バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

しふくの時間

2021-06-20 10:57:30 | NPO法人アルファバドミントンネットワーク
アルファクラブの子供達がバドミントンノート提出している。
強制はしていないので、今は数人提出するだけ。
これはいわゆるコーチと子供の交換日記かな。
コメントはその子の学年に応じた漢字を使うよう配慮するが、つい学年以上の漢字を書いてしまっても、それをきっかけに覚えるだろうし、読めなければお母さんに聞くでしょう。
言葉も、そう。少し難しい言い回し、とくに慣用句やことわざ使えばわからなければ聞いて理解するでしょう。

今体育館が5時までだから、練習時間繰り上げ3時から5時にしている。
3時半頃からポツポツ集まるので、それまでに一人でネット4面張って待つことにしている。

こうしてネット張るの何年ぶり、いや何十年ぶりだろう。
監督なんて立場になってからか、自分でネット張っていなかった。

ポールに紐をかけてもう片方に移動し、長さが合わないと左右行き来して張りながら練習内容考えたりする。でもそのうちネット張りに無心になることもあり、それはそれでいい時間だなと思う。
そうこうしているうちに小学生が一人三時に来るようになり、一緒にネット張りするようになった。

まず4面分のポールを立てる。
小学生は移動は常に駆け足。
1枚のネットを広げ二人で左右に分かれ紐をかける。
小学生はぴょんぴょん跳びはねながらかける。
長さの調節と確認ができると、せーので一緒に引く。
無言で、あうんの呼吸で4面張る。
一人で張る静寂の時間もそれないに良いけど、この子と無言で準備するこの時間はもっと良い。

この子のノートに、一緒にネット張るのはコーチにとって「しふくの時間」ですよって書いておいた。
きっとお母さんに意味を聞くだろう。

その翌週ノートにこう書いてあった。
「お母さんにしふくの時間ってどういうこと?って聞いたら、コーチいいこと言うねってだけで意味を教えてくれませんでした。」
さすが、お母さん。




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