昨日の「脳開発プログラム2 思考・妄想を管理する」の中にもあるのですが、
「慈悲の瞑想」トレーニングがあります。簡単で効果抜群です。
前にも紹介したことがありますが、オススメなのでもう一度。
現実でないことを勝手にあれこれ想像(妄想・思いこみ)し続けると、脳が疲れて壊れてしまう危険があります。原始脳が大脳に指令を出してやらせるのですが、くり返すことでその回路が強化されてしまいます。
そこで、思考を清らかで健康なもの(善思考)に置き換えてやるのです。慈しみの思考、平和に関する思考、他を助ける思考、他人の役に立つ思考などです。善思考にかかわる言葉をくり返し念じることで、徐々に脳の悪思考の配線が弱くなっていきます。
簡単なのが初期仏教(スマナサーラさん)オススメの慈しみの思考に関するフレーズです。
慈しみは「慈」「悲」「喜」「捨」の4種類に分けられます。
「慈」とは慈しみ。友情。「皆、仲良く、友達のように生きましょう」という気持ち。
「悲」とは憐れみ。悩んだり苦しんだりしている人々や生命の幸福を願う気持ち。
「喜」とは喜び。他の生命に対して喜びを抱くこと。他人の成功を喜ぶこと。
「捨」とは平常心。生命の個としての差を認めて、差別意識から心を解放すること。すべての生命が平等になってほしいという気持ち。(差別意識は無智によって起こりますから、智慧が必要です。)
これをフレーズにすると、
生きとし生けるものが幸せでありますように (慈)
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように (悲)
生きとし生けるものの願い事が叶えられますように (喜)
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように (捨)
それぞれ慈・悲・喜・捨を意識して念じます。その時によってどれか一つでもいいし、表現が変わってもいい。「悟りの光が現れますように」が難しければ「智慧が現れますように」とかでもいい。くり返すことで、慈悲喜捨の思考を強化するトレーニングになるのです。一人なら口に出して言ってもいいし、心の中で念じてもいい。これをくり返すと、怒りや憎しみなどの悪思考がなくなっていきます。意識して念じれば頭の中は善思考で幸せになります。
そして、原始脳による悪思考に大脳が支配されないので、理性的に物事が考えられるようになり、脳が開発されるというわけです。
簡単なのでオススメです。
全くですね、今さらですが人生に遅いということはない、思い立ったが吉日ということで、極力実践するべく努力します。
妄想・思い込みの連続→脳が疲れ壊れるですか!
なるほどねぇ まさしく私です。 そして精神的にマイナスになるんですよね。
はい 善思考で頭を巡らすようやってみます 笑顔で^^
私もこのフレーズは悲しい不幸な出来事を見たり聞いたりした時とか、ふと思い出した時や風呂に入ってる時や洗濯物を干してる時、暇な時、寝る前なんかに念じてます。
特に煩悩(怒り落ち込みなど)を感じた時なんかに念じたら気が楽になりますよ。^^
今日の投稿文は昨日の投稿文より簡単ですね!
私の頭でも理解できそうです。(笑)
>生きとし生けるものが幸せでありますように (慈)
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように (悲)
生きとし生けるものの願い事が叶えられますように (喜)
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように (捨)
このフレーズを毎日念じればいいですね。
>一人なら口に出して言ってもいいし、心の中で念じてもいい。
入浴時に声を出して念じます。(笑)
頭の中が慈悲の善思考になると、気分もいいですよ。
いつでもどこでも善思考ですね^^
ランキングからきました。
私も瞑想はやりますが、こういう念じる
ものはやったことがないので早速
念じてみました。
不思議と、雑念が消えた気がします。
毎日やると効果がありそうですね。
人のためを思うことってとてもいいですね。
応援していきます。
善思考の回路を強化することで悪思考の回路を弱める。
初期仏教(お釈迦様の教え)は科学的で理性的だと思います。
みんなが善思考になって平和になればいいですね^^。