サボテンが花をつけている

シャア・アズナブル役の池田秀一さんに絡めて、出演されている作品の感想を語っています。

つぶやき

2007年01月25日 | つぶやき
 ガンダムのDVD-BOX2が届きましたvv

 まだDVDは見ていないのだけど、特典でついている記録全集ダイジェスト版やら、ガイドブックがかなり見応えあって、楽しいです。ウハウハ。

 池田×古谷×藩・座談会や、安彦さん、富野監督の話もあり、知っている話もあれば、知らない話もあり、力入っているな~という感じです。

 富野監督も、いつも読んでるダムエーとは違って(あのコーナーは受け身ですしね)、全開フルパワーな感じがします。

 読んでるだけで、日頃のストレスを忘れてしまいました。。。やっぱりガンダム好きなのね、私(苦笑)。

#187 シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星

2007年01月22日 | 本・雑誌
シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星
池田 秀一
ワニブックス

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 本日は、池田秀一さんが始めて本を書かれた「シャアへの鎮魂歌」です。

 この本は、池田さんの「子役時代」から、「海外ドラマ吹替」、「シャアとの出会い」、「ガンダム仲間」のこと、「Zガンダム」、「亡くなった方たち」、そして最近の「新たな若い世代」や、演技を通しての「モノを作る」ことについて語られています。

 「路傍の石」や「次郎物語」などの子役時代の話から始まり、生放送のドラマの話や石原裕次郎さんとの思い出話もなかなか面白かったです。あの石原裕次郎と「秀先生」と「裕先生」の間柄だったとはこの本で初めて知りました。「ルーツ」という海外ドラマについても少し触れられています。私は未見なのですが、この作品は当時流行っていたと記憶しています。「クンタ・キンテ!」と言いながら走り回っている子供時代の方も居たという話を聞いたことがあります。あと、「ダイターン3」でのアニメアテレコ初体験。池田さんは「疲労感と倦怠感を味わった」とありますが、最近見ましたがそれほど違和感は無かったのではと。未見の方はゼヒ見ていただいて池田さんの驚きを一緒に味わってみるのもいかがでしょう。

 そして、「シャア」との出会い。なんとなく伝え聞いてはいたものの、活字となって丁寧に書かれている文章を読むとまた違った趣もあり、池田さんのシャアに出会ったときの新鮮な気持ち、それからの共に長い道のりを歩む戦友について熱く語られています。シャアが始めてテレビ画面に出てくるシーンで足元からカメラが顔に向けて寄っていくシーンがカッコ良いと感じたと書かれていますが、私も大好きなシーンです。ここでは、セリフを記載して当時の感覚を思い出して演技の説明など、細かいところの解釈を交えて語られていますが、なかなか興味深いですし、最近DVD-BOXも買ってしまったので(汗)、また見ながら読み比べながら鑑賞したいと思っています。

 そういえば、永井一郎さんとのドレンとの会話が好きだったことを思い出しました。二人の絶妙な関係と会話のセンスが当時の頃から大人の会話がカッコイイなあと思っていましたし、池田さんも「アニメキャラを演じるのに不慣れな自分に、経験豊富な永井さんがいて有難いことだった」と書かれています。

 また、「モノを作るということ」という章で、これからの若い人たちへの声優という仕事のアドバイスを少しされています。「モノづくり」という言葉が57歳という年齢を感じさせてくれていますが、やはりこの世代のこだわりと、後世に伝えたいという気持ちが感じられて良い作品を作りたいという気持ちがひしひしと感じました。私もたまに漫画や小説の原作を読んでから声優のセリフを聞くと、息継ぎやイントネーション、語尾など個々の解釈が違うことを感じることがあるので、同じセリフでも言い方によって随分意味が変わってくるなあと思ったこともあるので、興味深く読ませていただきました。

 まだまだ書き足りませんが、優しく丁寧に語られる文体で池田さんの誠実な人柄が感じられて暖かい気持ちになりました。興味のある方はゼヒ読んでみてはいかがでしょうか。ああ・・。サイン会行っておけば良かったと激しく後悔デス。

 ちなみに、インタビュー記事はこちら

#186 SEED DESTINY スペシャルエディション 完結編 ~自由への代償~

2007年01月08日 | SEED DESTINY
 機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 完結編 ~自由の代償~ です。

 はい。見ました。感想ですか?相変わらずですね、としかいいようがありません。

 確かに戦闘シーンとかは、激しく見ごたえのあるものだと思いますけど、やはり話が好きじゃないのと、「それ」とか「だが」とか、話を誤魔化されている感が湧いてくるのと、レイや議長やアスランが(他誰でもだけど)、一生懸命話している時に、意味の無いツギハギ画像を被せてくるのに、冒涜を感じます。(ここで言う意味の無いというのは、例えばレイとシンの会話に、彼らの記憶に無い画を混ぜること。回顧にもなっていない。)

 最初の30分ぐらいは、久しぶりに見たせいか、なかなか見ごたえあるものになっているかも?なんて思ったのに、当たり前のごとく内容が変わっていないので、最後はやっぱりため息が出てしまいました。

 EDでのキラの白服の追加シーンがありましたけど、説明が無いのでどうゆうことなのかさっぱり。こちらで補完しろということなのでしょうか。アスランのオーグ軍の制服もよくわからないし。

 ただ、やはり全く面白くない訳では無いのが不思議なところ。何故か文句を言いたくなる作品に出来上がっていると思う。そうゆう意味では考えさせられる作品とは称されるとは思うけど、何が悪くてどこが良いのか、文句が言いたいがために見ているような気もする。素材は面白いのを持っているのに、料理人がヘタでもったいない感じを受けてしまうのは気のせいでしょうか。

 さて、池田秀一さんがだが、相変わらずメサイアの中で椅子に鎮座して、ディスティニープランを表明している場面は素晴らしかった。声明はおかしな論理なのに、池田さんの声で強引に説き伏せてしまう議長のカリスマ性と存在感は、一朝一夕に出せるものではないと思うし、なぜかつい耳を貸してしまう力があると思う。

 怪しいと誰もが思っているのに、あからさまに指差して「間違っている」と言えない何かが。(まあ、そう言った途端、瞬殺されそうだけど・・)

 それと、ジブリールをレイが倒して、議長のセリフに入って、「さようなら、だ」のところは、前の時より感情の入り方が違っていたように感じて、これも良かったと思う。(再録のような気がするのだけど、こちらの勘違いかな)

 そういえばつい先日、私の周りの友人(男性、32歳独身、notヲタク)が、「SEED最高!」と言っていたのだけど、どうゆう意味だったんだろう。DESTINYのことを言っているのか追求したかったのに、「カガリ最高!」と言っていたから、やはりこうゆう方達からの人気も支えの一員になっているのかもしれない。

 そして最大の関心事は、劇場公開でしょう。いろいろ確認したくて足を運ぶ人は大勢いると思う。私は・・・・・池田さんが出るなら考えるかも?(笑)。

 しかし、なんで辛口になっちゃうんだろう・・・。 

謹賀新年

2007年01月06日 | #1 はじめに
 あけましておめでとうございます。

 相変わらず更新が遅くてすみません。見ている作品もちょこちょこあるので、書く気になれば書けないこともないと思うのですが、どーも筆が進みません。まあ、また波がやってくれば大丈夫だと思うので、時々覗いていただけたら幸いです。

 ちなみに、池田さんの本は買いました。サイン会には行ってません。行きたかった・・・。DVD-BOXは到着して、コツコツ見てます。

 アニメはすっかりご無沙汰ですが、種デスの「スペシャルエディション完結編「自由の代償」は、見ようかなと思っています。

 そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。