白牙隊A2屯所

びゃくがたいあにぃとんしょ

ぼかし

2005-06-28 | TATTOO
「わかってるネェ(^^)」

確か、最初の打ち合わせのときに先生が「カラーか?」と質問されました。そこで私は
「カラーでなければここに来ません。」

と答えました。非常にこのときのやり取りの際の笑顔がステキでした。いわゆる「つかみ」というやつでしょうか。


どうやらTATTOO用語(?)で色を入れることを「ぼかし」と言うようです。
あたりまえですが、昔の刺青は黒しか色がありませんでした。そこで日本ではグラデーションをうまく使った刺青が発展しました。その辺が「ぼかし」の語源ではなかろーか、と私は勝手に推測しています。

以前に「どんな色が入りますか?入れる前に見れますか?」と質問したときに

「うん、見れないね。俺の頭の中には(イメージは)あるけど」
amadeus3
とウォルフィーのようなことをのたまっていました。

さらに、「どんな色ですか、茶色ですか?」と聞くと

「まぁ、枝は…枝の色だね。フクロウは…フクロウの色だね。」


とだんだん宗教じみてきます。さすが…。ここら辺からも感覚派かなぁ…という印象を私は持ってます。


さて、前フリが長いですが、今日はぼかしを入れました。今回は
「やっぱり葉っぱからだね。」
という事で葉っぱを入れました。アトリエの一角に並べられたインクの棚からすいすいと出てくる緑系統の色。

なんと6色!!!!!

ここら辺にこだわりが感じられました。先生を選んだ一番のポイントは色と、繊細なタッチだったので何ともうれしくなってきました。

うれしいのは良いのですが、今回初となるぼかし。ぼかしはより痛いと聞いていましたが…

痛すぎ!!!!(T_T)

筋はその通り筋なんで、びーっっと線を書くかんじ何ですが、今回はぐりぐり塗りつけているのがはっきりとわかります。ぐあぁぁぁぁぁ(T_T)。点の痛さから面の痛さ、という感じでしょうか。さらに色を重ねているのか(背中なので見えない)同じ個所をどんどんやっていきます。熱い!!!体が火のようだ!!!!

私はどうもわき腹が弱いのか、ここが一番痛いです。熱いというか…
とにかく痛い

さらに肩や背骨のところはマシンの振動に骨が共鳴するのか中からの痛みも追加される感じ…。


TATTOOが「あんまり痛くないよ」とか言う輩はまちがいなくうそつきだ!!!!


ある程度入れると、はみ出た(?)インクをぬぐうのか、ペーパータオルを「びっ!!」とちぎって「ぷしゅぷしゅ」と消毒をしてくれます。その後体を拭いてくれます。
この
「びっ!!!」
が待ち遠しくてしょうがない…(拭く間は痛くないのだ)

なるほど…SMはこんな感じの心境なのかもしれない…。ご主人様ぁぁ「びっ!!」は???「びっ!!」マダーーー(T_T)


左半分ほどが出来上がったところで今日はおしまい。すみません…不覚にもお星様が見えました…。
実際の絵を見てみると、もうちょっと葉っぱ葉っぱしているのかと思いきや、どちらかというと淡い水彩画のような感じ。くはァァァ!!カッコイイ!!!

一部の枝にも色が入りましたが、それをまじまじと見つめます。緑とも黒ともつかない色。とてもステキな

「枝の色」

でした。



頂上決戦

2005-06-27 | 三国志大戦
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!
メディアプレーヤーにパッチを当てることに成功

これにより、ネタ人さん、雪・月・華さんの動画が見れる!!!

むふふ。やはりお勧めは「6/16」かな。まぁ、結局は太史慈なんですが…(^^ゞ

さて、月曜は三国志のひー♪
今日は19戦であっさり獲得。その分Rも少なめで黄忠だけ。今日のSRは劉備でした。

前日書いたように青黄で行ってみましたが、朱桓ではなかなか勝てなかったのであっさり朱治&凌操に変更。
うーん。六品定着は何とかなりましたが、五品には上がってすぐ落とされました。

端攻めがメインになるのでまぁ、操作は楽です。たいていは押し切れるか、逆サイドから騎馬に突破されて乙、とかそんな感じ。どうしても固まってしまうのと、知力低めなんでダメ系がきついです。
兵法は再起でした。本家は増援なんですが、まだレベル1なんでスヨネェ…。

一時間待ちぐらいでしたが、その間に上司(^^ゞが麻痺矢デッキやっていました。開幕の連環兵法から楽進(なんと!!!)と虞翻が城をなぐってアドバンテージを得る、という感じでした。カッコイイ…。

うーん。なかなかかっこいいデッキでした。


新たなる兆し

2005-06-26 | 三国志大戦
今日の「コレヨモ」が久しぶりに更新されてました。

うーん。このエンジン、あんまり性能良くないのか????

今日発見したのは
藍太夫さんの「青天屋」です。
三国志大戦は始めたばかりなのかな???ひょっとしたら低品な私とあたるかも????

トレード話がぐぅでした。トレードしてぇなぁ。

ぶっちゃケ、MTG上がりの私としてはトレードが盛り上がっていないカードゲーム業界にいらいらします。
MTGの時はデュエル中ですら
 「すみません。トレードできます???」
と少年に話し掛けられる「熱さ」(そんなのイランがな…(T_T))があったんですが、ここのところの「トレードノート書き込みをじつと見つめる」感はいらいらしますね。

そんな私はまたR夏侯淵…呪われているのか…使えということなのか…。

ダブりR
 姜維
 夏侯淵*2
 サック(=孫策のことらしい)
 張昭(…よりによって…(T_T))

普通に馬謖とか荀彧とかほしいです…_| ̄|○


フクロウの置物

2005-06-26 | 三国志大戦
Fukurou050626
昨日、ウキウキで横浜で飲みました。最後でどんでん返しでしたが、ぎゅっと握った手がかなり胸キュンでした。

ようやく今週も終わり。はァ…。昨日の流れで今日も気分悪いです。え?まぁね。こんな凡人が何贅沢をのたまっているのかと小一時間・・・


写真うまくupされるかしら???飲み屋でハケーンした石の置物。フクロウのようです。このときはまだルンルンでしたが…。


明日はちろっと三国志やりたいです。

メインは「国姓爺」系列の青黄二色。二色って久しぶりだなぁ…(C単やっていると三色以上抵抗がなくなるね(^^ゞ)

丁奉
朱桓
陳武
呂範
刑道栄
張梁

7.5しかないのはしょうがない。朱桓→朱治キュン&凌操にしようかと何度悩んだことか…

サブは劉曄を使いたいなぁ。水計か伏兵か悩み中。あんまり使ってないから水計かな???
文聘
満寵
劉曄
陳宮
刑道栄
張梁

白単=刑道栄&張梁、というのは間違いないと思う。



「コレヨモ」機能

2005-06-21 | 三国志大戦
「コレヨモ」機能というのがありました。

リンクを作る機能に自動で気になるキーワードに引っかかったものを掲載するようです。

早速「三国志大戦」を登録してみました。

おお、結構書いている人いますネェ。…うれしい♪

で、その中で異彩を放っていたのが
「ポノちゃんのブログ」!!!!

なんとメインはチョーハルカタンハアハア!!!(…いや、ここまでが名前だと思うよ。このカードは(^^ゞシュンカと読むのは「素人だな」!!)
すげぇ!!!
先輩の話では「いや司馬懿だろ。っていうかそもそも司馬懿入らんし」
とあんまり芳しくないコメント。レートもモエ度が少ないのかやや苦戦。
しかし、いるところにはいるのです!!!

どうやら旧覇王デッキの賈クのところに採用している感じでしょうか???覇王デッキ…。嫌なんでスヨネェ。伏兵は伏兵で踏まれるし、賈クがいやーなところでするする出てきてワンパンかまして逃げるとか…。

品がうえそうな印象なので対戦はなさそうですが、タイトル見る限り今後もレポートが続きそう?楽しみなサイトを発見しました♪

ブログ人に三国志大戦人発見!!!「コレヨモ」機能はなかなかいいですな♪


新デッキで11連勝

2005-06-20 | 三国志大戦
さて、毎週月曜は三国志の日です。

今回は再び原点に返って「弓多め」の守るデッキにしてみました。

バージョンupで弓が強化されたという事で、太史慈が大活躍しているらしいですね。

それに影響されてみました。
今回は「柵」に注目。
柵をもっている白カードは9枚。その大半が軍師系です。
という事で実は選択肢はあまり無く、
王平・文聘・満寵
という三人になります。
となると後一人1.5コスを入れなくてはいけないので、ここは丁奉を採用してみました。
残りの枠にはおなじみの張梁。弓がほしかったので李典を入れました。
弓3槍2歩兵1

なかなかの割合です。弓デッキに弱そうな印象ですが、試して見ました。

今回は基本の布陣として中飛車な感じで
   王平 張梁 満寵
   丁奉 文聘 李典
という感じにしました。
手動車輪の習得を志しましたが、なかなかコツがつかめませんね。とりあえず画面よく見てちょっと離れてオーラ出てから振り返る、をやってみましたが、あんまり意味が無いみたいです。派手にぐおぐお振り回すほうがいいのかしら??

スタート十品の半ばからさくさく勝てまして11連勝!!!うそみたいに七品にあがりました。ワオ♪
ただ神速デッキに相性が悪いのか一度も勝てませんでした。もうちょっと守らないとだめなのかしら…。

ここでちょっとマンネリ気味になってきたので伏兵をまぜて前のデッキとの中間のようなのを作成。
最初はカイ越でしたが、やはり呂範がいいようです。柵も一枚はずしました。
品もあがったのかあんまり勝てなくなりました。
ちなみに
呂範・張任・丁奉・文聘・王平・張梁
でした。

で、なにやら覇王クラスでは丁奉、陳武、太史慈、刑道栄、張梁、呂範というデッキが流行り始めているとか…。

おお…。独学にしてはコンセプトに間違いは無かったようで…。太史慈の2コスに入れるとしたら朱桓か、あるいは朱治キュン&凌統か。


ムムム。これまた楽しそうだか難しそうだ…。


脱皮

2005-06-20 | TATTOO
脱皮してます。

痛みが峠を越えると今度は猛烈に痒くなってきます。
針でえぐられた皮膚が復活してきているのではないかな???

という事で猛烈に痒いです。
しかも今回は入れた線が多めなんですごいです。
ここで掻いてしまうと、線が取れてしまうこともあるとか…。

がんばって耐えねばなりませんが


やっぱり痒いです。

赤みはだいぶ引きました。アオタンは黄色くなってきました。


トラックバック

2005-06-16 | TATTOO
すみません。ちょっとトラックバックなるものにチャレンジ。

オフ会でお会いしたMiryuさんのところです。

今思い起こせば、TATTOOとの最初の出会いは
「コブラ」の序盤の3姉妹ではなかったでしょうか。
ジェーン・キャシー・ドミニク。

この3姉妹の背中に、宇宙一とも言われる財宝の秘密が刻まれていました。
「イレズミの女」

一番影が薄いのがキャシーでしょうか。刑務所かどこかに監禁されていた。やはり序盤の山はジェーンでしょう。
「サラダ野郎」(本名忘れました)との絡みで、葉巻を噛み千切るコブラ…。

そして最後の登場となるドミニク。彼女との愛はその後にも後を引いていたようにも思います。

セクシーな美女三人のイレズミの写真をめぐって、ものすごい戦いが繰り広げられたのを少年心にドキドキしながら見ていました。

でも一番興奮したのは四巻のラグボールだったなぁ…。

と、無理やりのトラックバックでした。


赤い背中

2005-06-16 | TATTOO
私は日に焼けると赤くなるタイプです。
ひりひり痛くて、それが収まってみると、
「おっ、やけてるじゃん。」

という感じ。

それと関係あるのかわかりませんが、私は入れたところの周りが真っ赤になります。赤いんです。どうしてかはわかりませんが…。

そして今回はさらに!!!!
なんとアオタン見たいのが出来ました。傍目にも「内出血」している感じのものが筋の付近にちらほら…。わき腹に多いですかね。

という事で、入れたばかりは筋はあまり見えずに真っ赤な背中(所々青黒い)というすさまじい様相です。

…。早く落ちつかネェかなぁ…。


施術して戻ってみると、なんとも雨。寒いぐらいです。
ちと風邪気味です。



ヤムヤム…

2005-06-15 | TATTOO
ヤムヤムヤムヤム…

マジイテェ(T_T)

すみません。このブログは自傷マニアのブログか??!!

もちろん、入れるときがいたいのはあたりまえですが、入れた後も痛いです。
まずその日の夜は、よく眠れましェン。背中に入れたので上を向くのが辛いです。
かといってもうつ伏せに寝るのが得意なわけではないんで、なかなか眠れないんですよ。

さらに今回は入れた量が多めなんで、じくじく痛みます…。化膿しなきゃいいんですが。

がんばれ抗生物質…


背景完成

2005-06-14 | TATTOO
二週間がたち、今回は背景を入れました。これで筋は完成で、次回からぼかしになります。

開いていた右上から左下へと流れる細い線。そして張り巡らされる枝枝枝…。これでシマフクロウは森の中にいることがわかるようになりました。

「どう?」

良いです。ここまでくるともはやお任せ、という気分になります。
音楽やら、タトゥーイベントやら(どうやら群馬の方に出陣とか?)の話をしつつ、用意をする先生。

今回はうつぶせになった私の右側に陣取っての施術となりました。
今回はわき腹と首の根元がかなり来ました。痛すぎます…。首や肩を彫っているんでしょうが、マシンの音が耳のすぐ隣でなっているような感覚がありました。
ただひたすらに右手に集中しましたが、それも長くは持たず。さすがに冷や汗というか脂汗というか…うひぁ…
何度も言いますが

マジイテェ

軟弱な私はネットで購入したロキソニンを飲んできたのですが、痛いですぅ…(T_T)
前回とは逆向きに寝たため、スピーカーから遠ざかり、さらに前述のすぐそばのマシン音。BGMに集中作戦はあまり効きませんでしたぁ…。


内緒ですが、実は前日ちょぴっとお酒飲みまして…(ごめんなさい先生_| ̄|○ …)それの所為もあるのか出血がひどかったです…。もう飲まん。…(前日は<アルちぅ(T_T))


背中じゅうに張り巡らされた森の枝。赤くはれていますが落ち着けばその魅力もはっきり見えてきそうです。所々に入る予定の葉っぱは筋なしで入れてもらいます。むふふ。いよいよ先生の本領発揮のカラーでのぼかし…。

次回が楽しみです。

しかし、今回もきつかった…ふらふらしてますよ。はい。


6品が見えてきた

2005-06-13 | 三国志大戦
人気の三国志大戦やってきました。
今回は38試合。ようやく引いたのは、SR諸葛亮。

私は白単でずっとやっているのですが、今とのころは3色デッキに落ち着いてます。
弓増えましたネェ~。

刑道栄を端にして、張梁を其の横に置いたほうがいいのかな?
一度、6品に上がって一度防衛成功するもすぐ落ちてしまいました。
7品まででは見なかった「悲哀デッキ」に遭遇。おお…。確かに。何やれば勝てるのかさっぱりですな。
許チョ入りの悲哀でしたか。<うるおぼえ。

伏兵を誰に踏ませるかこだわって行かないとダメかもしれません。




ブログでぶっと!!!(其の2)

2005-06-10 | TATTOO
(続き)

絵を写す際にすでに
「あ、そこに服入れてね。」
ということで、タオル一枚になっていましたが、抑えているのがやや面倒なので

「これとってもいいっすか。」とスタジオ(?アトリエ?)をフリチンであるく私。
「…誰かのぞいてないかなぁ…。」すぐそばの小学校からは黄色い声が聞こえてきます。

「俺?俺はギター&ボーカル」
と先生。
「ええ。何でも弾けますよ。」
と私。

にわかに音楽話に華が咲きます。
音楽にはチトうるさい私。道は違えど、ぎりぎりを追求する者どうし、やや心の共鳴が感じられました。
ようやく、先生は私の方を向いてくれたようです。(よしよし…ニヤリ)
「これ(BGM)なんですか?うひゃー。ドラマーうまいっすネェ。」
と切り出すと、食いついてきました。ビジュアル系的な壮美な音楽にややコア系のメタルが続き、さらにはクラブよりのものまで。スタジオに流れる音楽は多種多様でしたが、なんとなく先生のイメージどおりのものばかりでうれしいですね。

「じゃぁ、ここに寝てね。もうチョイこっち。」

ついに、手術台に乗ります。うつ伏せでも苦しくないような逆U字の枕。そこに顔をうずめます。先生はうつぶせになった私の左から彫るようです。ベッドの中央よりやや左側によります。

まずはひゃっとする冷たい感触。先生の手のようです。(もちろん見えない)
どちらかというとそちらに体が反応してしまいます。そして来ました。初の刺青が!!


イテェ!!!!(T_T)


ご存知の通り、刺青は痛いです。マジ痛いです。
とはいえ、初刺青という事で気遣ってくれたのか、長くは線をいれずにちょっとづつやってくれました。
意識をBGMに集中します。丁度、オーディオは一周したのか、ビジュアル系の歌物に代わってました。
ひたすらBGMに集中する私。
BGMのラインを耳コピすることに集中しました。
…無意識のうちに、私はライブ会場でのプレイしている自分を思い出していました。
かすかに見える最前列の女の子を意識しつつ、両手が音をひたすら奏でる。
背中の痛みを両手に移す作業。
・・・そうしてみると意外と我慢できました。一日8時間。ひたすら練習しまくったあの一年。
繰り返し繰り返しメニューをこなす両手に感じる痛みと、背中に彫られる痛みは少しに似ていました。
筋肉が、腱が悲鳴をあげるテクニカルな練習。
ただひたすらにテクニックを求めたあの練習。

そうか。練習で出来ないやつは出来ない。

サッカー選手の多くが語るそのコメントが思い出されました。


という事で、ものすごい痛みをBGMで逃避してやり過ごしていましたが、わき腹に来たときはさすがに(T_T)・…。
運悪く(?)そういうときにかぎってBGMはミドルテンポのバラードに!!!(T_T)
白玉でルートとかいいから!!!

と悲鳴を心の中であげつつ、まぁ耐えるしかありません。


冷たい手に「ひやっ!!!」
ジー…とくる痛みに「ぐわ!!!」
まだかいまだかいまだかい…。とたえながら
ふっ・・・とマシンを放してインクを補充(?)する先生。

ナルホド。このリズムか…。
少しは余裕が出てきましたが、痛みが和らぐわけも無く。
頭で下絵を思い浮かべながら、
「今この辺か?ということは後少しで…。」

とひたすら耐えます。BGMに集中することをひたすら考えました。



とはいえ、背中一面の3分の1も無い、今回の筋彫り。実際の施術は一時間弱、という感じでしょうか。
後から聞いた話では薄く入っているようなので、やはりあまりきついメニューではなかったようです。

それにしても痛すぎる…(T_T)


しゅっしゅっと何かを吹き付けられ、マシンの音が止まり、
ぐぁぁぁぁぁぁ・・・っと緊張が解けました。

「ぐはぁぁぁぁ。」

声にならない声。

「ふふふ。入れないとわからない痛みでしょ。」
先生はおっしゃってました。…確かに(T_T)。

ひねってみても見えるのは横っ腹の枝の部分だけ。赤くはれた皮膚。盛り上がってでこぼこでなんともグロテスクです。
「うわーキモイっすネェ…。」
今までの自分とは違う自分。しっかりと刻み込まれたシマフクロウ。ただ、でも、今までとの違和感は否定できませんです。


脱力でぷわぷわしているなか、
「落ち着くまで休んでてて。少し落ち着いたら写真とるから。」

と、二人でTATTOO談義をしながら小休止。
痛みは文字通り激痛ですが、作業としてみればあっという間です。
あっという間で、刺青は手に入ります。

その辺の違和感というか、なんと言うか…。うーんうまくいえないけど、充実感というか。
非常に不思議な気分でした。


またもやフリチンで写真撮影。

「こういうのは初めてだからね。気合はいるね。」

先生の気持ちも入ってきたようです。がんばった甲斐があったというものです。

「それはよかった。やっぱり彫師さんの気持ちが乗ってこないと、こちらもどうしようも無いですからネェ~。」
と、いつのまにか本音が。(^^ゞ


マターリしながらアフターケアのレクチャーを受けます。
毎日シャワー浴びてね、とのお達しでした。

いまだ見ぬ、カラーのポートレートの背景に思いをはせつつ、新潟の街をぶらぶらしてました。


誰も知らない。誰も知らないけど、私は今日生まれ変わりました。
生まれ変わったのよ♪、といいたいけれど、異国の地・新潟。

なんともよくわからんニヤニヤ顔で、私は帰りの新幹線に乗り込みました。




ブログでぶっと!!!

2005-06-09 | TATTOO
一応、主ページとは別にして、ブログデビューです。
くふふふ。

先日、絵柄を決定しまして、ついに筋入れました。
残念ながら背景の絵柄は「待ってくれ」といわれましたので、メインの絵柄をちょっとだけ。
しかも、筋を薄くしてほしいというのが私のオーダーだったので結構あっさり終わりました。
行く前はかなり不安でしたが、「写実画」でやりたい、とのことでしたので、それでやってもらいました。

枝へと降下するシマフクロウ。

それがメインの絵柄です。

ちょっと目が小さかったので、「もうチョイ、ギョロ目にしませんか」
といいましたが、「写実画では無理だね。」
と却下。

枝が左下から右上にまっすぐ伸びていたのでそれに「もうチョイ、うねりがほしいんですが。」
とオーダー。こちらは快く(?)直してくれました。
なにやら「基本となる線」の構図のバランスが大変なんだそうです。

大きく羽を開いたシマフクロウを斜めから見ています。
向かって左手の羽は左上から中央へ斜めに。同じく右手の羽は中央からほぼ水平に。
という事で枝の線は左下から中央への線がほしい、という説明でした。
なるほど…。まぁ、私は絵の素人なんでもうお任せかなぁ…と。

ぶっちゃけ、押しが強いマイペースの感覚派の先生なんで、そのインスピレーションを信じましょう。
絵のタッチは素晴らしいので、その魅力を引き出すべく努力しました。ここら辺は接客業やってる癖ですかね???
前回(一ヶ月前)の打ち合わせではけっこうガチでやりあったんですが、空振りした感があったんで、
向こうのペースに乗ることにしました。一生もんですからね。先生に不機嫌になられちゃかなわんですしね!!

さて、実際に彫ることになります。
うちの先生は実物大の絵を書いて、それを肌に転写して彫る方法を取られています。
という事でコピー機(?)でバリバリコピーされる絵。
この時点でかなりドキドキ…。
絵を肌に張る時点で「びゃ~っ!!!」とびっくり。冷たいのがびっくり。いやぁ・・緊張してきました。
「大事な作業だから動かないでね~」
と先生。実際に肌につけてみてからデジカメで撮影して見せてくれました。

なるほど…こうなるのか。
かなりカッコイイです。
枝がおしりに来ます。お、おしり・・・。おしりはかなり痛いとの噂です。結構ドキドキしてきました。

構図が決まったところで先生は道具の準備に入りました。
台座(?)を消毒しながら絵の具を入れるカップ(結構小さいのがニ個)を用意。
マシン用の電線(?)にはビニール袋をかぶせています。ふぅぅん。大変そうです。でもなれた手つき。カッコイイ…。
んで、肝心のマシンが出てきました。冷蔵庫みたいな機械の中から。めでるような手つきで針(?)をセットしている模様。

さぁ、いよいよ施術です。

(以下続く)