あてれん家の人々

酒好きとぉちゃん、とぼけたじじ&ばば、盗み喰い大魔王のワンたちを書き綴ったある一家の恥物語。

死語辞典

2013-01-29 | お友達
死語辞典というのがあるらしい。

昔流行った言葉で、今使うとちょっとお恥ずかしい類のフレーズを集めたものなんだとか。


昨日、友人のセイちゃんにそんな話をしていたの。

『セイちゃん、死語辞典って知ってる?』

『えー!?そんなのあるの?』

『そうなんだってー。たとえば、‘ナウい’とかー。』


『えー!?ナウいって死語なのぉ?』


セイちゃんの驚きに、あてれんはもっと驚いたのは言うまでもない。





そんなもんさ・・。

2013-01-29 | 介護
勝手な、しかしあてれんにとってはとっても重大な理由で退職させてもらったヒロミの施設だけれど、

せっかく名前も覚え、一人一人のケアも分かってきたころだっただけに、

‘残してきた’(自分ではそう思っている)20人のことが毎日毎日、気になって仕方がなかった。


今日、久しぶりにみんなの顔を見に、施設に遊びに行ってきたのだけれど・・。


身体があまり自由に動かないSさんが、テーブルに座ってなにやら書類らしきものを整理していたので

あてれんもSさんの隣に座って、話しかけてみた。


『Sさん、お久しぶりです♪なんか、今日はすごく調子が良さそうですね!』

『あら、そぉ?そんな風に見える?』

『うん。手が機敏に動いていますねー

『そうでもないのよ~。でも、動くうちはなんでもやらないとね。』

『そうですよ、Sさん。洗面器のお湯の中でちゃんとジャンケンしてますか?』

『そんなこと、したこともあったわね。でももうしてないわ。』

『ダメですよ、やらなきゃ。指が動かなくなっちゃいますよ!』



Sさんとこんな会話をしばらくした後、一般的な介護施設の料金や、老人ホームについての話なんかも

いろいろとしたんだけどね・・

突然、数秒の沈黙があり・・

『ところで、あなた誰でしたっけ?』

って・・。


誰って・・だれって・・・オイ

いままで分かってて会話してたんじゃないのかいぃぃっ



あてれんは実に残念な気持ちになり、車椅子のハナちゃんに『私のこと覚えてますよねー?』と助けを求めるも、

『さぁて~?わからんわー。』と笑顔で返され・・

『どこかで見たことあるけど思い出せないわねぇ』とか

『知ってるけど、名前がわからない』とか・・


その場にいたほぼ全員にそんなことを言われ、撃沈して帰ってきたのであります




みんなのことをいつまでも気にかけていたのはあてれんだけであり、

みんなはもう、とっくにあてれんのことなんか忘却の彼方へと葬り去っていたわけで・・



ヒロミに言わせると

『あたりまえでしょ。いなくなった次の日からアナタのことは忘れてるわ。』なんだと・・。



まっ、そんなもんさ・・。


帰り道は不思議と眠くならなかったな・・。



転職事情

2013-01-29 | 介護
実は・・

先月いっぱいで、友人の介護施設を辞めた。



仕事はとても楽しかった。

どんな小さなことでもおじいちゃん、おばあちゃんから『いつもありがとう』『お世話になります』『すみませんね』

なんて毎回感謝されている。

感謝されると尚更、笑顔で頑張ってしまう単純なあてれん。


この職場は、年々エスカレートしていくウザビーの悪態を息切れしながら上手くかわし続け、

神経をすり減らして18年も勤めた前の職場とは大違いだった。


毎日、利用者さんの元気な顔が見られることはとてもうれしいし、

『本当にいいところに入ってよかった。幸せ。』

なんて言われちゃうと、自分が立ち上げた施設でもないのに、

ものすごくいいことしている気分になってしまう。

ひょんなことからこの道へ入ってしまったけど、介護施設ってみんなが言うほど大変な仕事なんかじゃない。

(ここの施設が特別なのかもしれないけど)


できればずーっと長くここに勤めて、みんなを笑わせて、話し相手になって、可能性を見つけて

いろんなことをしてあげたいなんて考えていたんだけれど・・。



職場に通い続けることが難しい事態が起こっていたのである



帰り道の居眠り運転・・・。


まぢかよ?って思うでしょ。

本当なんだよね、これが。



通勤時間1分という職場に18年間も通い続けてきたあてれんの運転技術は

知らぬ間に衰退し続け・・もはや10分が限界

30分近くもかかるこの施設への通勤は、毎回命がけの難行なのだ。


毎日、決まった交差点を過ぎたところから睡魔が襲ってくる。

赤信号で止まっていると長いまばたきが始まり、気が付いたら夢を見ている・・

何度も途中で気が付き、『ハッ!』としてアクセルを踏みそうになるが、信号はまだ赤・・。

なんてことがしょっちゅうなのだ。


あるときは中央分離帯に吸い寄せられ、危うく乗り上げる寸前。

あるときはセンターラインを意識しすぎて左に寄りすぎ、右カーブで縁石を踏んだらしく

ハンドル操作不能寸前。

あるときは眠さに負けて首が落ち・・・。



そういえばあてれんの居眠り運転は昔からだった。

犬の病院から帰るときも毎回、睡魔と戦っているし、

30分離れた親戚の家から帰るときも毎回睡魔と戦っている。



要するに、長距離運転がへたくそなのだ




これは笑い事じゃない。

このままだったらいつか、絶対に事故を起こすことは間違いない。



っという、まさかの理由であてれんはせっかく馴れてきた友人ヒロミの施設だったけれど、

悩みに悩んだ結果、たった1ヶ月あまりで退職することとなったのであります・・。




                                つづく



メロンパン♪

2013-01-24 | お料理の巻き
月に一度のお楽しみ、カリンママのパン教室へ行って来た


今回の作品は、子供の頃大好物だったメロンパン。

そもそも、メロンパンが自宅で作れるなんて思ってもみなかったあてれんは、

その作業工程を知り、うるさいくらい『ほぉ~!』『なるほど~!』を連発していた気がするよ。



そもそもあのメロンパンの‘メロン’の部分はね、本物のメロンをどーこーするのではなく(えっ?知ってた?)

丸めたパン生地の上に、薄く延ばしたクッキー生地を被せで砂糖をつけて線を付けて焼いたものだったのだよ。

50年間、すっかり騙されていたってワケだ。



そんな行程を終えて、無事に焼きあがった作品がコチラ↓




成型している最中に、カリンママのアドバイス『カメさんの形にしてもいいのよ♪』でスイッチが入り、

ペットとして飼われている本物のカメの‘コラ’ちゃんをモデルにカメを作ってみたりもした。






そっくりすぎて、あやうく本物のカメを焼くところだった・・。(ウソ)



一緒に習いに行っているポンタママさんは、愛犬のチワワの顔を作って盛り上がっていたが・・・



改めて見ると、ふぐちょうちんにしか見えないな・・



そんなあてれんも、負けじとゴンベを作ったのだが・・


向こうがカメで手前がゴンベ・・。


どう見たってカメだろーぜったい・・・・・



形はどうであれ、出来立てのメロンパンの味はさくさくのフワフワのあつあつで、

スーパーで買ってくるメロンパンとは大違い

大感激な出来栄えでございました。

本物のメロンを使わなくてもメロンパンができるってーことを学んだ一日でありますっ。



さて。

もう一つのお楽しみ。

2次発酵の待ち時間やパンが焼きあがるまでの間にカリンママが用意してくださる例の・・・

スペシャルランチがコチラ・・↓






なんでボケてんの・・・?

しかもすでに食い散らかした後だし・・

メニューはですね・・

. 海藻と塩出し豆腐の和風サラダ
・ゴボウとショウガのスープ
・パン4種


デザートにはシフォンケーキも登場!




コーヒーや紅茶もいただき、毎回滞在時間が長くなるあてれんでございます。


帰りには、ランチにでたパンやメロンパンのほかに、




こんなパンまでお持ち帰り。

これでせ・・せん・・

いや、もう授業料のことは書かないほうがいい。

生徒さんが殺到しそうだからね。



カリンママ、今回も本当にありがとうございました。

んで結局、来月は何作るんでしたっけ?(笑)

なんでもいいの。

あてれんは、月に一度のこの日がとても楽しみで仕方ないのですから


こんまりせんせい

2013-01-23 | 家の巻き
まだノロウィルスに感染していなかった去年の暮れ。

友人S子が突然遊びに来て、3泊していった。


友人S子との付き合いは、かれこれ40年以上にもなる。

多分、一番の幼なじみだろう。



3日もうちにいたら・・

そして、年末なら・・

『ねぇ?掃除、手伝ってくれる?』って、

年末の大掃除をS子と2人でやってしまおう作戦を思いついた。


モチロン、今までお客様に掃除なんて手伝わせたことはない。

っつーか、お客様が来る前に掃除は済ませているんだけれど、

なぜかS子が来るときだけはいつも雑なんだよね・・・。



『いいよ私、タンスの整理、得意だから!』


そして・・

快く引き受けてくれたS子のタンス整理は、3日間を費やすことになる・・。





まず、脱衣場にあるとぉちゃんのパンツとパジャマが入った引き出しから。


『パンツはこうやって畳むの。』

『パジャマはこうすると分かりやすいしょ?』

S子はとぉちゃんのパンツやパジャマを、これでもかってーっくらいに小さく、

そして形よく畳み直し、ギュウギュウだった2段の引き出しをあっという間にきれいに整理してくれた。

友人に、夫のパンツの果てまで畳んでもらい、なんかへんな気分だったけど

引き出しの中にかなりの余裕ができて大満足。





次ぎは洗面台の引き出しの中だ。

ソコには、使わない化粧品の残りや、ヘアアクセサリーや、コンタクトレンズの容器や、

とにかくいろんなものがごちゃごちゃと転がって入っていた。

S子は適当な箱を見繕い、ごちゃごちゃしたものをカテゴリー別に分けて収納し、

それを引き出しの中に見事に収め、小一時間後には洗面台に出しっぱなしになっていた化粧道具一式が

キレイさっぱりと姿を隠していたのである。


『すごーい!』

『ねっ、あたし、こういうの得意なんだわ



S子は収納にはものすごいこだわりがあって、常に100均でサイズのあう箱を見つけ、

どの引き出しもたんすの中も、きちんと整理していなければ落ち着かないんだそうだ。

あてれんは、見えなきゃいいっていうレベル・・・。

いつかやろう・・っていう見通しの暗い意欲。




洗面台の引き出しをパーフェクトに整理してくれたS子への次のミッションは

リビングに置いてある引き出しだらけのチェストだった。





S子は引き出しをぜーんぶ抜き出し、(犬に邪魔されながら)

サイズを測り、どんな箱が必要かをメモに書きこみ、それから二人で100均や、

ニ○リや、ホー○ックなどで大量に仕切りの箱等を買い、きれいにカテゴリー分けをして

整理し直したのである。









あてれんのミニバレーのウエアーの整理や



耳ちゃんとチャピちゃんの仏壇コーナーまでも美しく作ってくれ、


スマホで撮ったら横向き画像のまま




あぁ。

なんて清清しいんだろう。

整理上手だと、こんなに気持ちよく暮らせるんだ

何がオドロキって、40年も付き合ってきたS子にこんな特技があったとは知らなかった

よし。

今日からあてれんも、整理上手な大人になろう・・

そう決めて約1ヶ月。

今のところ、奇跡のキープを続けている。



ところで。

3日後のS子が帰った後に事件は起こった・・。


とぉちゃんが、整理された引き出しを、何度も何度も開けたり閉めたりして

何かを探している。

時々『あー』とかイライラのため息をつきながら・・。


『なに探してんの?』


あてれんは得意げにとぉちゃんに尋ねた。

だってこの引き出しは、カテゴリー別に分けてあるから、探すのが今までより

とっても楽になったんだもん。


『鍵、どこだ?オメーの車の鍵よ


『あー、鍵ね、それならここだよ


あてれんは、鍵が入っているはずの引き出しを開けとぉちゃんに渡すはずが・・

『あれ?ここじゃなかったわ。』

と、次ぎの引き出しを開け、

『あれ?ここでもないわ・・』

と、次の引き出しも、その次の引き出しも開け、鍵を探したがどこにも見当たらず・・。


整理されたはずの引き出しは、されていないときよりもはるかに探しにくい現実になっていたのである。



結局、適当に入っていたかのような引き出しでも、どこに何があるのか長年染み付いていて、覚えているものなのだ。

それが、たったの一日でまるで置き場が変わってしまい、記憶が追いついていかないのである。


『こんな探しずらいもん、整理でもなんでもないべや


ついにとぉちゃんがぶちギレた・・。


『あっれ~?本当に変だねー


ついに全部の引き出しを開けるハメになったあてれん。

それでも車の鍵は出てこない・・・・。



結局、コートのポケットから出てきたのは、しばらく経った後である。







サホロスキー2013♪

2013-01-11 | 遊ぶ☆
更新が遅れております・・




ノロウィルスに感染して6日目の・・1月4日朝。

弟にまで被害を及ぼした恐ろしいノロウィルスは、完全に姿を消しました。

(弟はその後2日ほど苦しんでいたようだが・・




ノロ騒動で、去年の秋から計画をしていた毎年恒例の‘お正月・サホロリゾートスキー合宿’(?)は、

もはやキャンセルしなければならないのかと半ば諦めかけていたけれど、

ぎりぎりセーフでウィルス退治に間に合い、予定通り夫婦で初滑りを楽しんできたわけであります



一日目のサホロの天気はうす曇

でも、あてれんには、一昨年に購入した曇りでも視界がばっちり見えるという

スグレモノのゴーグルがあるのでぜんぜん平気


ホテルで受付を済ませたあと、車に戻ってスキー靴履いたり帽子被ったり、身支度を整えていると・・・・

『ないないアタシのゴーグルが・・・ない

前日に、たしかに用意したはずのスキーセットの中をまさぐっても、自慢のスグレモノゴーグルが見当たらない・・。



『これはオラのだぞ』


とぉちゃんが、危険を感じて自分のゴーグルを確保する。



おかしいなぁ・・・。

入れたつもりだったんだけどな・・。

どうやら入れ忘れてきてしまったようだ

病み上がりで用意するとロクなことにならないわ


んで、ゴーグルなしでの滑走は、時速100キロを越すスピードで滑る(厳密に言うと滑っているつもり)

あてれんにとって、致命的であり・・なんとかしなければならない問題であったわけで・・。




藁にもすがる思いでスキー場の売店のお兄さんにレンタルのゴーグルはないかと尋ねたところ、

『あるけれど、あまり貸し出しはオススメできません』とのこと。

直接、肌に触れるものなので・・という理由。

『我慢するから貸してください』と頼んでみたら、古くて安っぽいゴーグルの山を出してきて

『お好きなのをどうぞ』と言ってくれた。


おまけに『レンタルは無料です』だそうだ

このまま売店で新品を買えば5000円くらいはするだろう。

でも、たった2日間、この古いゴーグルで我慢すれば、あとは家にあるのだから・・・

あてれんは迷わずレンタルを選び、フェイスマスクの上からゴーグルを付け、

‘直接肌に触れない’ようにして使ったのである。



ところが・・・・。


レンタルの安物ゴーグルは、レンズが1枚のためすぐに曇るという欠点があった。

ううううう・・・曇りすぎて視界が悪い・・。

これじゃぁゴーグルなしと変わらないわ

あてれんは我慢の限界を感じ、結局売店に戻って新品のゴーグルを購入するハメになったのである。(4200円)




べつに買わなくてもよかったはずの新品のゴーグルは、レンタルの安物とは違い視界はバッチリ

とんだ出費となってしまったが、2日間を快適に過ごすにはやっぱり欠かせない代物だった。



実はもう一つ、予想していなかった出費があった。



ゴーグルを買うために寄った売店で、去年から欲しかった3本指の皮のスキー手袋を

偶然見つけてしまったんだ

穿き心地(北海道では手袋を‘穿く’と言う)もフワフワでサイズもピッタリ

しかーし・・・


値段が14,700円もするんだよ

休憩のたびに売店へ行き、あの手袋を穿いてみる。


『やっぱりすっごく温かいわ、コレ。』

『どらー?オラのサイズもあるかな。』


えっ・・・?とぉちゃんも欲しいの?


手袋のことはひとまずホテルに戻って、夜にネットで値段を調べてから考えようってことに

なったのだが・・・。

同じメーカーのものを探してみても、ネットではわずか1000円くらいしか安くない。

しかも、どのショップもサイズがないのだ。


『これはもう、ここで買うしかないよね・・。』



手に入りにくい物が目の前にあると、なぜか購買意欲に火が着く夫婦。

そういえば、TVゲームの‘wii’もそんな勢いで買ったっけ・・・・。

今となってはホコリ被ったまま放置だけど



んで、翌日。

真っ先に売店へ行き、一晩悩んだ3本指のスキー手袋を2つ購入したのである。



まさかの大出費に見舞われた今回のスキーツアーだったけれど、

白銀のスキーゲレンデを下痢便で汚すことなく無事に滑り終えることができ、

大満足のサホロでしたっ。



途中でとぉちゃんが10円玉を拾い、ちょっと得した気分だったり、

夕食に飲んだグラスワインも、フロントの手違いでサービスしてもらったり、

神様ってちゃんと見てるんだなーと、危うくしみじみ感謝してしまうところだったが、

そういえばノロウィルスに感染していたことを思い出し、

もう少しいいことが続くことを期待することにした。






樹氷が空の青さに映えてキレイ


見晴らしサイコーの十勝平野


外人さんに『トッテアゲマスヨ』と言われてポーズ


その外人さん


これが14700円のHESTRAのグローブ


2日目は一日中、お天気♪


夏はベア・ウォッチングができるスキー場




夕食はホテルのレストランで選べるコースから

今年はチーズフォンデュにしてみた。


前菜のロースロビーフは軟らかくて激ウマ!


イカとムール貝のワイン蒸し


チーズフォンデュ鍋


具はフランスパン・ソーセージ・カボチャ・ミートボール他大量!


神様からのプレゼントになったワイン(笑)


デザートはとぉちゃんがリンゴケーキ


あてれんはパフェ


なぜか泡だらけのコーヒー



以上、2日分のリフト券が付いてお正月パック一人12,000円(くらいだったかな?)は

超オススメです。

あてれん家の年初の行事に決定




ノロの感染力

2013-01-03 | 家族

ヤバいなー・・



まずいなー・・



お正月で階下に帰省中の、とぉちゃんの弟が・・・・



今朝から下痢してるの♭




効かないと分かっていても、病院でもらった自分の薬を分けてあげた優しい姉@あてれん。

弟のためにポカリスエットを買ってきた優しい兄@とぉちゃん。



そして・・


階下のトイレをこっそり消毒。笑



弟よ・・キミにはなんの罪もない。

でもどうせノロに感染するなら、

人に移されるんじゃなく、自分で牡蠣食べて感染したほうが納得できるよね・・


大丈夫

あと4日もすれば復活するから。




年末の生牡蠣にて・・。

2013-01-01 | 家族
あけましておめでとうございます。

みなさんは、どんなお正月をお過ごしでしょうか?

あてれんは・・

いえ、あてれん夫婦は仲良くノロウィルスと戦っております・・。


あれは年末の29日。

頂きものの生牡蠣を、生食したのが始まりでした・・・・。

そもそも、生で食べられるくらい新鮮な牡蠣だったので、決して古かったわけではないのです。

味も濃厚で、身もプリプリ。

調子に乗ってたくさん食べてしまいました




翌日30日。

特に様子は変わらず。

朝からおせち料理の買物に行き、黒豆を煮たり、なますを作ったり、うま煮を作ったりと

普通に過ごしていたのだが・・。


とぉちゃんが、『調子悪いから晩飯いらん』ってことになり、

一人で夕食作るのもめんどうだし、そうだ!昨日貰った牡蠣の残りをシャブシャブにして食べよう!と思い立ち、

台所でナベを沸かし、そのままダイレクトに牡蠣を放り込み、立ったまま食べたのである。

『あ~、やっぱ美味しい~

楽しい一人シャブシャブのはずだったのに・・・。




30日夜の10時頃・・。

急に吐き気をもよおし、トイレでさっき食べた牡蠣を全部吐いた。

その後、数回嘔吐を繰り返すも、出るものがなくて非常に苦しむ。



30日夜中~31日の明け方。

とぉちゃんも15回くらいの下痢、あてれんも明け方嘔吐と下痢。



どうしよう・・。台所にはうま煮作ったときの鍋が散乱している



朝、やっとベッドから起き上がり、階下で年越しを楽しみにしているじじ&ばばちゃんに事情を説明した。


『昨日から2人で牡蠣にあたった・・。』


そしたらね、さすが親だねぇ。

ばばちゃんは、台所のてんこ盛りの鍋を洗ってくれるし、

じじちゃんは、新聞で当番院を調べてくれてね、朝一番で病院へ連れて行ってくれたのだよ。

いやいや、ばばちゃんまでもが付き添いできてくれたのにはびっくらこいたけど・・・。

結局、いい年した中年夫婦の病院に、70代の両親が付き添うというあんまり見られない光景があったわけだ。



31日の当番院は、朝一にもかかわらず、すでに数人が待合室にいた。

診察のときには当然、牡蠣を食べてからの経過を話したんだけれど、血液検査をするわけでもなく、

医者の『家族は大丈夫なんだよね?』の一言で、『じゃぁ、牡蠣にあたっただけですね』で終わっってしまった。

だから・・

あたしたちだって、ノロだとは思わなかったんだよ・・・



病院で点滴を受け、家に帰ってからずーっと整腸剤やら痛み止め、解熱剤や下痢止めなど数種類の処方された

薬をちゃんと毎回飲み続けているにもかかわらず、下痢は一向に止まらない。

『なんで?ぜんぜん効かないよ?』


不安になって薬の種類を調べてみたら・・

貰った下痢止めは細菌性にはまったく効果がないとのこと。

ついでに、ノロウィルスについて調べてみたらば・・・・


まさかの症状一致・・・・。



ノロになったなら対処療法しかなく、薬はまったく効かないらしい。

下痢が2日ほど続くが、耐えるしかないんだと。

下手に下痢を止めないで、全部細菌を出してしまったほうがいいらしい・・。



ってことで、とぉちゃんと二人、入れ替わり立ち代りでトイレに通っております。


昨日の大晦日も、ばばちゃんが作ってくれた茶碗蒸ししか喉を通らず、

せっかくのおせち料理も食べないまま、7時に就寝。

リベンジのはずの本日元旦の夕飯も、

『あんたたちぃ~、ノロだったんだって~?

そしたら別々に食べようね。悪く思わんで~!』



と、ばばちゃんに見放され・・・・・

二人で雑炊をすすりながら、下痢と戦っている元旦の夜でありました・・・。


神様・・・。

どうかよい年でありますように・・