同様にフェイクをかけて身体を入れ替える、そしてディフェンスをボールを動かすなめるトラップでかわしてシュートまで・・の練習をした後、ミニゲームをしました。

 それにしてもなんとまあ、身体が動かないこと・・
 でも40台も終盤だから・・と思ってしまったら終わりなので明日から気合い入れて朝走ることにします。

10月の予定

2010年10月01日 | Weblog
 今週末は愛媛で日本理学療法士協会全国研修会。

 最初は昨年のように会長行動費で行かせて頂こうと思っていましたが今回は行かないことにしました。

 トレーナーを勤めている関東リーグのフットサルチーム「フュンフ・シュピラーズ」のホーム戦が土曜日にあるし、翌週は富山県学会特別講演、その後、愛媛でボバースの研修会、そして月末はインフォメーションコースなので・・

 ただ、全国研修会の森岡周さんのオープニングセミナー聞きたかったな・・。声(喉)の調子が悪そうで少し心配です。

 思い起こせば、昨年のリハケア大会広島の前日に自転車で転倒し負傷・・まだ下唇から顎の皮膚が痺れています。

 富山の県学会では特別講演にくわえてテクニカルセミナー枠を40分頂いています。ニュープログラムの中からハンドリングによる評価と治療の一部をお伝えできればと思っています。

 終わったらその足で富山空港から羽田に・・。新宿に移動して友清さん達と飲み会を経て山梨へ帰宅。月曜日からフルに勤務・・。12月の中旬までそんな生活が続きます。