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2003 Chevrolet #50 Corvette Racing C5.R 動画

2011-04-06 16:12:18 | FM3 Forza3 (Xbox360)
今日もFM3の収録車種紹介で更新します。
昨日紹介したのは「2002 Chevrolet Corvette Z06(2002年製シボレー コルベット Z06)」でした。



今日紹介するのは「2003 Chevrolet #50 Corvette Racing C5.R(2003年製シボレー #50 コルベット レーシング C5.R)」です。




この「コルベット レーシング C5.R」は、昨日紹介した「Z06」のベースともなった「5代目「C5型コルベット」をベースとして開発されたレーシングカーです。

1989年ごろまで「General Motors Corporation(ゼネラル・モーターズ・コーポレーション)(以下GM)」では「コルベット」のレーシングカーのサポートを「コルベット・レーシング・プログラム」として行っていました。
しかし、5代目「C5型コルベット」のパフォーマンスのプロモーションも兼ねて、遂に「GM シボレー」として「24 Hours of Le Mans(ル・マン24時間)」レースをはじめとする耐久レースに「Porsche(ポルシェ)」や「Dodge(ダッジ)」などが参戦するクラスでの参戦を決めたそうです。

そこで「GM シボレー」は「Gary Pratt(ゲイリー・プラット)」と「Jim Miller(ジム・ミラー)」によって1989年に設立された「Pratt & Miller Engineering and Fabrication(プラット & ミラー エンジニアリング・アンド・ファブリケーション)」にレーシングカーのシャーシの方を依頼し「Katech Engine Development(ケーテック・エンジン・デベロッパー)」へエンジンの方を依頼しました。

そして、シャーシは5代目「C5型コルベット」をベースとし、エンジン自体も5代目「C5型コルベット」で採用された「オールアルミエンジンブロック」の「LS1」の「排気量346cu in(346キュービック インチ)/5.7リッターのV8エンジン」をベースに「排気量366cu in/6.0リッターのV8エンジン」のものが搭載され、完成したのが、この「C5.R(C5-R)」です。

その一方で「GM シボレー」は、この5代目「C5型コルベット」ベースの「C5.R」を「GM シボレー」として参戦するための「ワークス・チーム」が必要だったので「Corvette Racing(コルベット・レーシング)」を立ち上げます。

そして「コルベット・レーシング」は、1999年にアメリカ国内で行われた「United States Road Racing Championship(ユナイテッド・ステイツ・ロード・レーシング・チャンピオンシップ)略:USRRC」の1レースである「24 Hours of Daytona(デイトナ24時間)」レースに「C5.R」で参戦します。
この時の結果は「GT2」クラスの3位だったそうです。
さらに、この1999年の「ル・マン24時間」レースに5代目「C5型コルベット」ベースの「オフィシャル・ペース・カー」を導入します。
ちなみに、この1999年は「シボレー」の創設に関係し、社名の由来にもなったスイス人レーサーの「Louis Chevrolet(ルイス・シボレー)」さんがアメリカの地を踏んでから、ちょうど100年という切れ目の良い年だったそうです。

2000年には1999年に「オフィシャル・ペース・カー」を走らせた「ル・マン24時間」レースに今度は「C5.R」を「コルベット・レーシング」から、カーナンバー「63号車」とカーナンバー「64号車」という2台体制で参戦させます。
そして「ダッジ」に「LM GTS」クラスでの「1-2フィニッシュ」を決められるも、それに続き3位に「64号車」、4位に「63号車」とクラス3位と入賞を果たします。

2001年より「排気量366cu in/6.0リッターのV8エンジン」のさらなる強化を兼ねて、排気量アップなどを行った関係で「排気量427cu in/7.0リッターのV8エンジン」となります。
この年初めに行われた「デイトナ24時間」レースでは総合優勝と「GTS」クラスでの「1-2フィニッシュ」を成し遂げます。
そして、この年も再び参戦した「ル・マン24時間」レースでは、昨年2000年と同じ「63号車」「64号車」の2台体制で参戦し、見事「LM GTS」クラスで「1-2フィニッシュ」を成し遂げます。
さらに、この年には「American Le Mans Series(アメリカ・ル・マン・シリーズ)略:ALMS」で「GTS」クラスのタイトルを獲得しました。

2002年でも圧倒的な強さを見せつけ「ル・マン24時間」レースでも「63号車」「64号車」の2台体制でもまたしても「LM GTS」クラスで「1-2フィニッシュ」を成し遂げます。
この年の「ALMS」では全10戦中9戦で「GTS」クラス優勝するなど、まさに圧倒的なパフォーマンスを見せつけた年でした。

2003年では「ブルー」の車体に「レッド」と「ホワイト」を入れたカラーリングに変更しただけではなく、排気量などは変更ありませんが、吸気システムを新しくしたそうです。
相変わらず、圧倒的な強さで「ALMS」を戦っていた一方で「ル・マン24時間」レースでは、カーナンバー「50号車」とカーナンバー「53号車」の2台体制で挑むも「プライベート・チーム」の「2003 Ferrari #88 Veloqx/Prodrive Racing 550 Maranello(2003年製フェラーリ #88 ヴェロックス/プロドライブ レーシング 550 マラネロ)」に「GTS」クラス優勝をもってかれてしまい、2位に「50号車」、3位に「53号車」となってしまいました。

そして、その「ル・マン24時間」レースで、惜しくも2位になってしまった「コルベット・レーシング」の「50号車」が今日紹介している車になります。
ドライバーは、イギリス人の「Oliver Gavin(オリバー ギャビン)」さん、アメリカ人の「Kelly Collins(ケリー・コリンズ)」さん、そしてアメリカ人の「Andy Pilgrim(アンディ・ピルグリム)」さんの3人でした。
結果は「326周の総合11位」で「GTS」クラスで「2位」だったそうです。


2004年も「ル・マン24時間」レースにまたカラーリングを変更して「63号車」「64号車」の2台体制で参戦します。
この年も「プライベート・チーム」の「フェラーリ 550 マラネロ」が参戦していましたが、見事「GTS」クラス優勝を「64号車」、それに続く2位を「63号車」と「1-2フィニッシュ」を成し遂げました。

そして、この2004年を最後に「コルベット・レーシング」での「C5.R」の参戦を終了し、2005年からは2005年モデルから生産が開始された6代目「C6型コルベット」ベースのレーシングカーである「C6.R」へ移行しました。




スペックは排気量6980cc(ゲーム内では7.0リッターと表記)のV8エンジンをフロントに搭載し、リア駆動で路面に伝えています。
最大馬力は619.6hp(462kW)を発生し、最大トルクは671.7Nmです。
車重は1139kgとなっていて、ゲーム内の価格は500,000CRです。
FM3のクラスは、R2 807です。
今回のは、FM3についてくる「ディスク1」の方に収録されています。


ここからは、FM3で収録されている全537台中のランキングを紹介します。

1.PIのランクは、80番です。
2.最大馬力のランクは、79番です。
3.最大トルク・ランクは、92番です。
4.車重ランクは、軽い順に129番、重い順に407番です。
5.排気量ランクは、大排気量順に18番、小排気量順に499番です。
6.価格ランクは、高い順に86番、安い順に450番です。




運転席視点です。
幾ら、5代目「C5型コルベット」をベースとしていると言っても、さすがに運転席部分は市販車の面影ほとんどないレーシングカーそのものになっています。

それで、ハンドルの隙間から見える黒い四角いのがタコメーターやらスピードメーターなどを表す部分だと思うのですが、このFM3では再現されていないようで、何も動いていません。


FM3-2003 Chevrolet #50 Corvette Racing C5.R 720p 30sec


動画です。
エンジン音もさすがに5代目「C5型コルベット」に搭載された「LS1」をベースにしたといっても、かなり違うエンジン音になっていると思います。
ちなみに、本文では書きませんでしたが、5代目「C5型コルベット」では「リトラクタブル式ヘッドライト」を採用していますが、この「C5.R」では「固定式ヘッドライト」に変更されています。








今日はレーシングカーということもあり、参考資料として色々な角度から写真を撮りました。


今日掲載した写真や動画は全て「Rally di Positano(ラリー ディ ポジターノ)/写真10枚+動画掲載」の「Stage A Reverse(ステージ A リバース)」を使用しました。


以上で今日のFM3の収録車種紹介を終わります。


意外や意外、今回紹介した「2003年製シボレー #50 コルベット レーシング C5.R」は前作の「FM2/Forza2」に収録されていなかったようで、今回の「FM3/Forza3」で新たに収録されたレーシングカーだったようです。
まぁ個人的な意見ではあるのですが、あえて「2003年製」ではなく「ル・マン24時間」でクラス優勝を成し遂げた「2001年製」「2002年製」「2004年製」のを入れてほしかったようにも思います。
まぁ、このカラーリングの「C5.R」は嫌いではないので良いですけどね。



そんなわけで、今日はこれで終わります。
それでは!

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2 コメント

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Unknown (にゃご)
2011-04-18 16:14:52
やっぱりレースカーだと違いますね。
元は市販の車なんでしょうが、似てるのは見た目だけで
他はもうほとんど別な車の様な気がします。

室内はもちろんのこと、ロールバーでジャングルジムが
形成されていますし、インパネ辺りも素人だと何が
何を表しているのか分からない感じですね。

エンジン音はやっぱりサイコーです。
この直管のバリバリ言う音は最高にいいんじゃないかなと思います。
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Unknown (JB)
2011-04-18 18:52:12
そうですね。
確かに似ているのは、ほとんど見た目だけで、他はほとんど別の車のような気がしてしまいますね。

そうですね、安全装備であるロールバーもしっかりと形成され、インパネも完全にレーシング仕様となっていますからね。

そうですよね!
非常に良いですね!
返信する

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