婆娑羅麺遊記

麺との戯れ
京浜急行沿線(主に横浜)メイン
食べたラーメンを"自己満足"で載せます
個人的な感想なので悪しからず!

壱六家 本店@磯子

2010-10-06 | 横浜市磯子区
家系が輝く季節、秋~冬

あのコッテリしたラーメンに冷えた体を暖めてもらいたい

家系
総本山吉村家を起源とする、神奈川横浜発祥のご当地ラーメン

今じゃ亜流も含め色んな家系ラーメンがあるが、大きく分けて2つの大きな流派がある

横横家などの吉村家直系

そしてこの壱六家系である

前者は醤油がガツン!と効いた豚骨なのに対し、後者は醤油が抑え目の豚骨メインなクリーミーなラーメン

ちなみに俺は前者が好きで、後者はやや敬遠気味だ
されど巷に溢れる自称家系ラーメンは(名乗らなくても)後者に属するものが多い

壱六家は今やフランチャイズ化し、あらゆるところに店舗を構える一大家系チェーンだ

半年ほど前に、ここ本店を訪問したが、やはりあまり好みではなく、それからも再訪していない

しかし天の邪鬼な俺

散々嫌っていたにも関わらず「一応ラーメンブロガーとして」という大義名分のもと、訪問してみた

最寄はJR根岸線磯子駅

京急ユーザーの俺は、屏風ヶ浦駅にて下車し徒歩で向かう

方向音痴のため、一回真逆に歩いてしまい、おそらく10分弱の距離を20分かけてしまった…

珍しく、オーダーは食券機ではなく口頭
しかもそれを店員が暗記するというスタイル

ラーメン並(600円)
うずら(50円)
半熟味付玉子(100円)
薬味増し(無料)
麺硬め、油多めで注文
ちなみにラーメンは醤油と塩、そして100円増しで味噌がある

ここは思い切って"家系"ではないスタイルのラーメンを喰おう!

そんな考えに捉われ、塩で注文

壱六家系を好まない理由=醤油のパンチが効いてない、クリーミーな醤油豚骨が嫌だから

なら、塩豚骨でいってみよう!
あくまで"家系"ではないってことで

10分くらい待ってラーメン登場

その間、店のメニューと一緒に置いてあった「反日教組、反民主党」のチラシをラミネートしたものを見て、いささか右派な俺はテンションを上げていた

たっぷりと鶏油が覆うスープを一口
ヌリィ~(´Д`)
決して我慢出来ないレベルでは無いが、ラーメンのスープとしては温度が低い…
前回も感じたことだし、壱六家=スープが温いというのは有名なので分かってはいたことだが
味はといえば、マイルドな豚骨出汁に塩というシンプルな味で、化学の力を存分に借りた味わい
嫌いではないし、不味くもないが、人工的で結構飽きが来る感じ

麺は長田屋製麺のストレート太麺でややウェーブがかかったもの
シコシコとしていて、なかなか美味い!
割と量もある気がした

具は、チャーシューが1枚に、うずらの卵(デフォルトで1個、追加で5個の計6個)、ほうれん草、刻みネギ、海苔3枚、別注の味玉
チャーシューは脂身の多いバラ肉、味は標準的
うずらの卵は壱六家系では鉄板の具で、なんかこう独特の食感がツボw
他の家系でも出せばいいのになあ…
ほうれん草、こちら量は多いが、いかんせん冷た過ぎ…これがスープを冷ましてる一因であることは否定出来ない
刻みネギは、薬味増しの分量はあるが、なんかイヤ~な辛さがあるんだよなあ…
海苔はフツーかな
味玉は、塩加減は薄めだが、黄身がトロリとしていて非常に好みのタイプ

トータル的に、決して不味くはないんだけど、な~んか無難な感じでつまらないと言うか…
やっぱ直系ならではのインパクトがねえんだよなあ…

なんか足りない

そんな一杯でした

やっぱり壱六家系はもう行かないだろうw

ちなみに帰りは、京急の遅延により終電が30分も遅れる惨劇でしたとさ


ぺいす

★★★

住所 神奈川県横浜市磯子区森2-2-7
電話番号 045-754-2323
営業時間 [火~土] 11:30~翌2:00 [日]11:30~22:00
定休日 月曜日・第一日曜日


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