サボテンが花をつけている

シャア・アズナブル役の池田秀一さんに絡めて、出演されている作品の感想を語っています。

#189 うたわれるもの 散りゆく者への子守唄

2007年10月14日 | ゲーム
うたわれるもの 散りゆく者への子守唄(通常版)

アクアプラス

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 本日は、PS2用ゲーム「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」(2006年)です。

 以前アニメ版のレビューは書いたけど(こちら)今回はPS2用ゲーム版の感想です。なのであらすじは以前のを読んでいただくとして、クリア後の感想とアニメ版との違いを書こうと思います。

 話の展開はアニメ版と大筋同じなのだけど、大きく違うと感じたのは視点が違うこと。当たり前だけど最初がアダルトゲームなのでハクオロとなって、次々と女の子をゲットするので自分の姿が全く映らない。『そっか~!』と感心してしまいました。アニメではどうやらエルルゥたち女性視点で見ていたようで、『ハクオロさん~♪』(笑)だったのに、さすがに自分が「ハクオロ」なのでそうゆう気分にはならないというか。

 あとはゲームは説明が丁寧。ハクオロの過去がアニメではちゃんと理解していないまま話が進んでいたのだけど、自分のペースで読み進められるし細かいところの描写もあるので、作品世界が理解しやすかった。アイスマンの由来やムツミのやりとりなども判り易かったし、話の緩急もゲームのが面白かったなと。

 戦闘シーンもほのぼのと楽に戦うところもあれば、結構難しいところもあり、ヘタレゲーマーでもクリア出来たのでそれほど難しいということも無いと思います。ただ最後はちょっと苦戦しましたけどね・・。それと、ラスボスへの展開がゲームのが腑に落ちました。詳しいことは書けないけどやれば納得すると思います。

 あとアニメでは、エルルゥがハクオロの後ろから抱きしめるシーンがあるのだけど、ゲームではハクオロが強引にコトに運んでいたのにビックリ。さすが元アダルトゲームだと妙に感心してしまいました(さすがに描写はないけれど)。それと、エルルゥがかなりのやきもち焼きだったのとか、アルルゥがかわいかったなとか、「某としたことが!」のうっかりトウカや、「血の一滴まで~」のカルラなど、ゲームだから、何度も同じ感じの場面を見せられるので、キャラクターの個性がハッキリわかり易いのも良かったのではないかと思います。

 さて、池田秀一さんはもちろんディー。基本的には変わらないけれど、アニメでは説明的な長台詞をしゃべっていたのに対しゲームではそれほど威圧的でもなかったかなというのと、ラストの展開がちょっと違うのでその辺も違う(激しくネタバレに絡んでくるので書けないけど)。演技的にもどちらかというとゲームのが好みかなあ。

 アニメとゲーム(PS2)を比べると、ゲームのが作品世界にどっぷりつかるのでオススメ。戦闘シーンの残虐シーンも見せられることもないし。でも、ゲームは未だにあまり値下がりしてしないし、お金と時間を考えるとアニメでも十分といえば十分だと思います。アニメも良く出来ているなと改めて思い返しましたし。

 かなり堪能させてくれた作品だったのですっかり小山さんにメロメロになってしまいました。(ちょっと浮気。ごめん池田さん!(笑))。久しぶりにハマったアニメ&ゲームで満足でした。

#96 THEスナイパー

2005年05月14日 | ゲーム
SIMPLE1500シリーズ Vol.56 THE スナイパー

D3PUBLISHER

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 本日は、「THE スナイパー」(2001年)です。

 「復讐に燃える静かなる狙撃者・・・君は闇の向こうに何が見えるか!」

 PSの「SIMPLE1500シリーズ Vol.56」として発売されたゲームで、「ライフル片手に一撃必殺のハードボイルドスナイパーゲーム」で、池田秀一目当てで買う人も多いのか2まで出ています。

 基本はとにかくライフルで狙ってマフィアを殺すだけ。上手な人はすぐに終わるであろうと思われます。私も最初のうちは『なんだ簡単じゃ~ん』なんて言いながらサクサク進めていました。しかーし!ゲームがヘタな私はまだ終わっていない・・。だって6話の車を止めるのが当たらないんだってば!! 一度マグレで当たったけど、当たったことに驚いて(笑)、逃げる姿を呆然と見てしまったのですー(←ダメダメ)

 当たらないと進まないので、せっかくの池田ボイスも「あーうるさいうるさい。そんなことどーでもいいからなんとかして!」ぐらいになっちゃって。どうやら、まずクリアして3週目まで行って、スナイパー2までいかないと話の内容は堪能できないようなので、このレビューでは何の役にも立たなくて申し訳ないとしか書きようがなく。すみません。

 さて、ハリーこと池田秀一さんはとにかく池田さんの声を楽しむゲームとしかいえないので、ゲームに自信があってクソゲーと言われようとも楽しめる方には良いのではないでしょうか。

 ・・・んもー。誰かクリアするコツ教えてください(笑)

#47 スーパーロボット大戦α

2005年01月13日 | ゲーム
スーパーロボット大戦α(通常版)

バンプレスト

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 本日の家庭用ゲームソフトPS版「スーパーロボット大戦α」(2000年)をご紹介。

 「スーパーロボット大戦」はそれはそれは山ほど出ていて、どれを買っていいのかわからないので手を出さないでいました。だってAやらDやらFやらRやら。シャアは全部出ていますしね。ただなんか面白そうなので調べてみたらバンプレストHPの会社沿革で、2000年5月に発売され販売本数70万本とあり、その年に株式上場をして資本金も増資してた様子なので、これはかなり売れたのかな?面白いのかな?と思って買ってみました。

 このシリーズは新旧ロボットアニメをパラレル世界で結ぶシミュレーションRPGでした。話はフローチャットになっていて、スーパー系(主にマジンガーZとか)と、リアル系(主にガンダム世界)からなり、どちらかを選んで進んでいくという感じ。そりゃ~もちろん私はリアル系。

 主人公のオリジナルキャラは自分で選ぶのだけどシナリオが面白い!昔のロボットアニメを見ている人にはハマるわけだ。ゲッターロボとかコンバトラーVとか超懐かし~(でも、内容はよく覚えていない)。マクロスとかエヴァも出てくるし、一応考えて進まなきゃならないし、よく出来ていると思う!このゲーム!!

 ガンダムはZガンダムから話が始まるのでいきなりクワトロだった。ちゃんと「ダカールの日」もありました。νガンダムもサザビーも出るし!ワーイって喜んでいたけど、それがアダとなり、クリア出来てない感じもします。スーパー系もちゃんと育てないと苦しい戦いに。

 さて、このゲームで一番萌えたのがクワトロのセリフ。νガンダムにアムロを乗せたら『やはり、アムロには白が似合う・・』と言った時!!・・・はい?!どうゆうこと?クワトロさん大丈夫?それともスタッフ公認?とかいろいろ駆け巡ってしまいました。いやーびっくりした。正確には独り言だったし画面でセリフが流れただけだったけど。そういえば鈴置洋孝さんのダイターン3にはビックリした。知らなかったー。ヒーロー役をやっていたこともあったのですね。

 ということで・・・、あらら?池田さんの話をしてないですね。えーっとそうですね。普通でした!(笑) だってシャアだし。まあ、池田さんに関係なく(?)昔のロボットアニメを知っている身としては面白いゲームでございました。(って終わってないけど。トホホ)

#21 ふしぎの国のアンジェリーク

2004年11月11日 | ゲーム
KOEI The Best ふしぎの国のアンジェリーク

コーエー

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 さて、前回は思いっきり男性向け紹介になってしまったので、今回は女性向け作品を。今日は「ふしぎの国のアンジェリーク」です。

 「アンジェリーク」といえば、今更説明するまでもなく、あの歴史ゲーム(信長の野望他)で有名なゲーム会社コーエーから発売された恋愛シミュレーションゲーム。

 発売された年は・・・1994年だそうで、どうやら、今年は10周年らしい。

 発売された当時は、あまりにもキラキラしているようだし、やってしまったら「おしまい」な感じがしたので敬遠していましたね・・・。なので、このゲームをやったのは昨年です・・・年を取ると羞恥心というものが薄らいでいくものなのだと実感しましたね。ホホホ。(遠い目)

 それでもやはり私は池田秀一さんにしか興味がないので、最初に「ふしぎの国のアンジェリーク」を買いました。・・・失敗しました。

 いきなり「ふしぎの国・・」を始めても、何をどうすればいいのかもわからないし、最初クイズがあるのだけどそのクイズが「ジュリアス、ルヴァ、ランディ、この3人の身長を足すといくつ?」って、いきなり聞かれても知らないって!! ジュリアスって誰?状態だしマニアックで全然解けない・・・。

 仕方がないのでちゃんと「アンジェリークSpesial」を買いました。ツ○ヤの中古売り場で900円でゲットして。

 面白いじゃないかー! 目からウロコ。やっぱり万人が勧めるものを毛嫌いしてはいけないのです。最初はあまりにもセリフがストレートなので、気持ちが悪くて鳥肌が立ちそうだったのだけど、慣れると気にならないし、これが逆に当たり前になっていくのよねー。おまけに最後は全員とラブラブにならないと気がすまなくい体になっていくのです!・・・おぉ~恐ろしいゲームだ。

 で、本題の「ふしぎの国のアンジェリーク」は、すごろく形式なのでやり方が違うのでわからなかったけど、ジュリアス様もわかったし(もう様付け)、クイズも解けてサクサク進むかと思いきや、今度は池田さんのカティス様となかなかラブラブエンディングにならない。ようやく攻略できたときには、感激しましたね私は。達成感があるというか。なんというか。むにゃむにゃ。

 カティス様は、謎の商人なので「やあ、お嬢さん、何か用はないかい?」と気安く話しかけてくれるので、珍しく軽い感じの役だと思う。とても優しいお兄さん風。

 池田さんは、ゲームでは「ふしぎの国の・・」しか出ていないけれどCDは何枚か出ているらしい。私が持っているのは「アンジェリーク 帰ってきたRadioトーク1」というのにゲストとして出演されているのがあります。堀内賢雄さんをいじめる池田さん。なかなか面白いCDなのでおすすめ。ちょっと短いですが。

 ゲームが不得意な人には大変かもしれないけど、LLEDを迎えるとやっぱり楽しいので、がんばって攻略してもらいたい作品ですね。