あてれん家の人々

酒好きとぉちゃん、とぼけたじじ&ばば、盗み喰い大魔王のワンたちを書き綴ったある一家の恥物語。

かりんとう土産

2010-11-28 | とぉちゃんの巻き
とぉちゃんの出張のおみやげのセンスにはある意味定評がある。

今回、花巻空港で買ってきた東北のお土産がコレ・・・・。

               



かりんとう好きなとぉちゃんが一目ぼれしたらしい。

巨大なうずまきかりんとう・・・。

どや顔で買って帰ってきた。

しかし・・

‘犬も食わない’とはこーゆーことか!?



『興味ありません。』







疑惑のお菓子

2010-11-28 | かぁちゃんの巻き
ウザビーがめずらしく、家からお菓子を持ってきてくれた。



『あら!?このお菓子どーしたの?』

『社長からだよ~。』

『へぇ~めずらしい♪』


めずらしい・・・!?


怪しい・・・。

ウザビーが家からみんなのためにお菓子を持ってくるなんて、

ぜったい何かあるぞ・・・。






やっぱり・・・





賞味期限切れとるやんけ




過去に何度も同じようなことがあった。

ホテルのパンをいっぱいもらったからといって会社に持ってきたんだけど

すでにカビが生えてたり、

釣ってきた魚を真夏の炎天下の下で丸一日クーラーボックスにいれたまま放置したあと

会社に持ってきてみんなにくれたんだけど、すでに魚臭以外の臭いが発生してたり、

春にウドをたくさん採りに行って、みんなにくれたのはいいいけど

建材か!?と思うほど硬くて食べられるようなものじゃなかったり、

思い出せばキリがないほど、ウザビーからのもらい物は疑惑にあふれているのである。


このお菓子も、案の定ってとこだ。

きっと、家に置いてもだれも食べず、期限が切れちゃったので会社に持ってきたに

違いない。


くそぉ!

絶対に食うもんか


あてれんは、食べないことでささやかな抵抗の意を示そうとした。


だけど・・・

仕事してるときって、なんでお腹が空くのだろう・・。

結局、誘惑に負け・・





全部食べてしまったのである。




予想外にうまかった。

ハンガーストライキは一生できない体質なんだな、あたし。


続・ヘルニア

2010-11-27 | チコ
チコネタ2連発。




今度はチコが・・


ヘルニアになりました・・♭



・・・っといっても鼠径ヘルニアですが。



ある日、チコを寝転がして遊んでいるときに

左足の付け根付近にあずき大の丸いものを発見してしまった。

触るとコロコロと移動するけど痛がる様子もない。

『癌は移動しないっていうし・・・なんだ、コレ?』





ひょっとしたら鼠径ヘルニアってコレのことか?

発見した次の日は飲み会があったため、あてれんは病院よりも飲み会を優先し、

チコを病院に連れて行ったのは発見して2日経った後であった。


『一日気が付かなかったことにしよーっと・・


飲み会のためなら平気でウソがつける女@あてれんである。



翌日、会社を終えて速攻で病院に向かった。

病院はモチロン、ゴンベのヘルニアを注射で治してくれたあのホームドクターを

迷わず選んだ。

チコのお腹を先生に見せたときには、あの丸いものは無くなっていたけど、

『昨日、ここに確かにあったんです!』

と、一日ごまかして説明しといた。

昨日だろうがおとといだろうが、さほど問題ではなさそうだし。


それでも先生は、チコの足の付け根の部分をちょっと触っただけで

例のコロコロを発見し、

『うん。確かにここにありますね。完全に鼠径ヘルニアです。』

とあてれんと同じ診断をしてくれた。


『やっぱりですか・・


でも、とっても元気だし今のところ日常生活に支障があるわけでもない。

当然、このまま様子を見て自然に治るのを待つのかと思っていたら・・


『年明けてから手術しましょう。』


と言われてしまった・・・


チコたんが手術!?

『こんな小さい身体で手術なんてできるんですか!?』

『大丈夫です。避妊手術もしてますから。』

とあっさり言われ、納得した。


実はチコは、前の飼い主のときからここの病院にかかっている。

前の飼い主さんはご夫婦二人ともご病気で、チコを飼いつづけることができなくなり

泣く泣くこの病院の先生に託したのだ。

そんな経緯で先生は、チコの子供のころからの様子を知っていてくれる強い味方なのだ。




チコの鼠径ヘルニアはゴンベの椎間板ヘルニアとは違い

手術以外に治す方法はないそうだ。

長い間放置しておくと、膀胱まで飛び出す危険性もあるらしい。

現につい先日、鼠径ヘルニアを長い間放置しすぎて膀胱が飛び出し、

他の病院で匙をなげられた犬を手術したばかりだそうだ。


この先生、病院は小さいが腕はさすがだ

そういえば老犬耳ちゃんの乳腺腫瘍もあっさりと治してくれたっけ・・。



てなわけで、チコたんは来年早々に手術することになりました。

きっと前の飼い主さん(老夫婦)だったら見逃していただろうこんな小さなヘルニアも、

あてれん家にきたから発見できたんだと思うと、やっぱりチコはうちにきて大正解だったんだと

変な満足感を得たあてれんであります。エヘン



撮影のため、寝ているところを起こされ
ご機嫌斜めのチコ。
この直後、指を噛まれる・・・・





『9』の謎

2010-11-27 | チコ
とぉちゃんのノートパソコンに入っている膨大なデータが、

外付けハードに移動している途中で消えてしまった。

以来、とぉちゃんの機嫌が悪いのなんの

あてれんが聞いても『おめーにはわからん』だの

『うるさい』だの、相手にしてくれない。

そもそも自分でやったことなのに、なんでアタシに当たるんだ

こんなとき、妻は心の中で『死ねばいいのに・・・。』と思うのである。



さて。

数日間無言のまま、とぉちゃんはついに消えたデータを復活させてくれる

スグレモノのフリーソフトを入手した。

ただ、データーが膨大なため復旧作業に丸二日かかるのだ。


『あてれん、オラのパソコンこのままにしといてくれ。』


そう言ってとぉちゃんは、パソコンの電源を切らずに会社へ行ってしまった。


『あーい。わかったよ


なんとか無事にデータが復活しますように・・

あてれんは洗濯しながら、‘死ねばいいのに’とは思わずに

心の底からとぉちゃんのパソコンの無事を願っていたのである。


なのに・・。

なのに・・・。



リビングに入ってその光景を目の当たりにし、あてれんは絶叫した






ぎゃぁぁぁ!チコ!


(あんまり慌ててしまい、写真撮るのを忘れてしまった



チコはテーブルに軽々と上がり、

あろうことかキーボードの上でバクスイしていたのである・・・


『何してくれてるの?あんた!!!』


あてれんは速攻でチコを払いのけ、恐る恐る画面を見た。


99999999999999999999999999999999


画面の中の検索ウィンドウに果てしなく繋がった『9』の文字。

チコの右手がちょうど9のキーを押していたと思われる。

『9』の文字は何百、何千と連打されていたのだろう。

とぉちゃんにバレないようにするためにはまず、これを消さねばならんのだけど、

パソコン初級者のあてれんはいっぺんに消す技なんて知らないから

果てしなく続く『9』を、ひたすらbackキーを押し続けながら

一文字づつ気の遠くなるような作業で消していったのである。



それからパソコンの復旧作業は何事もなかったように今も勝手に続いている・・・。

どうがバレませんように・・・


要注意人物・・チコ。

これからはゴンベよりもキミをマークさせてもらうぞ。


『ZZZZ・・・・




ダイエットシューズ

2010-11-22 | かぁちゃんの巻き
世界中で大ヒットしているダイエットシューズをご存知ですか?

靴底が不安定な構造になっていて、歩くだけで自然にバランスを取ろうとするから

普段使わない筋肉が鍛えられてシェイプアップ効果が得られるというスグレモノ。






んで、いち早く情報をGETし、早速購入したウザビー。





得意になって靴の説明をしてくれたのだが、

最初は奥様が欲しくて一緒に靴屋に買いに行き、

結局奥様のは買わずに自分のだけ買ってきたことをあとから聞いて絶句した。



だけど履き心地がイマイチなのか

『ちょっとオレには小さいんだよね。M君、譲ってやるか?』

とM氏に話を持ちかけていた。


『いいすね♪オレもこれ欲しかったんっすよ。』


とめずらしくノリノリなM氏。

いつだったかウザビーに、1回しか穿いてないパンツ(下着)をやると言われ、

全力で拒否してたときとはやっぱり状況が違うのだろうか・・。



ところで、‘靴底が不安定’という理屈でいえば、

こないだまで使っていた会社のサンダルが、それこそ底の部分が折れちゃって

歩くたびに不安定だったんだけど、新しいのを買うまで我慢して履いていたら

ついに股関節に無理がかかってしまい、股関節痛に悩まされていた経験がある。


このスニーカーがヒットする前から靴底不安定を経験しているあてれんは

シェイプアップ効果よりも、股関節痛のことが心配であります。




クリームパスタ

2010-11-20 | お料理の巻き
とぉちゃんが出張の夜、自分のためだけにクリームパスタを作って食べた。



冷蔵庫に残ってたほうれん草と、もったいないけど勇気を出してカニ缶を開け、

牛乳とクリームチーズでソースを作って・・。

『なんかちょっと物足りないな・・。』

コクを出すためにクリーム系に味噌を入れるといいと聞いたことがある。

んで、少し味噌を投入し、塩コショウで味付けしたらなかなか美味しいパスタになった



『よし明日お友だちのK子が来たら、お昼はコレにしよう



翌日、約束どおりK子がやってきた。

お給料日前のアタシたちは、節約するため外食をせずに

昼も夜も家で食べることに決めていたので、さっそく昨日作ったアレを

もう一度作ってK子と一緒に食べた・・・・。



アレ?なんか昨日と味が違うな・・。


薄いっつーか、コクがないっつーか、ソースが足りないっつーか・・。

昨日は皿に残ったクリームソースをスプーンですくって食べられるくらい

たっぷりだったのに、今日は皿に残るどころがパスタにもあんまり絡んでない感じ・・


食べながら、沈黙が続く・・・・。


『これ・・何味?』


K子から素朴な質問を受け、あてれんは撃沈した


『ギュ・・牛乳とね・・クリームチーズとね・・



『あたし、こんなに食べられない。』


K子はそういって、自分の皿のパスタを半分あてれんの皿に取り分けた。

あてれんは黙って1.5人分の、味のないクリームパスタを食べるハメになったのである・・・。


普通にナポリタンにしときゃよかったな・・



クリーニングの続き

2010-11-13 | かぁちゃんの巻き
今日、例のブランドバッグのクリーニングの件で電話があった。


『もしもし。本日工場に届きましたカバンの、ココアの染みの件ですが・・』


『あ!ハイハイ!』


『一応、目立たなくすることはできると思いますが、完全にココアが取れるかどうか

やってみないとわかりませんけど、よろしいでしょうか?』


こないだ出したクリーニング店ではなく、さらにその先のブランド品専門の

クリーニング工場の人からだった。

手をつける前に事前に確認するんだな。

多分、失敗したときのための逃げ道確保と思われる。



『あ・・そうですかぁ目立たなくなればいいですから、お願いします。』


この場合、シロウトのあてれんはそう言うしかなかった。


『そのココア、実は無料のココアだったんです

それがこぼしちゃって、急に8000円のココアになっちゃったんです

だからできるだけ目立たなくしてください


染みの理由を話したところで、出来栄えに差が生じるはずもないが、

電話の向こうの工場の人に、少しでも心情をくんでもらいたくて

そんな理由まで話してしまった。


『私の人生の中で、8000円のクリーニング代は過去最高なんです


『そうですよね


工場の人も心なしか同情してくれたように感じた。


『それで、皮の部分なんですが、補色しますか?』と聞かれたが

そんな余計なことされたら、さらに料金が上がってしまうではないか

幸いそのバッグは布製で、皮の部分はほんの一部分だけだったので

『しなくていいです!!』

と断った。


『了解しました。では料金が補色なしということで6500円になりまして・・』


そもそも8000円が補色アリの料金だったらしく、(っていうか実際は8500円だった)

補色ナシだとちょっと安くなるのだ。

あてれんは6500円と聞いて少し落ち着いた。


『ホントですかぁ!ありがとうございます!』


『で・・、今、キャンペーン中でして、さらに20%引きになりますので』


『えぇぇホントにわーい


最終金額を聞く前からマックスで喜びを伝えるあてれん。


『えーっと・・5200円になります。』


8000円だと思っていたクリーニング代が、ナント5200円にまで下がった

5200円っつったって、クリーニング代にしては高すぎるけど

それでもなんだかメッチャ得した気分になったあてれんは


『いや~ありがとうございます!助かります!

ぜんぜん急ぎませんので、できる限り目立たないように頑張ってくださいね


と、最後はプロを相手に励ましていたのである。



自分は本当にツイテイルと思う。

8000円は覚悟していたことなのに、5200円になるなんて・・・。

そもそも無料のココアさえ飲まなければ発生しなかったお金だということを

すっかり忘れ、逆に差額の2800円を拾ったかのような幸せな気分で

今日一日を終えようとしているあてれんであります。


ポジティブもここまでくると病気かな。


スープカレー

2010-11-10 | お友達
ある夏の暑い日、

イケメン君に‘おごってあげるから食べに行こう’と自分から誘った蕎麦屋で

あてれんは財布を忘れたことに気づき、逆におごってもらったというマヌケな過去を

引きずっていた。

彼にしてみればおごってもらえるはずの蕎麦屋で、ワリカンでもなく、しかも親の歳に近い

中年オバハンに自分がおごるハメになるなんて、踏んだり蹴ったりの日だったに違いない。

この借りは必ず返すからねと約束していたにもかかわらず、

あわよくば忘れてしまえと悪魔なことを望む日々・・。


突然、蕎麦の相手からメールが入った。


『ご飯、食べに行きませんかぁ。蕎麦でもいいですよ♪』


ゲッ・・・。

お・・覚えていたのか・・チェ



てなワケで、自分が蒔いた種の刈り取りに、今度は蕎麦ではなく

スープカレーを食べに行ってきたのであります。

サイフOK!

中身OK!

化粧OK!(これは関係ないか)


イケメン君チョイスのチキンスープカレー(大盛)





あてれんチョイスのフィッシュフライ・スープカレー






このおっきなフライが2枚も入ってボリューム満点

この日とぉちゃんに準備した夕飯が、たまたまホッケのフライだったので

なんとなく同じもの食べよっかな・・って気になり、これにした律儀なアタシ。



ここのカレーはどんだけーっつーくらい具もたっぷりで、

大満足でありましたっ


イケメン君とオバハンが店の中で約一時間、

息つく間もないほどのガールズトークで盛り上がり、

(どっちも‘ガール’からはほど遠いのだが)

かなり浮いた存在だったような気がします・・


今度はとぉちゃん誘って行ってみよっと♪


幸せになる3つの言葉

2010-11-10 | かぁちゃんの巻き
最近、遠くの文字がぼやけるので

会社を休んでコンタクトレンズを作りに行った。

病院では、遠くに焦点を合わせると手元がぼやけることがバレ、

『そろそろ始まってますね。』と軽い老眼を宣告されてしまった


『自分で認めると楽ですよ♪』なんて言われちゃったけど、

遠近両用のコンタクトではなく、近視用のコンタクトで度をあわせてもらった。

なんだか崖っぷちを這い上がった気分だった。


『次に変える時は、こっち(遠近両用)ですね』と念を押されたよ


さて。

コンタクトレンズの清算待ちの時間で、少し離れたところの自動販売機に

『無料!ご自由にどうぞ』という張り紙を見つけた。

新しいコンタクトは、遠くの文字がすっきり見えて気持ちいい

前のコンタクトだったらきっと分からずにスルーしてた‘無料’の張り紙も

今度はバッチリ見えてラッキーだ

『ラッキー』と顔に書いてあるのがバレバレなほど

あてれんはニコニコしながら無料の自販機のココアのボタンを押した。


・・・・途端に、


『あてれんさまぁ~』と名前が呼ばれ、

さっさと清算が済んでしまった。


『あらら・・。このココア、持って帰っていいですかぁ?』

『ハイ。どーぞどーぞ』


老眼が始まった女に恐いものはない。

紙コップに注がれた熱いココアを片手で持ちながら、

あてれんはその店を出て、駅前の駐車場へ向かったのである。


駐車場の料金は30分140円だった。

もう少しで1時間以内だったのに、ほんの少し超えてしまったために420円を払うことになる。

でも、無料のココアをもらってきたんだから、まっいいか


家に帰る途中クリーニング屋にも寄り、

とぉちゃんのワイシャツと自分のジャケットを出した。


カバンから財布を出そうとしたとき、目を疑う・・・


うそ・・!?

アタシのルィ・ヴィトンのカバンにココアがこぼれてる・・



このカバンは、かれこれ5~6年以上は使っているけど

丈夫がウリのルイ・ヴィトンだけあって、ぜんぜん痛んでいない。

ココアごときで捨てるにはもったいないので、速攻で洗ってもらうことにした。


クリーニング屋のカウンターでカバンの中を全部出し、

買い物袋をもらって移し替え、ココアのこぼれたヴィトンをそのままクリーニングに出した。


『ブランド品のクリーニング代は
八千円ですがよろしいですか?』



は・・は・・はっせんえん??

クリーニング代で8千円という数字は、あてれんの中に存在しない。

でも、ココアの染みのついたカバンはさすがに使えないし、

まして自分で洗う勇気などない。


頭の中でいろんなことを一瞬で考えたのち・・


『 は・・ハイお願いします・・


と返事をするしかなかったのであります。


あぁぁ。

まさに、無料のココアが8000円になった瞬間だわ・・



ところで

幸せになる3つの言葉を知ってますか?


1.ありがとう

2.感謝します

3.私はツイている


どんな嫌なことや苦しいことがあっても、この言葉を唱えていると

必ず幸せになれるというポジティブな考えですね。

今日のわたしは・・・・

ぜったいツイテイル(憑いている)んだと思います・・。





ドッグラン

2010-11-08 | ごんべの巻き
先週の水曜日、ヘルニアを克服してから初めてのドッグランに出してみた。


まだ全力で走るのは無理だべさぁ~・・?



『うっひょ~い♪』


『ジャンプ!ジャ~ンプ!』


あんまり速くて写真がブレブレ

やっと撮れたのがこの一枚。


『楽しすぎ~


あの悪夢の日から1ヶ月が過ぎ、

ゴンベは前とほとんど変わらないくらい元気になりました

それと引替えに、今度はあてれんの腰痛が・・・・

ゴンベを治してくれたあの動物病院、行ってみようかな。