さて、実はこのブログの読者がいるらしいとの情報を水戸で得たので、更新します。(^^ゞ
べたに、心の一枚と言うことで、感銘を受けたCDについてかいてみると、
実は、ビデオなんでスよね。衝撃の作品と言うと。
ライブアンドキッキン
これは、セカンドアルバムに収録されている、「アライブアッドキッキン」という曲と彼らの魅力の一つである「ライブ」をかけている洒落です。
初めて買ったベースマガジンが「弾けるもんなら弾いてみろ」という特集をやってまして、まぁ、ありがちな超絶テクCD集的な企画なんですが、そこで一番難しいランクをつけられていたのが、ビリーのソロアルバムのタッピングの曲でした。
これにより、脳内に「ビリーシーン」という名前は植え付けられており、「タッピング=すげぇ」というようなイメージが出来ていました。それで、そのときの師匠に「タッピングってなんですか?」
と聞いたらこのビデオを見せられた、と言う流れです。
初めて見たとき、なんだコリャってのが人の単純な感想でしょう。特に私が見せられたのはうわさの「タッピング」よりは三本指ピッキングでしたけども。何でこんなに指がうねうね動いてんのだろう…というね。
正直、このときのライブのベースソロは死ぬほど練習しましたね。その当時日本で一番上手く真似できるんじゃネェぇかってくらい。
残念ながらこのビデオは中々入手困難で正直私も実家に置きっぱなしなんで今困っているんですが…。(^^ゞ
で、このときのライブ音源がCDになっています。ありがちな「日本限定発売」で!!!
それが
この「ロウライクスシ2」です。
残念ながらビデオのアナザーテイク的な位置取りになっており、ビデオの曲はあまり収録されていませんが、ベースソロから「アクテトゥード~」へのつなぎから強引に「シャイボーイ」(作曲ビリーな♪)につなぐあたりは結構聞く価値ありです。
で、このCDのスコアがリリースされているんですよ!!!タブ譜もあるってことで、友達に借りてなめるように見た思い出がありますね。まぁ、このソロをタブ譜にするって事自体無謀なのであんまり役には立たないんですが。(と言うか、ビデオでコピーしまくったので私にはあまり必要なかったが)
で、このCDがなぜか地元のブックオフで売っていたんですよ!!!!!
このブックオフ、ブライアンブロンバーグのソロがしれっと売っていたり
する恐ろしい店なんですが、相変わらずぶっとばした品揃えと価格設定(ともに900円ぐらい(^^ゞ)してますね…・。
ちょっと脱線してブライアンの話しますと、ベース界きっての大道芸師と言われるブライアンはなんと言っても、見た目のインパクトが凄いです。見たこと無い人は一度何とか動画を見てください。
タッピングの究極は両手タッピングによるメロディーとベースラインの表現にあると私は思うのですが、(ベーシストがソロを引く間ベースがなくなるという究極のジレンマへのひとつの回答。<ベースが無い音楽は無いというベーシストの究極のジレンマ)ヴィクター系はポジショニングと言うかフォームが変わらないんですが、このブラインアンは逆手になるんですね。右手タップでベースラインを担当して、左手が高音を担当するんですよ。見た目のインパクトがすげぇというか、ずるいってかんじです。
すみません。Mr.BIGに戻ります。この時のライブは東京のNHKホールです。ピーク時はドームツアーとかしていたMr.BIGもブレイク寸前はこういった会場を使用していたんですね。この作品はドキュメントタッチになってまして。日本の印象を語ったりするシーンなんかもあってファンにはたまらんのですが、私が一番やられたのがステージに出る前の円陣の後の舞台脇のでかい鏡を通るシーンです。うちの母(琴の名取)がNHKホールを使用したことがあるってことで、その鏡のことを聞いてみたんですが、やはりあるんですよ、ビリーが前を通ったでかい鏡が。。・゜・(ノД`)・゜・。
すみません、よくわからん書き込みですが。
このライブはヤマハによるビリーシグネイチャーモデルの初期型がお披露目のライブでもあり、伝説によればヤマハのスタッフがリハ中のビリーに完成したばかりのベースを持っていくと、ちょろちょろっと引いた後「こりゃいいね。今日のライブで使うよ」的な感じであっさり新しいベースを使用してライブをしたらしいです。正式なシグネイチャーというとピーク時に使用していて今もおそらくメインベースの緑のパール仕様のやつなんですが、このときのライブはジャケットを見ていただくとわかる通り青いんですね。なので、個人的にはこのプロトタイプの青バージョン。「ビリー=青いヤマハ」ですね。いつか手に入れたい一品です。
まぁ、言うまでも無いですが、高音域がスキャロット加工されているのはビリーの発案。(インギーはマネだからね。言っとくけど)そこからピックアップ独立の出力になっており、それぞれをピーヴィーのプリアンプでゆがませてアンペグのスピーカーで鳴らすってのが当時のビリーの音作り。
これも余談だけど、ファイヤーボール当たりのビーズのサポートベーシストがかなり「ビリーな音」を出しているんで結構お勧め。
上半身裸にハーフパンツ。タオル地のでかいリストバンド。ありとあらゆるところまで真似した私の原点にして頂点。
心の一枚は
「ロウライクスシ2」
ですね。和音抑えからの構成音タップ(ソロアルバムでやってる奴。前述の「弾けるもんなら弾いてみろ」ででたやつ)からハイライトの蟹バサミタップ(命名俺)から分散和音の平行移動へと流れ、激しい蟹バサミタップで仕上げるあたりは比較的やさしい割には見た目のインパクトがでかいので非常に多用させていただいた技ですねぇ…。(遠い目)
超速弾からタッピングハーモニクス連打からポールとの掛け合いに流れるあたりはこの世の奇跡の一つ。ポールの高速アルペジオからカウンターラインを弾きつつ速弾掛け合いからポールのピックスクラッチへとなだれ込んで「アクティトゥード~」へとつながる様。盛り上がるNHKホール…。ぜひビデオでも確認していただきたいです。
ゴメン。上手くまとめられんです。