リアル世界に届いた招待状

もう昨年末の話ですが。ある日、scotch_catのお店にscotch_cat宛の一通の封筒が届きました。
封筒には「Bar YAMAZAKI」の文字。
「やまざき」は、札幌の老舗バー。scotch_catも数年前に訪れたことがあります。
その当時勤めていたバーの名刺は置いてきたけれど、scotch_catの今のお店は「やまざき」関係者は知らないはず。

「？？？」と思いながら差出人を見ると、「ふる」さんの名前。
「おおお～？？？」scotch_catの頭の中は余計にクエスチョンだらけ。
ふるさんはたまにこのブログに書き込みしてくださってる方。
そういえば、現在北海道にお住まいとのこと。
ブログ上で何度かやりとりしたことはあるけれど、お会いしたことはない。名前も知らない方。それが何故scotch_catのお店と名前をご存知？？

封筒を開けてみると、Barやまざきの50周年記念パーティーのお知らせでした。
Barやまざきは1958年創業の有名老舗バー。マスターの山崎達朗氏は現役バーテンダーとして今も腕を振るい続けてる88歳！超有名バーテンダーなのですよ。

そして切り絵がお得意。お客様の横顔を切り絵して、それをお客様にプレゼントしてくれるのです。
scotch_catがお邪魔したときも、
「では、ちょっと横を向いてくださいますか。一分少々で終わります。」
と、scotch_catの横顔を見つめながらチョキチョキ。
最高の宝物になりました。
二枚の紙を重ねて切って、出来上がった一枚はお客様に。もう一枚はお店のファイルに保管されます。
お客様側の切り絵には通し番号と山崎氏のサイン入り。お店に保管されてる片割れの切り絵にも通し番号が振ってあり、再度お店を訪れたときに通し番号を言えば、自分の切り絵を見せてくれるというわけ。
お店側のscotch_catの切り絵には当時勤めていたお店の名前と、scotch_catのサインが書いてあります。
当時のscotch_catのサインを見に、いつか「やまざき」を再訪したいものです。

そうやって半世紀、お店にたまった切り絵はすでに4万枚以上。
scotch_catのシリアルナンバーは33634。
札幌行く人は見てみて。これがscotch_catか、って。笑
せっかくいただいた招待状、ぜひ行きたいけれどなにしろ札幌。
うう～、難しいなあ。行きたかったなあ～、と涙を飲むことに。

で、ふるさんのHPで改めて「なぜにscotch_catをご存知？」とお聞きしたところ、
なんとscotch_catが出場したカクテルコンペティションをご覧になっていたとのこと。
そのパンフレットを見たのですね。だからscotch_catさんの顔も知ってますよ、と。
・・・赤面・・・
たしかにパンフには出場選手の顔写真も載っておりました。
ネットでしかお会いしたことないと思っていた方からリアル世界に届いた手紙。
何とも不思議な気分。
顔も見た事ないと思って書きたい放題していたscotch_cat、実は顔知ってたのね。
何か急に恥ずかしくなりました。

しかしびっくり嬉しいサプライズでしたよ。ありがとう！ふるさん。
自分の横顔の切り絵を眺めながら、あらためて何だか不思議気分を味わっておりました。