オータムリーフの部屋

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安倍晋三のカルト政治復活

2012-12-28 | 政治

安倍晋三総理が難病に罹って政権を投げ出した、前代未聞の政治スキャンダルが五年前にあった。自民党はこのカルト政治家を再び総裁に選び、圧勝した。

上杉隆氏によると安倍氏には4人の神がいるという。
①新興宗教慧光塾
②鹿児島最福寺 池口恵観法主
③地元山口県 新生佛教教団
④ 母親の安倍洋子さん---慧光塾の親子二代に渡る信者
もちろん安倍氏側は上杉氏のデマだと言うことで抗議している。
 
藤原肇氏という米国在住のジャーナリストも安倍氏辞任に一役買ったことを公表している。
池口さんが主催する月一度の勉強会には、閣僚から陣笠までの国会議員も出席しており、訪日した私も時にはその会に顔を出す。平和を祈念する池口さんの宗教活動は、全世界を舞台にしてダイナミックに行われ、モンゴール共和国では「世界平和巡礼者」として、記念切手が発行され絶大な尊敬を集めており、現代における弘法大師の再来という人もいる。だから、池口大阿闇梨の前では俗界の肩書きは無意味であり、「門前の小僧」が首相に成り上がった安倍晋三などは、借りてきたトラ猫のように縮こまっている。そこで、責任を取らない安倍の居直りがみっともないし、世界から日本が嘲笑されるのが心苦しいので、池口和尚に以下のような手紙を送った。

拝啓
砂漠の夏は連日45度に達する猛暑で、熱風の中で直射日光にあたると、いささか眩量を感じるほどですが、池口さんの護摩修行に較べたら楽なもので、とても泣き言などは言えないことは明らかです。元気にお過ごしでしょうか。
 いつも送って頂く最福寺の「最友」にある、「恵観法主の日本救国論」という論考の中で、池口さんが安倍晋三の政治姿勢を褒めて、「最近の安倍総理の表情には、何か吹っ切れたものが感じられます」とか「国家・国民のためには『戦後レジームからの脱却』に全身全霊で取り組み、『美しい国・日本』の実現に一身をなげうつ気迫を見せることが大切であります。」とか書いておられます。
 前人未到の偉業をなし遂げた池口大阿闇梨が、愚劣な権力者を称える過ちを犯すことに、今の私は強い危倶を感じざるを得ません。名誉ある智慧と洞察を光背に持つ池口さんが、安倍晋三という権勢に生きる俗世界人で、世界レベルの常識や教養において劣る権力者に、賞賛の声を与えていいのかと考えた結果、このような手紙をしたためた次第です。
 
 学問の修練や厳しい修行を抜きにしたまま、「門前の小僧が習わぬ経を読む」というだけで、口先だけの虚飾の言葉で大衆をたぶらかし、カルト教団の熱狂に浮かれたというのが、安倍晋三という未熟な政治家の正体です。これは「心暗き人がいる処、ことごとく災いなり」であり、このような妄語を語り亡国に導く為政者が、衆生を三途の獄に沈めようとするのを見て、弘法大師はどのように嘆かれるでしょうか。
 国民から破産宣告された安倍は責任を取って、首相の地位を辞任するのが当然の理です。また、それを直接にアドバイスする立場にいるのは、一億日本人の中で池口恵観和尚だけであり、それが師傅的な人の果たす責務だと思われてなりません。高野山真言宗伝燈大阿闇梨の池口さんが、ここで日本国救国伝燈大阿閣梨の恵観大師として、日本の未来のために安倍晋三に辞任の勧告をしていただくよう、切望する次第です。
 池口恵観法主貌下                                       藤原肇

この手紙を池口恵観法主貌下に書いた藤原肇氏は、安倍内閣の無能を糾弾した「さらば暴政」という本も書いており、これが自民党の政権脱落を生んだと言う。

施政方針演説の直後に病気を口実に政権を投げ出して、慶応病院に逃げ込み、マスコミは病気だと嘘を並び立てて国民を騙したが、実際は池口大阿闍梨がやめた方がいいと忠告したのが真相だと言う。果たして政治アドバイザーなのか、それとも安倍首相のカルト狂いなのか?安倍氏は、組閣の閣僚選びも彗光塾のお告げや池口恵観法主に相談して決めたと言う。

池口氏に安倍元首相の辞任の真相を聞く ―吉富 有治 
 先日、“政界の指南役”と呼ばれる人物に会った。もっとも、ご本人は「そんなことはありませんよ」と否定する。 鹿児島県にある最福寺の法主、池口恵観氏(70)。「炎の行者」とも呼ばれ、信者の中には政治家や財界人、著名なスポーツ選手らも名を連ねている。 
 安倍氏と恵観氏の交流は約20年も続き、恵観氏の関係者は、安倍氏から恵観氏の携帯電話に連絡が入り、悩みを打ち明けられたり、相談を持ちかけられる場面を何度も目撃している。その信頼度は、若手政治家や秘書官たちで構成される「チーム安倍」の比ではない。私は京都市内のホテルで恵観氏を直撃した。安倍元首相の辞任の真相などを聞くためだ、突然の取材依頼にもかかわらず、氏は嫌な顔もせず、約40分にわたって話をしてくれた。 恵観氏は8月31日、安倍元首相と約30分間、総理公邸で面談している。参院選で大敗後、組閣が行われた直後のことだ。いったい何が話し合れたのか、「とにかく総理は落ち込んでいました。まったく元気がない。『気力がない』とまでおっしゃる。私は、『少しお休みになったほうがよろしいのではないですか』と申し上げ、(首相を)11月頃にお辞めになって、4、5年後に潮が満ちてきますから(注・「チャンスが巡ってくる」の意味)、そこで再登板されたらどうか、と申し上げたのです」 それに対して、「ああ、そうですか」と力なく答える安倍元首相。度重なる閣僚の不祥事で、精神的に落ち込んでしまったという。 ところが、辞任劇は約2週間後にやって来た。恵観氏も「総理の身体に大きな異変が起こった」と指摘し、個人的な見解と断りながらも、「自民党内でイジメがあったのでは」と推理する。イジメで孤立無援となり、決定的なダメージを受けたのではと分析する。イジメとは、まるで小中学生のような話だが、いまの政界、そんな幼稚なレベルの政治家がうごめいているのかもしれない。 「あの辞め方は残念でした。健康になれば国民の前に出て謝罪したほうがよい」と訴える恵観氏。その安倍氏は9月24日、入院後に初めて記者会見し、謝罪した。そういえば恵観氏、私と会った翌日には東京へ出向いている。元首相にアドバイスをしたのだろうか。
 政界では安倍氏の政治生命は終わったと囁かれるが、それでも「安倍総理は必ず復活します」と恵観氏は信じている。その言葉に、果たして安倍氏は、どう答えるだろうか。 (2007年9月27日)

恵観氏のお告げは見事に当たって、安倍氏は返り咲いた。占いやお告げで政策を決め、組閣する魑魅魍魎の政治家達がこの日本の社会を動かしていくのである。これなら官僚の方がよほど安心できる。国民はお告げが当たって経済成長が起こり、豊かな社会になることをお祈りするしかすべがない・・・・・・いっそ、カルト集団に入っておこぼれにあずかる方が手っ取り早いのかもしれない。

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