隊長の独り言

町の小さな学習塾の隊長が、あれやこれやをつらつらと書き付けるブログです。
基本的に感想文です。

刮目して見よ!

2009-04-30 22:06:44 | Weblog
昨日は息子の野球チームの応援でした。

相手は1ヶ月ほどまえに24対1という大敗を喫した強豪チーム。

10点以内になってくれればという消極的な願いをもって見に行ったのですが。



なんていうか気迫のこもったすばらしいプレイをいくつも見せてくれました。

1ヶ月前からは想像も出来ないファインプレイの連続に僕もヒートアップして大声をはりあげてました。


まあ、映画やドラマのようにはいかず結局は5対1で負けてしまいましたが、大変後味の良い、感動的な試合でした。


「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」という言葉があります。

人間(うちのチームのキャプテンは女の子だし)は、3日もたつとどれほど成長しているのかわからんから、しっかり目をあけてみなさいという意味です。

ましてや子どもを1ヶ月もみてなかったらホントに驚くくらい成長しちゃうんだなあ。


しっかり刮目しようっと

忘れ物

2009-04-28 22:39:38 | Weblog
昨日、仕事に行くとき、携帯を家に忘れてきました。

仕事を終えて、22時30分ごろ家についたとき、気づいたのです。。


家のカギは携帯についている・・・


もちろん玄関も窓もしっかり閉まってます(さすがうちの奥さん。)。

奥さんは朝5時くらいに起きている人なので、家族みんな熟睡しています。

起こすのは悪いけど、しかたありません。


ピンポンしてみました。


反応ありません


玄関をガチャガチャやってみました。


反応ありません



電話で起こすしかないなあ。

携帯がありません


公衆電話をさがしました。

イマドキ、あんまりないんですよね、公衆電話


やっと公衆電話にたどりつきました。

小銭がありません


車の中を探すと、おお!未使用のテレカ(なつかしい)がありました。

電話をかけて・・・


コール1回、2回、3回、4回、5回、6回、ガチャ。


「ただいま、留守にしております。ご用件の方は・・・」


それでも10円分はとられるんだ・・・なんて思いながら再チャレンジ。

50度数が40になったところであきらめました。(10回やったってことね)


とぼとぼ帰っているときにひらめきました。

人間、おいこまれると知恵がでるもんです。



物置から次男用の野球のボール、やわらかタイプをひっぱりだし、家族が寝ている窓めがけて振りかぶる

ああ、いつもキャッチボールに誘ってくれている長男よ、ありがとう、ドンピシャストライクです!!


奥さんがびっくりしながら玄関を開けてくれました


家に帰れるって幸せですよ









スケッチ

2009-04-27 22:42:44 | Weblog
我が子を動物園につれていくとき、僕はスケッチブックをもたせます。

子どもにとって「動物を見る」ってけっこう刺激がないんですよね。

100年とか前、ゾウをみたことのないヨーロッパ人が始めてゾウを見たときとか、40年前に始めてパンダをみた日本人ぐらいの感動ってイマドキの子どもにはないですもん

もはや写真をとる意味もないわけで。


スケッチをするとガラッと変わります。

ゾウの目には毛が生えてるとか、フラミンゴの足は首より細いとか、あらたな刺激がある。

いつも同じ動物園でも、毎回毎回楽しめますよ。








両立

2009-04-24 22:37:53 | Weblog
中学生になると、「部活と勉強の両立」ってもんが必要になってきます。

いま、みんな部活に入って、それぞれ頑張っています。

特に運動部は最大の山場を迎えている時期です。


部活は頑張る、勉強も頑張る。

絶対的に時間がたりません。


一日30時間あればなあと思うこともあるかもしれないけど、世の中で時間だけがみんなに平等に与えられています。


でも。

「時間が足りないなあ」とか「息抜きがなくてキツイなあ」って感じたら、喜んでください。

君の人生はいま充実してるんです。



部活を頑張ってない人もいるし、勉強を頑張ってない人もいるし、両方頑張ってない人もいる。

その人達はきっと「時間が足りないなあ」とか「息抜きがなくてキツイなあ」って思ってないわけです。

そうだったらHAPPYでしょうか?

そんなことはないわけですよ。


「時間が余ってる中学生」って悲しいでしょ?

「時間が足りないなあと思ってる中学生である幸せ」をかみしめながら頑張りましょう

暗記の呪文

2009-04-23 22:31:18 | Weblog
僕の社会の授業では、よく暗記のための呪文がでてきます。

ときには身振り手振りが入って、それを中学生の全員にやってもらいます


外から見ると新興宗教の儀式をやっているみたいで、ガラス張りの教室でやってるときは通行人と目があったりします。

けっこう恥ずかしいんですが、がんばってやってます。

全国学力テスト

2009-04-22 22:42:30 | Weblog
私立校にとっては簡単すぎると脱退がめだつ全国テストですが。

「普通の子」たちにはけっこう難しい問題も多いです。

特に今回はいつもやってるテストと聞かれ方が違うので、とまどった子どもも少なくないはず。


PISAテスト(国際学力調査)を意識してる感がありますねえ。

僕らはテストやったら、次の授業で解説しないと遅いと感じてるんですが、このテストは返却までに時間がかかりすぎて、個人の学習にとってはほとんど効果がない。

ホントに「学力調査」なわけで、もう少し「学習」に生かす方向にあってもいいと思うんだけどなあ。

中3の春

2009-04-21 23:32:33 | Weblog
受験生として燃え始めた中3ですが・・・。

今、修学旅行シーズン真っ只中。

今日も明日出発組はお休みです。


で、修学旅行が終わるとゴールデンウイークになって、それが終わると中体連です。

なかなか集中できないのが中3の春。


ま、とにかく旅行が楽しいものでありますように

掛け算と九九

2009-04-20 22:56:14 | Weblog
今日は小2生に掛け算を教えていました。

イマドキめずらしい「九九」をしらない生徒。

いいですねえ本当に、九九を知らないというのは。


掛け算というとすぐに「九九を覚えないと」ってなるひとはたいてい算数が苦手だった人です。

掛け算の学習にとって九九は大敵なんですよ、実は。

たとえば「シチハゴジュウロク」を覚えちゃった子は7×8がすぐにできます。

でも九九を知らない子は、7×8は7が八個あるんだよ、と考えて、7を八回足すんです。


今日もそうでした。

そしてそれをやってるうちに、「×4」なんかを「2個分が2個分」にしたり、「×9」を「×10から一個分引く」なんかに発展するんです

これが算数の醍醐味です。

これ「シチハゴジュウロク組」には味わえない


2年生以下の子どもに九九を教えては行けません。

掛け算を教えるだけの方が伸びる子になります

マンガ日本の歴史

2009-04-17 22:19:40 | Weblog
中学の入学祝いに一番いいと思うのがこれ。

歴史ってイメージがわかないんだよね。

お父さんお母さん世代は、まだ「時代劇」とか「大河ドラマ」を見ていたから多少あるけど、イマドキのまともな13才はそんなものを見てないから、「昔の生活」を想像するのがとてもしんどい。

だから「マンガ」ってのは学習法としてとってもいいのね(歴史は・・だよ)


で、数ある歴史マンガでもこの小学館のが最強。

監修が児玉幸多先生ってのが大きいと思うんだけど、一昨年に亡くなってしまったので、今後はどうなるか。



実は僕が中学の時、社会だけが苦手科目だったのね。

高校受験のときなんかは200満点で181点だったんだけど、落とした19点のうち17点は社会。

国数理英はほぼ完璧なのに、社会のせいでトップ校にいけなかったわけ。


で、その僕を変えてくれたのがこの「日本の歴史」です。

高校生の時読んで、歴史が面白くなって好きになって偏差値が30そこそこから70くらいになりました。

ゼミAにもおいてありますから、ぜひ一度、読んでください。

できれば買ってください


小学理社

2009-04-16 22:04:50 | Weblog
都市部の中学受験は別として、教えてる感じでいうと、小6の理社と中学の理社ってほとんど同じなんですよね。

とくに小6の授業と中1の授業なんてのは同じクラスでやっても大丈夫じゃないかっていうくらい。


理社ってペンキ塗りみたいに、1回目は薄く塗って、2回目はもう少しぬって、3回目で仕上げって感じで勉強するのが一番。

でも小学生のときに、基本事項を入れないで(記憶しないで)中学に行くと、いきなり厚塗りすることになって、大変になったり、面倒になったりする。


実は算数や国語より大きな差になってるんですよね、わりと