背中を反らします。腰の上側(腰と背中の境目。肋骨がなくなるところ)辺りや、肩甲骨の下辺り、肩甲骨の横の背中が張っていると感じる方もいると思います。
腰の上側の時は、張っている側(右側なら右)のみぞおちから外側の肋骨の中に手の指で、不快でない程度軽く入れる感じで押さえます。数十秒押さえてから指を離します。
再度腰を反らしてみると、張り感が和らぎます。
肩甲骨の下なら、そこに沿っている前の肋骨の間を指を沿わせて押さえます。または呼吸に合わせ開いたり閉じたりさせてもよいでしょう(吸うとき開く、吐くとき閉じる。ただ合わせるだけです、手で誘導しないように)。数十秒やったあと、先程と同じように反らしてみましょう。
肩甲骨の下が楽になります。
なぜか?理由はいくつかありますが、1つはお腹と肋骨のつなぎ目が広がったり、肋骨の間(肋間)が広がったりするようになれば、それに対応する背中側も動きが付き、張りがとれるということです。肩甲骨の横なら胸辺りの肋骨間ということでしょう。
やや前かがみで前側が緊張してない状態が良いかも知れません。
立つのも楽になる場合もありますよ。
画像は上から
1番目、腰の上(肋骨との境目あたり)の時のみぞおちの外側、肋骨とお腹の境目を押さえています。
2番目は背中の場所、3番目は骨格模型に青いシールを貼っています。
4番目は肩甲骨の下の時の肋骨の間を押さえています。
5番目は背中の場所、6番目は骨格模型に青いシールを貼っています。