ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇菅内閣支持率急落!~債券市場は総理発言を好感!

2010-06-24 | 政治
> Bro,大変です!


> 菅内閣の支持率が,発足後2週間で10ポイント以上も急落してしまいました!




> やはり,消費税率10%発言の影響でしょうか,この変化は?


まだ,発足2週間ですものね,あと考えられるのは亀井金融相の辞任問題ぐらいでしょ。
亀井支持者と消費増税反対者の内閣支持を失った結果が,この数字だと思いますが。

> それは,「想定の範囲内」と言う意味ですか?


亀井辞任問題はともかく,消費増税発言については,当然反発も予想していたはずです。

> この下落幅は,「失敗発言」を意味しませんかね?


それはどうでしょうか?
参院選後に発言していたら,もっと下落幅が大きかったかもしれない。
むしろ考え方として,菅政権では,鳩山政権と違って,「国民の人気取り政策」に終始し
ていてはダメなのだという点を指摘したい。
支持率とは,結局「人気度」を数値化しただけで,「政策の妥当性」を直接表現するもの
ではありません。あくまで「参考値」です。

> そうすると,「消費増税を明言しても,なお半数近い支持を集める内閣である」と?

今回の件で,私がより重要視する数値は,「債券市場の反応」つまり「国債価格」と「長
期金利」の動きです。

『長期金利7年ぶり低水準、財政再建の動きで』
  (2010年6月24日14時13分 読売新聞)
  URL http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100624-OYT1T00591.htm

前回お話したとおり,「日本の国債の信用」が保たれている限り,財政破綻は生じません。
今回の菅総理の発言を市場は好感して,長期金利は7年ぶりの低水準にまで下がりました。
日本の国債も「安全資産」と見て,「買い」を集めています。
これは,日本の景気回復を促進する動きを示しています。


> おお!では,菅総理の発言は,景気対策的には大成功だった訳ですか!


そのとおり!
大勢が感じているとおり,今の日本の情勢は「待った無し」の所に追い詰められています
から,必要な政策はどしどし進めて行くべきです。ブレる暇などありません。


> 分りました!がんばれ菅直人ですね,やはり!
> でも,かつては,麻生元総理もがんばっていましたけどねぇ…


う~ん…麻生さんは,「政局よりも政策」と言って,支持率など無視してましたからねぇ…


> やはり難しいですね。政治は。




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