先週
新国立劇場へ
「十二夜」を見に行きました。
このカンパニーのこのシリーズは
「グローブ座カンパニー」という名前の初めの頃から観ていて
1996年の「十二夜」も観ています。
今回も15分前には
イエローヘルメッツがクラップで登場しました。
どういうわけか涙腺がゆるみそうになってしまいました。
私がシェイクスピアに本格的にはまるきっかけになったのは
このカンパニーの舞台だったような気がします。
シェイクスピア劇をこんなにわかりやすく、親しみやすく
上演するなんて
このカンパニーの果たした役割は偉大だと思います。
10年前と変わらない黒ずくめの衣装とクラップ
でももちろんまったく違う演出で
ますます磨きのかかったカンパニーの面々の演技。
「子どものため」と冠してはいますが
観客席は平日の夜の部だったせいもあるかもしれませんが、
すっかりはまってしまった大人たちでいっぱいでした。
現に
私がいつもシェイクスピア劇の話ばかりするのを聞かされていた同僚が
「そんなにシェイクスピアっておもしろいですか?なんだか難しそうですけど。」
と言うのでこの公演を紹介したところ
「こんなにおもしろいなんて思っていませんでした。
絶対次も観ます!」と言ってくれました。