paradise city <takuya fukushima>

天国なんか、どこにもないぜ

たまには映画監督らしく

2010-06-26 | 【雑文・映画】
サッカーの話ばっかじゃなくて映画の宣伝しとくぜ。

http://shinsedai-fest.com/films/our-brief-eternity/

来月トロントで開催される新世代映画祭のサイトに『OUR BRIEF ETERNITY』情報がアップされてました。
あんまよくわかんないけどほめてあるぽいたぶん。
最初のマークの紹介文はこんな感じか。

「『OUR BRIEF ETERNITY』は超絶傑作の一つだ。SFではあるけど、そのへんのありきたりなジャンルムービーに収まらないすげー映画だぜ」(超訳)

トロント行きたいなあ。

正直

2010-06-26 | 【雑文】
最近わりと忙しくて、
毎日いろいろあって、
やらなきゃいけないこととか、
じっくり考えたいこととか、
クリアしなきゃいけないこととか、

たっぷりと、

しっかりと、

どっさりと、

あるのだけど、

正直、

いまは、

もう、












サッカーのことしか考えらんねっす!!!!

画像は久々なシモキタ
意味ねっす!!!!

つぶやきは自由

2010-06-21 | 【雑文・映画】
毎日毎日阿呆の如く世界蹴球杯漬で御座居ます。
あいすみません。

さて。

『OUR BRIEF ETERNITY』がカナダ・トロントの新世代映画祭で上映されることになりました。
7月22日から。
近所の人(いるかしらないけど)はぜひきてください。今回は俺は行けないと思うのだけど、もしかしたら大逆転で飛び入りするかも。たぶん無理だけど。でも観てほしいし観てくれた人に会いたいなあ。

日本での公開が秋に決まり、やることがいろいろある。

本当にいろんな人に観てほしいから、宣伝もいっぱいしたい。
タイアップとかコラボとか、試しに何かやってみたいという企業さんでも個人でも、ぜひ連絡ください。

昨日からずっと適当にしかやってなかったツィッターをちゃんとやることにしたので、そっちでフォローしてくれたりメッセくれたりしてもOKです。

なんかとにかく、おもしろいことがしたい!


そういやツィッター見てると、しょっちゅう会う人とかごぶさたな人とかいろいろ近況がわかっておもしろい。
有名な人や売れっ子な人やそうでない人も、みんな映画やって、盛り上がってる。
実際はそんないい面だけじゃないのだろうけど、つぶやきは盛り上がってる。
つぶやくことくらい自由でいたいもんな。

なんだかものすごく、誰かを抱きしめたり、抱きしめられたりしたい。
そんで一緒に映画の夢を見て眠りたい。
そんなきぶんなのです。

次へ

2010-06-15 | 【雑文・浦和レッズ】
ツイッターでもボイスでもつぶやいたからわざわざ書くことないのだけど、ワールドカップ。

ここまで韓国対ギリシャ以外全部観ている。
4年前と同じペースでサッカー漬け。

そして迎えた初戦。
日本対カメルーン。

本当にうれしい!!!

そもそも負けるとは思ってなかった。
なぜ3戦全敗とか言うアホが世間に増殖したのかもわからなかった。
本番前の練習試合は確かによくない。
でもワールドカップってそういうもんじゃないのだよ。
すべてが、特別なのだ。
そういう中で、過去に負けたことのないカメルーン相手の初戦。
ハッキリ言ってラッキーだと思った。
非常に苦しい試合だけど、しっかり勝てた。
当然だ。
もちろん素直にうれしい。
でも大事なのは次。
ここで引き分け狙いはだめだ。
狙うなら後半40分からなら狙ってもいい。
オランダは引き分け狙ってうまく行く相手じゃない。
親善試合で感覚はわかったはずだ。
そこまで強くない、というのが。
ここで勝ち点取れれば、予選突破の可能性が高まる。
両SBがCBよりかなり高い位置に行くのが特徴だから、裏を取れるかどうかが勝負。
最終的に04年マリノスみたいな8バックのチームになってしまった日本。
サッカーとしては面白くもなんともない。
でも、負けないサッカーだ。
それでいい。
美しく勝つには、日本はまだ幼すぎる。
とにかく勝てばいい。
普段は大嫌いな大久保やら遠藤やら駒野やら、大活躍してほしい。
浦和をサポートするのと同じように、本気で応援している。
それがワールドカップだ。

マスコミもサカオタもネガキャンしてたやつ本当に反省しろ。
ワールドカップという意味を知りもしないであきらめた罪だ。
お前らのせいでどれだけ選手がいらない苦労をしたか。
無自覚な悪意が時には人の人生を狂わせるのだ。
泣いて謝罪しろ。
今ならまだ許される。
ちなみにニワカには罪はない。
ニワカなんだから適当にサッカー観たり観なかったりすればいい。
しかしサッカーのことを語りたいやつは、この特別な舞台の重みと歴史を知ってからにしろ。
それがワールドカップを共に戦う資格だ。
今からでも遅くない。
お前もお前もお前も、本気で応援しようぜ。
ベスト4とか言ってないで、優勝狙わなきゃだめだ。
それが勝負というものだ。
本気で戦って、葛藤して、悩んで、汗かいて、それでも前に進もうとしたときにしか、見えないものがあるんだよ。

ゴール決めてベンチに走って喜びを分かち合った本田を見たらわかっただろ?

ワールドカップは人生と同じなんだよ。

『OUR BRIEF ETERNITY』公開決定!

2010-06-11 | 【雑文・映画】


最近ここを読んでくれてる皆様も、企画立案前から待ち望んでいてくれた皆様も、大変長らくお待たせいたしました!

ついに、『OUR BRIEF ETERNITY』一般公開決定です!

正式な日時はまだなんだけど、新宿ケイズシネマ(K's CINEMA)にて今秋公開されることになりました。
ケイズでお世話になるのは初めてだけど、圧倒的ホームグラウンドの新宿というのがうれしい。俺ガチで新宿系だし。

そんな新宿を皮切りに、全国各地で公開していくつもりです。

日本ではまだ去年の東京国際映画祭で上映されただけなので、まだ観てない人ばかりだと思います。
だいぶ待ってくれてた方々がいることも知っています。
ぜひぜひ、友人恋人同僚家族一族郎党諸々引き連れて新宿に来てください。
俺は出来る限り毎日劇場に通うつもりです。
毎日飲み会やるぜたぶん。

海外も引き続き上映してもらうつもりです。既に新しい国での上映も決まっています。

今後もまだまだ、『OUR BRIEF ETERNITY』と共に日本全国世界各地に旅をしたい。
そう思ってます。

公開前とか期間中もイベント盛りだくさんになると思います。
そのへんの詳細は後日発表するので、引き続きここの駄文ブログや公式サイトをチェックしてください。

やっと君たちに会えるぜベイビー!

OUR BRIEF ETERNITY公式サイト
http://www.p-kraft.com/obe/

P-kraftサイト内情報
http://www.p-kraft.com/modules/news/article.php?storyid=110

ロマンチック

2010-06-08 | 【雑文】
近頃は内向的になっている。
といってもメンヘラでやばめとかそういう方向じゃなく、まあたまにはそういう方向もあるけど、それよりも自然と自分の内面に興味が向かっている気がする。

表現にはインプットとアウトプットのタイミングがある。
いまはたぶんインプットのときで、何かを創造するには早いと思っている。

まあ金がなく時間があるので呆けているだけといえばそれまでなのだけど、実際この感覚は悪くないとは感じている。もちろんやることいっぱいあるのでそれはクリアしていかなければいけないのだけど。

でもそれ以上に、インプットが重要な予感がする。

いや、実際にはインプットですらないのかもしれない。
見たい映画がいろいろあるのに見る気にならず、読みたい漫画や小説もあるけど読む気にならない。

最近はとにかく、家でずっと音楽を聴いている。
あとは昼夜問わず散歩中に、とにかく音楽を聴いている。

佐野元春、神聖かまってちゃん、レニー・クラヴィッツ、斉藤和義、マニック・ストリート・プリーチャーズ…

最近はこのへんをヘビロテで聴いている。みんな本当のロックを聴かせてくれるから。

こう書くと、いまは音楽的なインプットの時間なのかな、とも思う。
でもそれだけじゃなくて、なんていうか、過去と現在の狭間に潜って目を見開いている感じ。伝わんねえか。

帰国後に始まった自分の新しい物語。
そこにつながる、ヨーロッパでの感覚。
まだまだ進行中の、OUR BRIEF ETERNITYをめぐる冒険。

そういったことを、たぶん一瞬も無駄にしたくないから、いろんなところに潜ってるのだと思う。

映画を撮り始めた頃のこと。
いま目の前を歩いている人たちの素性。
かつて愛した女性たち。
必死にもがいている仲間たちの想い。
もっともっと昔の少年時代。
空気の匂い、路上の色。

そんなことを一つ一つ、並列に考えている。
残念ながらもう若くはない俺は、残念ながら人生があと半分も残っていないのだろう。
だからこんなことを考えているのかもしれない。

背負ってきたもの、捨ててきたもの。

どちらも選んできたことだ。後悔はない。
だから、たまにそれを思い出してやったっていいんじゃないの。
そんなふうに思う。
そんなふうに感じる、タイミングなのだと思う。

要するに最近ちょっとセンシティブでセンチメンタルでロマンチックなのね僕。

いつもだけどな。
へへ。

ロックという哲学

2010-06-06 | 【雑文】
最近よく寝ている
天気がいいのに寝まくっている
無職なので時間はあるが無職だから金はない
散歩と睡眠以外は何もできない
不幸中の幸いはヨメガキジョカノエトセトラが存在しないので出費を最小限に抑えられることだ

キャピタリズムに反したトーキョーライフ
俺はいま新宿で立ち止まってる想像力のカプセル一つ飲み込んで

というロックな状況なので、ヘイユー街を行くお前、靴の踵が取れかかってるぜ、だから今すぐ俺の恋人になってくれないか

と叫びたい気分だが実際やると結構変質者ぽいしそういうことでポリスに捕まるのはちょっとひくなあ


そういえばサイタマノラッパーの入江くんのブログが話題になっている

あそこに書かれていることは映画屋なら誰でも痛いほどわかることだし、もはやそれが日常すぎて何も新鮮に感じられないネタでもある
それが話題になったってこの国の精神構造に依存する映画産業のシステムはきっと何も変わらない
彼より少し年上の俺はそんなホープレスな事実を痛いほど知っている

ただ、それでも何かに立ち向かおうとしている入江くんはとてもロックだと思うし、俺は老若男女問わずロックな人が好きだ

そういえばある先輩監督は、どうせくだらない映画もシステムも淘汰されるから、それまで我慢してやりたいことやり続ければいいのだ、と言っていた
彼もロックだ
だいぶロックだ


ロックは、純粋であればあるほど、美しく鳴り響く

俺は思いっきりピーターパンシンドロームの貧乏中年だけど、いつだって頭の中では爆音でロックンロールが鳴り響いてる

だから、いくらだって物語は生まれるし、会いたくなったらいつでも誰とでも会えるし、君んとこ飛んでったりできるぜ


それでも人生は続くし、誰だって死ぬまで生きる
それだけだ


今日であの場所が失われて2年
サンキューロッカーズ