バカ犬

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豊洲の問題、最悪

2017-01-19 | Weblog

豊洲の問題が、最悪の状態になってきました。有害物質のモニタリングの結果が最悪だと判明。

これでは、豊洲を使う業者も、最終消費者にも、合意することが出来なくなってしまった。6,000億円が無駄になろうとしている。

2016年11月8日に書いた「矮小化される巨悪」に書いた「物語」が真実に近いと分ってきた。
http://blog.goo.ne.jp/baka-inu/e/a8f6575ad823e494c022720965f5122a

9回目の観測で高い有害物質のデータが明らかになったのは、競争入札で選ばれた新しい会社が捕捉したものだ。
従来は、6,000億円の工事を請け負った、鹿島、大成、清水のJVの関係会社がやっていたのだが、異常値が限りなくゼロの近い結果だった。
恣意的な数字ではなかったかと疑われるのは当たり前だ。やはり、何かを隠しているのだ。

僕の思い付きで描いた「物語」が真実に近いものだと、経緯が証明しているようだ。

1.東京ガスは、初めから、東京都への売却には反対だった。
2.それを東京都が強引に、築地市場の代替地として、買い取ることを決定した。それが2001年。
  問題の石原知事(1999~2012)がトップで、その下の副知事、浜渦さんが強引に東京ガスを口説いたという。
3.正式契約が2011年。石原知事が知らないはずはない。
4.ほくそ笑んだのは、銀座の延長線上にある築地を、巨大デベロッパーが再開発して、巨額の利益を得ることが確定したからだ。

こうして、豊洲市場は、悪いたくらみで作られたことが、ハッキリした。

では、いまどうすべきか?

食の安全と、市場を使用する業者の不安、消費者の不信を考えたら、豊洲移転を白紙に戻し、他の選択肢を考えるべきだろう。

責任は、石原元知事と、その後の歴代都知事に取ってもらう必要がある。


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