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胸郭出口症候群って知ってる?

2011-03-03 13:08:58 | Weblog


体温が低めの人は寒さを感じ難い体になっている
確かに、私は普段から体温は低めで真冬でも結構薄着だからかなあ
倒れる前は、冬でも家の中ではTシャツ姿だったけなあ・・・
家事をするにはこの方が動き易かったという記憶が・・・

定期的に運動をすると、血流や基礎代謝が改善して、体温調節もスムーズになって、暑さ・寒さに強い体になる
フムフム・・・これは歴代ワンコに感謝しなければ・・・朝晩の散歩・・・これが私にとっては定期的運動だった!




さて、本題の「鎖骨の話」に移動する事にしよう

鎖骨は重い腕を支え、老廃物が集まる部分で常に負担が加わり、歪みや詰まりが・・・
左の鎖骨は全身を流れる血管とリンパの最終地点である「鎖骨下静脈」があって心臓にもどる。
人間が4足歩行をしていた時、体の重みを支え、着地の時前脚にかかる衝撃を吸収する役割をしていたという。
しかし、2足歩行をするようになってからは、頭からの加重を受け止めながら、重い腕を支える役割へ変化してきている。
その為、鎖骨は常に下に引っ張られる力に耐えていて、負担が掛かり易く、歪みが生じ易い・・・そんな骨だ、なんて普段考える人がいるかしら

そこはリンパの最終地点なので回収荒れた老廃物が鎖骨下に集まって排水口ネットにゴミがたまるように滞り易い傾向にある・・・ナヌ
そして左鎖骨下静脈は全身のリンパ管と血管の最終ゴール地点・・・という事は、下半身のリンパ液はそけい部に集まった後、腹部を通って鎖骨へ流れ込むのである。
また、頭部のリンパ液も顎の下のリンパ節から耳の下、鎖骨へと流れる。

鎖骨って、そんなに重要な役割をしているんだ
肩の前方にあり、胸骨と肩甲骨を連絡する左右一対の長骨。頸部(けいぶ)と胸部の境に水平に横たわり、上方から見るとS字状に屈曲している。
鎖骨は、clavicle 或いはcollarboneと言われているが、鎖骨コンシャスと言えば、つまり現代社会では若い女性の注目を集めている、鎖骨のくぼみを美しく見せるファッションの事である。


因みに私が知ってる「鎖骨」はwish・boneで英語ではmerrythoughとも言う。
これは殆どの鳥の胸骨の前にあるふたまたの骨の事で、食事の時、皿に残ったこの骨の両端を2人で引き合って長いほうを取ると願い事が叶うと ...
やったなあ・・・鳥の丸焼の時・・・

ところで、胸郭出口症候群はチョッと気になる病気だが、気功のレッスンで簡単に出来る「いいこと」を学んできましたよ~~~

その前にチョッとお勉強を・・・パスしたい方はどうぞ♪♪♪マークの処まで進んじゃって下さい♪♪♪

胸郭出口症とは、鎖骨周辺で腕神経叢(わんしんけいそう)という腕や手指に行く末梢神経の束が、腕や手指に行く鎖骨下動脈や鎖骨下静脈という血管とともに圧迫されて起こる病気である。
心臓から続く血管が、胸郭を出た所で神経とともに圧迫されるので、この名称がある訳だ。
首や肩・腕を特定の位置に持っていくと、腕や手指に痺れやだるさ、痛みなどが現れる。
首が長く、なで肩の女性に多く、20代にピークがあると言われているが、娘が苦労している症状がこれっ
私の首も長い・・・これを娘が継いじゃった 息子はアメフトのお陰で・・・
だから我が家は「鞭打ち症」には普段から要注意

原因は何だろう?
鎖骨周辺で神経や血管を圧迫する原因がいくつかあり、これらをまとめて胸郭出口症候群と呼ぶのだが・・・
前斜角筋(ぜんしゃかくきん)と中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)という首の筋肉の間で圧迫されると斜角筋症候群、
鎖骨と第1肋骨の間で圧迫されると肋鎖(ろくさ)症候群、
小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群、
頸椎にある余分な肋骨で圧迫されると頸肋(けいろく)症候群というのだそうだの
症状の現れ方は手指や腕の痺れ、熱感・冷感、脱力感で始まり、徐々に首や肩、肩甲部の疼くような痛みが現れる。
症状は、電車のつり革につかまる時のように肩をあげて後ろに反らす運動や、首を反対側に傾けてさらに後ろへ反らす運動をする時に強くなる。
神経が圧迫されると痺れや痛みが現れ、動脈が圧迫されると腕や手指の色が蒼白になり、静脈が圧迫されると腕や手指の色が暗青紫色になる。
進行すると、このような動作が全くできなくなるから、毎日出来る内に続けているべきだと思う。

検査と診断・・・
症状と病歴から推測できるが、3つの誘発テストで更に確かになる。
鎖骨の上のくぼみを指で圧迫して痛みやしびれを誘発する、
首を反対に倒して反らせると手首で動脈の脈拍が触れなくなる、
肩をあげて後ろへ反らせると手首で動脈の脈拍が触れなくなる、
肩をあげて後ろへ反らせた位置で指の屈伸運動を行うと、腕がだるくなって3分間続けてできない3分間挙上負荷テストなどがある。

治療の方法は、症状を悪化させる動作を禁止し、消炎鎮痛薬を内服したり、
重症例では手術が必要で、原因により第1肋骨切除、頸肋切除、前斜角筋切除等を行う。
でも、胸郭出口症候群に気づいたらどうしよう?
首や肩を特定の姿勢にすることで痺れや痛み、手指の色の変化が現れたら、整形外科に受診するのも当然かも知れないが、自分でもチョッと・・・

無論、同様の症状が現れる病気は、脊椎の疾患や鎖骨周辺や肺の腫瘍など様々なものがあるのは確かである。

腕や手指に行く神経の束が血管とともに圧迫されたり、
手指や腕の痺れ、痛み、だるさ、肩こり、肩甲骨周辺の痛みなどがおこる胸郭出口症候群:神経や血管が圧迫されてしびれや痛みが腕の痺れやだるさ、痛みの為に、電車のつり革に掴まっているのが辛い事はないかしら? 
逆に、ずっと手を下げていても同じような症状が出る事もある。
何度も言うようだが、こうした痛み、痺れ、だるさは腕だけでなく、首から肩、背中の肩甲骨周辺に現れたり、頭痛や手先の痺れとなって現れる事もある。

胸郭出口というのは、鎖骨と第一肋骨の間のすき間のことで、ここには腕や手指に行く神経の束や血管が通っている。
このすき間が狭くなると、神経や血管が圧迫されて、痺れやだるさ、痛み等の症状が起る。
得に、痩せた、なで肩の人は、もともとこのすき間が狭い為、こうした症状が出易くなる。
倒れる前は、肉布団を着てたので?鎖骨なんて長年、お目にかかった事がなかったけど・・・10年かけて理想の体重になったら鎖骨が・・・あったんですよね(笑い!)
また、こういう体形ではなかったので、、首や肩を支える筋肉が強く、肩が凝らなかったのかあ~(笑い)
標準体重になったからって、喜んでばかりはいられない
胸郭出口症候群に注意しなくてはという事で「隠れ胸郭出口症候群」に要注意かあ~

悪い姿勢、長時間のパソコン作業は要注意
胸郭出口症候群による様々な症状は、悪い姿勢を長く続けると、更に悪化する。
長時間パソコンワークを続けた時など、首の筋肉の緊張も長く続くので肩こりが酷くなる・・・当然
頭が上半身よりも前に突き出た姿勢になりがちで、この姿勢を横から見てみると、とてもバランスが悪いらしい
体の前方に重心が偏るのを、首や肩、背中の筋肉が引っ張って支えている訳だから、筋肉の緊張が強く、長く続くことになる。

長時間のパソコンワークを続ける場合は、座る姿勢に注意が必要で、顎だけが前に突き出て重心が前に偏らないように、椅子に座る時には、猫背にならないように、顎を引いた姿勢を心がける・・・フムフムこれは普段からこの10年私が注意している事である。
パソコンのキーボードの高さ、書類を置く位置にも気をつけなくては・・・
パソコン作業中は腕が下がった状態なので、1時間に1回は、腕を頭の上に上げたり、首を動かす運動をするようにしている。。

♪♪♪
胸郭出口症候群の症状を改善する為には、神経と血管の通り道を広げる必要がある。
それには、胸郭、肩甲骨などの位置関係や動きを改善する運動を行う。
おすすめは、肘を曲げたまま腕を大きく回す運動である。
肘を体の前に突き出し、腕を大きく回して肘を外へ開く。
そのまま、肘を下の方へ回して、再び元の位置に戻す。
これを5回、反対回しを5回、毎日仕事の合い間などに行えばいい。
この時、肩甲骨をゆっくり大きく動かすようにすると、肩周辺の筋肉に刺激が伝わってストレッチ効果も大きくなり、胸郭や肩甲骨などの動きの改善に繋がる。
又、首をゆっくり前→右→うしろ、前→左→うしろと半円に回す運動も有効
グルッと首を回すのではなく、半分だけ数回やった後にグルッとで終える。
頭の重みで首の筋肉を伸ばすような感覚で行う。
これは、仕事中でもできるし、入浴時に肩周辺を温めながら行うと効果抜群
血行が改善されて、筋肉の凝りがほぐれる!

もうひとつ・・・自分の鎖骨を撫でる
左手の指を人指し指と中指の間でふたつに分けて、右の鎖骨の上に載せてゆっくり撫でる
この時、肩から窪みに向かって一方方向で数回撫で、次に反対方向で肩に撫で流す。
右手でも同じ様に左側の鎖骨を撫でる。
思い出して下さ~い・・・左の鎖骨は全身を流れる血管とリンパの最終地点である「鎖骨下静脈」があって心臓に戻るんですよ~~~





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