酔言御容赦。
皇室典範改正案に党議拘束が必要うんぬん、というニュースが流れているが、私にとっては「勝手にしなさい」の話。以前もちょっと（酔っぱらいながら）触れたことがあるが、皇位継承がどうなろうと私は興味がない。女系天皇認めない、結構でしょう。女性天皇・女系天皇どちらもノウ、結構です。そもそも私は、天皇制自体に「否」を言っているのだから。
皇位継承がどうのこうのという問題で熱くなることに、私は基本的に疑問を感じる。「愛子サマが天皇になるってこと、どう思う？」などといった話題を提供して、もっともっと重要な問題から目をそらさせようとしているのではないかと勘ぐりたくなるのだ。
私は常々「相手の（相手が準備した）土俵に乗ってはいけない」と思っている。皇位継承の問題も、ある意味で「用意された土俵」であるかも知れない。たとえば――男性中心社会、男性優位の考え方に「ノー」をいう女性の中で、「女性・女系天皇、結構ではないか」と考える人がおられるかも知れない。そのとき、「天皇制をどう考えるか」という議論がするりと抜け落ちてしまう危険性なきにしもあらず。（むろん、女性・女系天皇反対論者に時折見られる女性差別的な視点はおかしいと思うし、それを指摘するのは大いに意義がある。しかし、真っ先に「女性・女系天皇の何が悪い」という話になってしまうと……うまく言えないが、肝心のところが抜けてしまうこともあるだろうな、と危惧するのである）
少し（かなり？）話は逸れるが、私は自分がとっている朝日新聞に何度か失望したことがある（ちなみに失望というのは、ある程度の期待があるからこそ生じる感覚）。そのひとつが、天皇の次男の結婚に際して、相手の女性に対する手放しの賞賛記事が載せられたことであった。古い話なので詳しくは覚えていないが、「あっ……これも朝日の体質なのか」と心が冷えた。皇室の個々の人々について、とやかく言うつもりはない。純粋で心やさしい人が多いのは事実かも知れない。しかし……「尊貴な血」の観念が世の中を害してきたことも、また紛れもない事実である。
女性・女系天皇うんぬんの話は、今現在、横に置いておいて欲しい、と私は思う。
余談／乏しい財布をはたいて、『岩波講座 天皇と王権を考える』を買っている。私は時としてエラそうなことを言ったりしているが、実際はたいした知識も教養もなく、何もわかっていない人間。だからこういう本は、いやあ～勉強になります。
皇室典範改正案に党議拘束が必要うんぬん、というニュースが流れているが、私にとっては「勝手にしなさい」の話。以前もちょっと（酔っぱらいながら）触れたことがあるが、皇位継承がどうなろうと私は興味がない。女系天皇認めない、結構でしょう。女性天皇・女系天皇どちらもノウ、結構です。そもそも私は、天皇制自体に「否」を言っているのだから。
皇位継承がどうのこうのという問題で熱くなることに、私は基本的に疑問を感じる。「愛子サマが天皇になるってこと、どう思う？」などといった話題を提供して、もっともっと重要な問題から目をそらさせようとしているのではないかと勘ぐりたくなるのだ。
私は常々「相手の（相手が準備した）土俵に乗ってはいけない」と思っている。皇位継承の問題も、ある意味で「用意された土俵」であるかも知れない。たとえば――男性中心社会、男性優位の考え方に「ノー」をいう女性の中で、「女性・女系天皇、結構ではないか」と考える人がおられるかも知れない。そのとき、「天皇制をどう考えるか」という議論がするりと抜け落ちてしまう危険性なきにしもあらず。（むろん、女性・女系天皇反対論者に時折見られる女性差別的な視点はおかしいと思うし、それを指摘するのは大いに意義がある。しかし、真っ先に「女性・女系天皇の何が悪い」という話になってしまうと……うまく言えないが、肝心のところが抜けてしまうこともあるだろうな、と危惧するのである）
少し（かなり？）話は逸れるが、私は自分がとっている朝日新聞に何度か失望したことがある（ちなみに失望というのは、ある程度の期待があるからこそ生じる感覚）。そのひとつが、天皇の次男の結婚に際して、相手の女性に対する手放しの賞賛記事が載せられたことであった。古い話なので詳しくは覚えていないが、「あっ……これも朝日の体質なのか」と心が冷えた。皇室の個々の人々について、とやかく言うつもりはない。純粋で心やさしい人が多いのは事実かも知れない。しかし……「尊貴な血」の観念が世の中を害してきたことも、また紛れもない事実である。
女性・女系天皇うんぬんの話は、今現在、横に置いておいて欲しい、と私は思う。
余談／乏しい財布をはたいて、『岩波講座 天皇と王権を考える』を買っている。私は時としてエラそうなことを言ったりしているが、実際はたいした知識も教養もなく、何もわかっていない人間。だからこういう本は、いやあ～勉強になります。
要するに，男系男子のみが天皇になれる，というイデオロギーに固執したい人たちの，最後の奇策が「雅子女史離婚説」なんでしょーな。でも，浩宮は恋愛結婚のつもりだから，今さら種牛になるなんてとんでもない，というのが本音でしょうね。それが一昨年春の「雅子のキャリアや人格を否定するような動きがあったことも事実」という彼の発言にもろに現われてます。
例えば，今世紀に入ってから，雅子女史を皇室から追い出して，男の子を産める姫を輿入れさせるべきだと言い出したのは，高崎経済大の八木秀次あたりがブレーンの右翼集団です。
理論右翼というのは無責任な連中でしてね，朝日新聞を左翼だと決め付け，村山龍平社長拉致事件を起こしたのは，何と1918年(大正７年)に遡ります。たまたま朝日新聞が寺内内閣を批判して「白虹日ヲ貫ク」というコラムを書いただけで，朝日はアカだと決め付けられたのですな。
また行動右翼もこの頃，任侠や土建業界の荒くれを集めて，暴力団組織として結成されました。当時の「庶民宰相」原敬がこの暴力団＝行動右翼を結成した張本人で，自らの子分によって命を落としたことは記憶に留めておくと宜しいかと思います。
旧宮家で男系男子維持のイデオロギー本を出版した竹田恒泰氏も，さすがに八木氏の思想は急進的過ぎだと批判しています。さらに三笠宮のじいさんがアホな発言を始めたものだから，もう無茶苦茶でんがな。
関西にルーツを持つあたしから見れば，やはり皇族は京都御所にお帰り頂くのが一番ですよ。これは関西人の友人・知り合いも意見がほぼ一致しています。理論右翼の勝手な妄想につきあわされてたまるかというのが，国民の本当のホンネじゃないでしょうかねぇ。そして，最終的に天皇制を過去の遺物として，世襲の外交官として特別国家公務員の身分に置けば，現在の天皇制は崩壊します。恐らくイギリス留学で学んだ浩宮も同じようなことを考えているのではないでしょうか。
＃ この少女マンガ，もろに双子の兄妹が近親相姦に陥る話です。もうすぐ映画化されるんだとか。(^^;)世も末だな……
＞浩宮が紀子と交尾して
天皇崇拝者じゃありませんが、こういう発言には眉をひそめてしまいます。あと、せめて「さん」付けにしたら。紀子さん、あまり好きじゃありませんけど。
電車のつり広告みてると雅子さんのバッシング記事が
あいかわらずでした。やっぱ離婚されちゃうんだろうか。
そしたらかっこよく、「雅子のために皇室を捨てる」なんて
皇太子が愛を貫く宣言をしたりして。
やがて皇太子支持派と守旧派が対立し、内戦勃発なーんてね。
それにあんた人間やろ。動物やろ。だったら交尾もオマンコもしたことあらへんのやな(笑) 生物学を研究しとった人間から見たら，あんたなんかほんまもんのクズやねん。人間のオスとメスが交尾して子供ができる，それがどこが下品やねんな。ボケ！
＃ 関西弁やから，下品やあらへんで(笑) 日常会話や。これだから，表面だけ取り繕う東京もんは嫌いやねん。
要するに，知識や知能で勝てないから，「一般人には」と逃げてみたり，「眉をひそめてしまいます」などと陰口を言うしか能がない訳やねん。あんさん，これだけ言われて，反論できまっか。宜しかったら，徹底的に一言一句，叩きのめしてはってもええんやで。
＃ 東京の７年間(６年制)の大学生活は，マジで地獄やった。大学院はさすがに大阪へ逃げ帰ったでぇ。
北方林業 Vol 57 (2):14-17 馬場繁幸
日本生態学会釧路大会「公開シンポジウム 要望書のききめ」に参加して
――学問の中立性、官公庁の中立性への疑問――
この論文の中から，１行引用して今日は終わりにしようと思います。
「中立性とは「体制に迎合することなしに事実をはっきり言うこと」であり、つまらない脅しに屈して「黙りを決め込むこと」ではない。」
『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』の子路です。
トラバ３文、いずれも面白い文章ばかり。ここのブログも面白いと思いました。
というわけで、リンクを貼らせていただきたいと思うのですが、いかがでしょう？
他人に対して使うべき言葉ではありませんね。最低限の敬意が払われてない、ということです。お分かりにならないようなので、一応。
ＴＰＯをわきまえるのと，自由闊達に意見を述べ合うことは全く別次元の問題で，あなたの言われる事は全くの筋違いであり，問題のすりかえにしか過ぎません。
すみませんけど，精神年齢が幼稚園並みのようですので，お帰りになられたら如何でしょうか？ まともに教科書を読んで素直に専門家の忠告を聴くようなタイプの方ではなさそうですし。
＃ 少なくとも教育現場や生物学の分野では「交尾」は日常会話です。人間の患者の前ではＴＰＯをわきまえて「Ｈする」などに置き換えてるだけですけど，本質的には同じでんがな。