愛労連の見解です。当たり前のことですが、トヨタ労組は企業の不祥事にどうしてコメントを発表しないのでしょうか?
【見解】
パロマ「死亡事故」、トヨタ「リコール問題」と労働組合の役割
名古屋市に本社のあるパロマ工業製の湯沸かし器による20人もの事故が発覚しました。パロマは85年に札幌での死亡事故がおきて以後、何度も事故を繰り返してきましたがなんらの対策もとってきませんでした。また当初下請け業者の「不正改造が原因」、「パロマサービスとは何の資本関係もない」と会社の責任を否定としていました。しかし80年代に「不正改造を促す文書を配布していた」こともわかり、91年には会社トップも事故発生を知っていたことを認めています。
同じく愛知県に本社のあるトヨタが「ハイラックス」などの欠陥を放置し、幹部が書類送検されました。この事件では顧客からのクレーム30件を放置し、対応してこなかったことが明らかになりました。渡辺社長は「会社に落ち度はなかった」としていますが、命に関わる重大な欠陥を多数、長期にわたって放置してきたトヨタの社会的責任が強く問われています。トヨタ車のリコールは昨年度までの5年間で約42倍に増加しており、日産やホンダと比べて増加傾向が際立っています。
パロマとトヨタに共通しているのは、命の安全に関わる重大問題が長年隠されてきたところにあります。そこには会社に不都合な情報は何らかの外部要因がない限り絶対表面化させない体質があります。トヨタでは以前、自動車整備士試験問題の漏洩事件を引き起こしました。このときも販売会社の現場にいたるまで不正情報が徹底して隠され続けていました。
雪印のインチキ牛乳や三菱自動車リコール隠し事件でもこのような企業体質が社会的な糾弾をあびました。その結果、企業そのものが存亡の危機となり、多くの労働者が職を失うことになりました。このときには「企業のモラルハザードに労働組合が何もしていない」ことについて社会的批判があびせられました。この事件後「公益通報者保護法」ができましたが、「法」では第一義的には内部で通告しなければなりません。このときに「会社に不利益な内容であっても必ず労働者を守ってくれる」という信頼される労働組合がなければこの制度はなかなか使えません。
また先日は豊田労基署の相談員が告発内容をトヨタ関連の企業に漏らしていたことが発覚しました。愛労連には「他の相談員からも漏れたことがある」という匿名電話も入りました。これではトヨタ系の労働者は安心して労基署にも告発できません。
いま大企業は企業の社会的責任(CSR)をかかげ、そのなかでステイクホルダー(杭=利害関係者)の役割を重視するとしています。労働組合こそ企業の不正にもっとも強い関心と影響力をもつことができます。三菱自工の問題について、当時の全トヨタ労連会長は「会社のいいなりになっているだけでは労働組合として役割を果たしていない」と批判しました。
「そのとき労働組合は何をしていたのか」が問われています。いま、パロマやトヨタの労働組合はどのような立場を明らかにしているでしょうか。
2006年7月21日
愛知県労働組合総連合
事務局長 榑松佐一
【見解】
パロマ「死亡事故」、トヨタ「リコール問題」と労働組合の役割
名古屋市に本社のあるパロマ工業製の湯沸かし器による20人もの事故が発覚しました。パロマは85年に札幌での死亡事故がおきて以後、何度も事故を繰り返してきましたがなんらの対策もとってきませんでした。また当初下請け業者の「不正改造が原因」、「パロマサービスとは何の資本関係もない」と会社の責任を否定としていました。しかし80年代に「不正改造を促す文書を配布していた」こともわかり、91年には会社トップも事故発生を知っていたことを認めています。
同じく愛知県に本社のあるトヨタが「ハイラックス」などの欠陥を放置し、幹部が書類送検されました。この事件では顧客からのクレーム30件を放置し、対応してこなかったことが明らかになりました。渡辺社長は「会社に落ち度はなかった」としていますが、命に関わる重大な欠陥を多数、長期にわたって放置してきたトヨタの社会的責任が強く問われています。トヨタ車のリコールは昨年度までの5年間で約42倍に増加しており、日産やホンダと比べて増加傾向が際立っています。
パロマとトヨタに共通しているのは、命の安全に関わる重大問題が長年隠されてきたところにあります。そこには会社に不都合な情報は何らかの外部要因がない限り絶対表面化させない体質があります。トヨタでは以前、自動車整備士試験問題の漏洩事件を引き起こしました。このときも販売会社の現場にいたるまで不正情報が徹底して隠され続けていました。
雪印のインチキ牛乳や三菱自動車リコール隠し事件でもこのような企業体質が社会的な糾弾をあびました。その結果、企業そのものが存亡の危機となり、多くの労働者が職を失うことになりました。このときには「企業のモラルハザードに労働組合が何もしていない」ことについて社会的批判があびせられました。この事件後「公益通報者保護法」ができましたが、「法」では第一義的には内部で通告しなければなりません。このときに「会社に不利益な内容であっても必ず労働者を守ってくれる」という信頼される労働組合がなければこの制度はなかなか使えません。
また先日は豊田労基署の相談員が告発内容をトヨタ関連の企業に漏らしていたことが発覚しました。愛労連には「他の相談員からも漏れたことがある」という匿名電話も入りました。これではトヨタ系の労働者は安心して労基署にも告発できません。
いま大企業は企業の社会的責任(CSR)をかかげ、そのなかでステイクホルダー(杭=利害関係者)の役割を重視するとしています。労働組合こそ企業の不正にもっとも強い関心と影響力をもつことができます。三菱自工の問題について、当時の全トヨタ労連会長は「会社のいいなりになっているだけでは労働組合として役割を果たしていない」と批判しました。
「そのとき労働組合は何をしていたのか」が問われています。いま、パロマやトヨタの労働組合はどのような立場を明らかにしているでしょうか。
2006年7月21日
愛知県労働組合総連合
事務局長 榑松佐一
金があるので 膨大な広告費でマスコミを黙らせているのでしょうが、劣悪な品質の自動車を作り続けていることは消費者が実感しています。
早晩 奢れる者は久しからず...を実証してくれるでしょう。
その事態を放置してきたトヨタ労組も同じ運命をたどるのかもしれません。
いささか遅すぎる自覚かもしれませんが、少しでも矯正の道をたどることを望みます。
いろいろお知りになった事実をあげていただければ、この企業の体質改善にもつながります。
親に問うと、「トヨタがあるからこそ、愛知県、特に三河は繁栄する。景気がいい。だからなんだ?」と、だいたい決まった返事が返って来ます。逆にそんな質問をすると「おかしいんではないか」と人間性を疑われます。
確かに、トヨタと関連企業があるからこそ、愛知県は潤沢なお金と、この不景気でも職があふれているのだと思います。
でも、少し見方を変えれば、その好況も不利益を被っている人たち(派遣、請け負い、日系、期間工)や厳しい条件で働く正社員によって支えられているのだと思います。
ビジネスモデルとして成功したトヨタも、今後足元から音を立てて崩れて行く様な気がします。
友人や従兄弟のほとんどがトヨタ関係者です。誰も労組に期待していません。いつかは、現状が改善されることを我慢して待っているだけです。
今一度、企業の在り方、労組の在り方を再考する時なのでは?
クレーム情報は記録にはのこさないことにしている。
TELでの情報もMEMOをのこさないように指示された。
なにをやってるか分からない。
もといた会社なのでこれ以上言えない。
トヨタじゃない。
いいかげn
きみわるいんだよな
かqってにしろよ
tれっめえええなんdっだyyっよ
トヨタで働く人がそういう人たちばかりだとは思いませんが、「自分達は日本一利益を上げている企業。だから偉いんだ。尊敬されて当たり前。」と思い、社会の常識に反するようなことをしていると、いつかは報いが来ます。グループ会社のこととは言え、今や連結経営の下でコンプライアンス体制の整備が求められています。因果応報という言葉を忘れないで下さい。
先日も社員食堂で派遣社員が正社員の陰口を言っているのを耳にした。
従来は上司と部下との人間関係が話題になる事が多かったが、最近は正社員と派遣社員とのコミュニケーションが希薄になりつつあるように思う。
立場の弱い派遣社員の労働条件を好転させる事も我々正社員が出来るひとつの役割使命ではないかと考える。
車会社でも最低ラインを逝っています・・・
人との関係も最悪です、営業マンがなっていない
サービスもおなじ・・・
雪印をばかにするな!
トヨタも欠陥車修理してるぞ!!!
だって世界のトヨタですよ、あれだけ宣伝費を賭け世界1の品質をアピールしている会社がそうやすやすと
リコールを表に出せないですよ。
品質とわ、カタログに載せた性能と保証した期間その性能が維持される事と。
その約束が満たされ無ければクレームです。
やっぱり隠したくなりますよね・・・・社長さん