隊長の独り言

町の小さな学習塾の隊長が、あれやこれやをつらつらと書き付けるブログです。
基本的に感想文です。

記憶力

2009-05-29 22:59:05 | 学習全般
もっと自分の「記憶力」が優れていればって思ったことないですか?

漢字練習や英単語の練習しているときなんかよくあるわね。

一度見たら忘れない脳味噌ならいいのに・・・なんて。



でも、「忘れる」ってのも人間にとって重要な能力の一つです。

「忘れる」って力があるから生きていけるんだな。

人生で悲しいことやつらいことが全くない人はいないわけで、みんなそれぞれ悲しみや苦しみで心がいっぱいな時を経験している。

で、もし「忘れる力」がなかったら、その悲しみや苦しみがいつまでもいつまでもいつまでも心に居座るわけです

それじゃ生きていけないから、人間は時間がたつといろいろな記憶が薄くなるようにできているんだと僕は思っています。


ですので、勉強しているそばからどんどん忘れる人も、ある意味すばらしい力をもっているんだから、めげずに記憶しなおしてください




中2のみなさん、読んでますか?

2009-05-28 22:36:06 | Weblog
このブログのこと、あんまり言ってないけど、今日は授業でインターネットの話題がでたので、中2生のみんなに宣伝してみました。

授業やブログの感想なんかを下の「コメント」欄に書いてくれるとうれしいですね。


みんなけっこうインターネット使ってるんだね。

洋服や自転車買ったり動画みたりか・・・。

僕が中2のときは棒人間がぴこぴこ動くだけのしょぼいゲームくらいかできなったんだよなあ

英会話と英語

2009-05-27 22:12:42 | 学習全般
新中1のみんなも「英語」に慣れてくる頃だと思うけど、小学校でも英語の授業が始まってるんだよね。

小学校のときから英会話と習ってる人とやってない人では、中1の1学期は差があるけど、二学期以降はあんまり変わらなくなるってのが僕の印象。

「英会話」と学校英語ってほとんど別物なんだよね。

中学校の英語、もっといえばテストや受験における英語ってのは「書く」ことが中心なので、単に「英会話」をやっているんだとほとんど役には立たない。

英会話スクールのなかでも、「書く」ってことを小学生にもやらせてるところがあって、それはずいぶんアドバンテージになるのだけれど。


もちろん「英会話」を習うことは「英会話」の役にはたつんでしょうから、無駄だと言ってるわけではないですよ。

現状の学校英語は「英会話」をやってないし、入試はそれを要求してはいないってことね。


さて、今の小学生が中学に行ったときの「英語」に違いがでるかどうか楽しみね。

二流を増やす

2009-05-25 22:54:40 | Weblog
僕は楽しそうなことは何でもやってみるようにしています。

パンを焼くとか編み物とかスズムシを育てるとか紙飛行機をつくるとかピアノを弾くとか。

楽しいって言ってる人がいるものってのはきっと何か魅力があるんだろうなという予想のもとにとにかくやってみる。

もちろん人には好き嫌いがあるから、やったものはみんな面白いってわけじゃないけど、挑戦してみたって経験があるだけで、その分野にはまってる人と話ができるのね。


で、何でも「一流」になるには時間とカネがかかるから、いろんなことに「一流」になるってのは難しい。

だけど「二流」までならけっこういける。

「一つのことに打ち込む」ってのは美しいけれど、たくさんのことをそこそこ頑張るってのは幸せ時間が多いって感じね。


なにか「これ、面白いよ~。やってみな!」ってことありませんか?


今日しかできないことをやる。

2009-05-21 22:57:31 | Weblog
高校生と話をしていたんだけど。

勉強が忙しくて本を読む時間も、映画を見る時間もないと


たしかに高校生も中学生も小学生も忙しいね。

勉強や部活や習い事がいっぱいだ。


でも、だからこそ今日一番やるべきことをやろう。

っていうと「だから勉強しろ」って意味にきこえるだろうけど、そうじゃないと思う。


勉強なり部活なり習い事なり、本を読むなり映画をみるなり友達と遊ぶなり、好きな人に見とれるなり、いろいろある「やるべきこと」のなかで一番大切だと思うことをやろう。


たとえば・・・


僕は16才の誕生日に学校をさぼった。

学校を抜け出して「献血」にいった。

なんとなく16才の誕生日には「授業を聞く」より「献血をする」のほうが重要だと思ったんだ。

それが正しかったかどうかはわからないけど、16才になった僕が16才なりに考えて16才なりの結論を出したってことが良かったのだと思う。

「自分の判断」をもっともっと大切にしてもいいんじゃないかな。







私立高校説明会

2009-05-20 22:16:08 | Weblog
今日は塾向けの私立高校説明会に行ってきました。

会場いっぱいに塾の先生たちが集まって、各高校のアピールを聞くわけです。


そういえば、ゼミAを始めた頃、福島では塾向けの説明会なんかどっこもやってなくて、情報を集めるのに苦労したのですが、今は校長先生クラスがうちみたいな小さな塾にまで顔を出していただけるわけで、ずいぶん変わったなあ・・・。


それはともかく、各高校とも本当に一生懸命やってらっしゃるってのがビシビシと伝わってきます。

おそらく「熱意」って意味ではどの県立高校より上なんじゃないかな。

福島では「公立>私立」なわけで、どんなにがんばっても「滑り止め」ながら、それでも「子どもたちのために」とやる・・・たぶん集まった「塾」のみなさんも同じなんじゃないかな。


それぞれがそれぞれの「こどもたちのために」を用意して、「公」が用意した教育からはみ出た子どもたちの力になれるといいですね

数・英と理・社の勉強の違い

2009-05-19 22:52:51 | 中学生の学習
数学とか英語ってのは中2の勉強に中1で勉強したことが含まれていて、中3の勉強には中2で学んだことが入ってる。

だから今の単元を一生懸命やっていれば、過去の復習が自動的に行われているわけです。

たとえば、連立方程式を解いているってことは正負の数の復習をやっていることになるし、比較級を勉強しているならBe動詞と一般動詞も同時にやっている。



だけど。

理科と社会は3年でやってることと1年でやってることは全然違う話。

いくら公民を一生懸命やっても鎌倉時代の復習にはならないわけだし、イオン(復活おめでとう)をまじめにやったからといって、植物のつくりがわかるわけではない。


だから中3生諸君、理社の復習が大切なんですよ。

2年も前にならったことを覚えてるわけがない。

だからときどき復習。


理社は復習が命

囲碁大会

2009-05-18 22:37:00 | 学習全般
昨日は、少年少女囲碁大会にいってきました。

囲碁や将棋の大会って他の競技とは違って「年齢」による区分けがあまりないんです。

昨日の大会では、5才くらいから中3ぐらいまでの子どもが集まって実力ごとに分かれて試合をするわけで、「小2対中3」なんていう、スポーツに馴染んだ僕から見ると信じられない戦いがあるわけ。

でもそれが「普通」なので、別に中3が小2に負けても恥ずかしいなんて気持ちはなくて、みんな生き生きと打ってる



いつも思うんだけど、算数とか数学なんかは「年齢による区別」をしてるんだよね。

小2なら掛け算とか中3なら平方根とか。


もし算数・数学が「囲碁・将棋」のように「実力ごと」に学べて、自分の力のちょっと高いところを目指して日々精進・・・って形になれば、算数嫌いや数学嫌いって子どもはほとんどいなくなるんじゃないだろうか。


分数や小数の計算があやふやなのに「中2だから」って理由だけで連立方程式をやらされるから嫌になるんだよね。

実力は8級なのに、「中2だから」って理由で2段や3段の人と囲碁を打たなければならないってんなら、ひとっつも面白くないでしょ。


そんなことを考えつつ観戦しておりました。

それにしても、野球でも囲碁でも「子どもの戦い」って面白いなあ。










どうなんだろうなあ。。。

2009-05-15 22:37:29 | 中学生の学習
公立のある中学校、中学三年生。

今月今日までの日程なんですが・・・。

5月1日・・・普通に授業(1)
5月2日・・・土曜日につき休み
5月3日・・・日曜日につき休み
5月4日・・・みどりの日につき休み
5月5日・・・こどもの日につき休み
5月6日・・・振替休日につき休み
5月7日・・・普通に授業(2)
5月8日・・・普通に授業(3)
5月9日・・・修学旅行1日目
5月10日・・・修学旅行2日目
5月11日・・・修学旅行3日目
5月12日・・・修学旅行の振り替えにつき休み
5月13日・・・修学旅行の振り替えにつき休み
5月14日・・・普通に授業(4)
5月15日・・・開校記念日につき休み
5月16日・・・土曜日につき休み
5月17日・・・日曜日につき休み

だと。

今月はまだ4日しか授業がないのね

まあ、たしかに休日は国が決めてるわけだし、もっとあとに修学旅行にいくわけにもいかないんだろうけど・・・。

これじゃあ勉強しにくいよねえ。


どう思います?