あてれん家の人々

酒好きとぉちゃん、とぼけたじじ&ばば、盗み喰い大魔王のワンたちを書き綴ったある一家の恥物語。

パーティバッグ

2009-09-30 | とぉちゃんの巻き
昼休み、突然あてれんの母から電話が入った。


『あてれん?アンタ、パーティバッグもう買ったの?』


何事かと思ったら、どうやら昨日のブログを見て電話をかけてきたらしい。


『うん。買っちゃった。』


『なんだ私のがあったのにぃ


あぁ・・。そっか。

この人に聞くのをすっかり忘れていたワ

シルバーのビーズのバッグがあるからわざわざ買わなくても

それをあてれんにくれるというのだ


万が一、ネットで買った黒いバッグが(まだ届いてない)

ハズレだったときのために、シルバーもあったほうが安心だし、

とりあえず送ってもらうことにした。




んで、先ほど母から写メが送られてきた・・・・。


『パーティバッグです。』




・・・・・


肝心のパーティバッグよりも、バックに敷いた緑の布は一体なんなんだ?

てか、なんで一般家庭にこんな緑の布があるんだろ・・・

しかもわざわざそれ敷いて写メ撮りやがったな・・



んで・・


バッグと一緒に・・


この布も送ってもらうことにした。


バッグよりも楽しみであるっ



パーティドレス

2009-09-29 | かぁちゃんの巻き
来月、知人の結婚披露宴に出席する。


この歳になると、葬式は年に何度もあるが結婚式はなかなかないもんだ。


結婚式なんて、何年ぶりだろ・・・。


本当に楽しみだ



最近の結婚披露宴のフォーマルドレスって、ものっすごいハデハデに

なってきているらしいね。


そんなドレス、あてれんは1枚も持っていないから、友人の娘さんのを

借りることにして、昨日友人宅に衣装合わせに行ってきた。

孫のソラミちゃんも一緒に選んでくれた



『このくちゅ(靴)もかちてあげる』



お店みたいなたくさんのドレスの中から、あてれんはチョコレート色の


ベロアのドレスをチョイスした。


胸元にラインストーンが散りばめられていて、すっごくステキ


ついでに先のとんがった靴も貸してくれたので大たすかりだ


これで、ドレスと靴の心配はなくなった。


それからすぐ、これに合うパーティバッグとボレロをネットで見つけて注文した。


これでいつでもキャバクラで働ける・・・。


(え?ババクラ・・?)




こんなパーティドレスを着たら、髪型もアップにしたほうがいいかなぁ・・。


あてれんは、まだ先の結婚式の、しかも自分はただの招待客ということも


すっかり忘れ、とぉちゃんの夕飯の支度も後回しにして鏡の前で髪の毛を


適当にセットしてみた。


『ちょっと短いなぁ・・そうだ!付け毛があったはずだ


無造作に束ねた髪に、一度も登場したことのない昔の付け毛をつけてみたところ


なかなか良い感じに仕上がった。


『よしあとは当日、美容室でセットをしてもらえばOKだ


一人、鏡の前でウキウキしていたあてれんである。



変身って、いくつになってもウキウキするもんだわ~


やっぱ、葬式より結婚式に出席したいわ



さて、こんなことをしている場合ではない。

あてれんは、アゲ嬢モードから主婦モードにスイッチを切り替え、

髪の毛に付いた付け毛のことはすっかり忘れて、夕飯の準備にかかった。




夜になり、あてれんが寝室でPCを開いていると


突然、風呂から上がったとぉちゃんの絶叫が聞こえた。



『うわぁ!うわぁ!な・・なによ、これ!?』



『なにさ・・うるさいね



『これ、おめーのか?この毛


って言いながら、とぉちゃんはに汚いものでもつまむかのように


あてれんの前に付け毛を置いていったのである。






『あー。ごめんごめんさっき寝転がったときに取れたんだわ


さっき、適当にアップした髪の毛に付けた‘付け毛’が


いつの間にかとぉちゃんの指定席に落ちていたのだった・・・。



これはとぉちゃんのヅラの代わりにはならんな・・



ともあれ、パーティに出席するためのドレスも、靴も、バッグも揃った。


髪の毛もなんとかアップになりそうだ。


あと用意するものは・・・・・


ヌーブラか



天才誕生☆

2009-09-27 | 遊ぶ☆
アタシは・・やっぱり天才だった。



とぉちゃんに連れられて、本日2回目のインラインの練習に行ってきた。


前回から3週間ぶりに履いたスケートの感覚は、初めてのときと比べて


違和感がまったくなかった。(借り物なのに・・)




前回は、たしか足を交差させて小さいコーンをまたぐところまで


なんとかできたんだよ。(クロスという技らしい)


今日は、それを思い出しながら反対の足でもクロスができるように


練習したら、なんだかあっさりできてしまって自分でも驚いた


とぉちゃんが『もっと完璧に自分のものになるまでガンバレ』って


偉そうにいうからおんなじことを何度も何度も繰り返していたんだけれど、


飽きっぽい性格とせっかちな性格のため、早く次のステップに


進みたくなってきたのだ。



んで・・



とぉちゃんの見ていない隙に、右と左の交互のクロスをやってみた。



何度目かの失敗の後、あてれんはこれもまたクリアしてしまったのだった・・。


『やったぁぁ



思わずガッツポーズになるあてれん。


とぉちゃんが、苦笑いで見ていた。


恐るべし天才の誕生だ



スタイルはぎこちないけど、これもクリスクロスとかいう技らしい。


多分、2時間くらいでできてしまった気がする。






途中で、トイレに行きたくなった。


石の階段を上ったところに売店がある。そこのトイレに行くには


スケートを脱いで靴に履き替えてなくてはならないから靴だけ取り替えて


売店に入っていった。


そしたらね・・


店の人3人に振り向かれたの・・・。


『いらっしゃいませぇ~~え???』みたいな顔して・・。


『え・・いや、あの・・トイレ借りにきたんです


『あ・・ど・・どうぞ



みたいなね、ぎこちない対応なのはね・・・



きっとこのスタイルのせいだったのね・・
            

         

 


咳が出るからマスクをし、日焼け防止にキャップをかぶり、汗かくから首にタオル

を巻き・・・どんな格好ですべっとんじゃ、オイ



薬物乱用にて・・。

2009-09-25 | かぁちゃんの巻き
連休最後の日の夜のできごと・・。


とぉちゃん特製のニンニク入ちゃんこ鍋を食べた後、

あてれんは、市販の風邪薬を処方どおり3粒飲んだ。

が・・、咳が治まらず今度は4時間後に咳止め薬を2粒飲んだ・・。


が・・それでも咳が止まらず、苦しくて寝られないので1時間半後に

また、咳止め薬を2粒飲んでしまったのだ。



飲み込んだ瞬間に、半分にしとけばよかったかな?とか


もう少し時間空けたほうがよかったかな?とか


胃がやられちゃうかな?とか


いろんなことが頭をよぎったが、すでに薬は腹の中に入った後だったので


そのまま眠りについた。


さすがに今度は薬も効いて咳もピタっと止まり、よく眠れそうだった・・・。



夢をみた。

夢の中で、お腹が痛くて痛くて苦しんでいる自分がいた。


『痛~い痛~い


あまりにも痛すぎて目が覚めたけど、痛みだけはホンモノだった。


それからは、胃が痛くて痛くてどんな体制になっても寝られない。


アタシ・・死ぬの?


腹が痛くて死んだ人って、いるのかな・・。


でも死にそうなくらいにあてれんの胃には何かが起きていたのである。



起きて、ソファーにうつ伏せでしばらく耐えてみたけど、


痛みは増すばかりで一向に良くなる気配がない。


時計を見ると、すでにAM2:30近くなっていた。


看護士の知り合いや、薬に詳しい知り合いにメールしたところで


きっとみんな寝てるだろうから、当番病院に駆け込むしかないのだろうけど、


その当番病院がどこなのかさっぱりわからない。


肝心のとぉちゃんは、デザート作った満足感でイビキをかいて寝ている


もう・・自力でなんとかするしかないのだ。



あてれんはとっさに閃いた


『そうだ救急車に電話して当番病院を聞けばいい



そして、真夜中に一人で119番に電話をし、


『火事ですか?救急ですか?』とあわただしい勢いで聞かれ、


『あのあのあのォ・・今日の当番病院おしえてもらえますか?』と


申し訳なさそうに質問し、無事に教えてもらったのである




さて、このまま夜が明けるまで痛みと戦う勇気も根性もなかったあてれんは、


バクスイ中のとぉちゃんをなんとか起こし、電話で聞いた救急病院に


連れて行ってもらった。



『とぉちゃん・・病院連れて行って・・・


本当に胃が痛すぎて、ちゃんと声が出なかった。


『ぐぉぉー!ぐぉぉー!(いびき)・・おっ


とぉちゃんは珍しく、3秒くらいで起きてくれた


『なした?腹痛いのか?よし、わかった


さっきまでバクスイしていたとは思えないほど機敏に着替え、


あてれんを夜間病院に連れて行ってくれたのである。



病院にはきっとインターンの新人医師が待機してるんだろうなと思ったが、


実際は逆で、定年退職したと思われるおじいちゃん先生が診てくれた。


おじいちゃん先生だったから、ブラジャーしてなくてもぜんぜん平気だったわ。

(普段から必要ないって・・?コラ!)



聴診器の後、『うつ伏せになって寝てください』と言われ、


おパンツ下げられ・・この歳で、お尻に注射を打たれてしまった




‘死ぬかもしれない’と思ったあてれんの胃痛は、


お尻に打たれた1本の痛み止めであっさり治り、


ベッドに入る頃には何事もなかったかのような状態に回復していたのである。



時計はすでにAM3:30を過ぎていた・・・。


会計はとぉちゃんが済ませてくれていた。


優しいとぉちゃん、ありがとう・・




翌朝・・・。


『夕べの病院代、返してくれ。領収書はこれだ。』




えっ・・?


やっぱりあれは、とぉちゃんのおごりじゃないんだ・・



デザート

2009-09-23 | とぉちゃんの巻き
す・・すいません

元気になったもんで、本日3度目の更新です





なんかさっきから、台所でガタガタ・コンコンと音がしている。

ブログを書きながら、とぉちゃんが台所で何してるのか気になって

集中できないでイライラしていた。


んで・・


ついにキレたあてれんは・・・




『もぉ~~!うるさいんだってば!
さっきから何してるのさ




って台所を覗きに行って驚いた





とぉちゃんがデザート作っていた・・・。



『こうでもしないと、オメー食わんべ

(たしかにこうされると、なぜか食ってしまう)

って、せっかくあてれんのために買ったプリンやバナナや桃の缶詰が


なかなか食べてもらえないからって、強引にデザートにしていたんだよ・・。



とぉちゃん・・。


これは‘ドルチェ’ではないからね・・



レストラン・POLO

2009-09-23 | 食通レポート
昨日の風邪は、とぉちゃんの献身的な看病(?)により

みごとに熱もさがり、声もオカマ並みではあるがなんとか話ができる

くらいにまで回復した。


臭い布団を取り替え、溜まった洗濯物をやっつけたあと、

耳ちゃんの墓参りでがっつり傷ついた車のボデーに撃沈しながら、

二人は晴天とはま逆の、暗~いドライブへ出発となった。




ちょうどお昼頃に芦別に着いた。

芦別と富良野を結ぶ国道沿いに偶然見つけたレストラン・ポロに入ってみる。



ここはランチセットが1050円からなのだが、

値段のわりに内容が充実していて驚いた。



ジャガイモのビシソワーズ



サラダ



これはとぉちゃんセレクトのポークソテー




あてれんはレディースランチで赤魚のポワレ(ジェノベーゼソース)



アイスコーヒー付き



レディースセットにつくデザートは・・・




トマトのジュレだったので、トマトをほじって出してみた。



もちろん、ライスORパンが付いてます

この内容で1050円は、まさに幻になった旭川パークホテルのランチを

彷彿させる内容でした





こんなフランス料理の名前がスラスラ出てくるのも、


せっせと通ったあのパークホテルのランチ経験があったから。


それまでは、ポワレもジェノベーゼもなんのことかわからん人間だったのだ。




さて、帰りの車の中で・・・。


『ねぇ?パークホテルはデザートのことを別な言い方してたよね?』


『おお。なんだった?』


答えはドルチェであるが、ドルチェがどうしても出てこない。



『最初の頃は、今日のなんとかって黒板に書いてあって、

自分の好きなケーキを選べたじゃんあれよかったよねー


『おお!バイキングのことか



ち・・違うよ・・バカ



その瞬間、なぜか急に‘ドルチェ’という言葉を思い出した。



『ドルチェだよ、ドルチェ!あーすっきりした


あてれんは、つまっていた何かが取れたようなすっきり感に浸っていたのに


とぉちゃんは・・・・・



『おお!‘どれにちぇようかな’の略だべ



って、すっとぼけたことを言い出した。



ドルチェ=どれにちぇようかなの略・・・。  


このフレーズで、もうあてれんは


二度と‘ドルチェ’を忘れることはないだろう・・・。




幸せの壺と不幸のドツボの話

2009-09-23 | 家の巻き
先住犬の耳ちゃんが虹の橋を渡ってから、早いものでもう4年が過ぎた。


4年前の今頃は、ばあちゃんが死んだときより大泣きしていたあてれんだったが


4年も経つと、耳ちゃんが存在していたことすら不思議な感覚になっている。


あの頃は、耳ちゃんがいなくなったことを認めたくなくて、


お骨を抱いて寝たもんだ


そんなとき、ある人から幸せの壺の話を聞いたの。


犬ってね、生まれるときに
幸せの壺を持って生まれてくるの。
その壺が幸せで一杯になったら、
飼い主さんとお別れするんだって・・。




この話を聞いたとき、抑え切れない感情がこみ上げて、

一層涙を流したんだけど、その涙は悲しい涙とは違ったんだよね・・。

とっても元気付けられたし、耳ちゃんにしてあげられなかったことの後悔も

全部吹き飛んだ気がしたの。

幸せの壺の話は、きっと愛犬を失って悲しみに暮れている飼い主さんを

励ますためのお話なんだと思うけど、あてれんはそんな悲しみのどん底に

落ちている飼い主さんに、この話をよくするようになったのよ。

自分も元気になったから、きっとみんなも元気になってくれると思って・・。




さて、今年も耳ちゃんの眠るペット霊園にお墓参りに行ってきた。

耳ちゃんが眠る合同慰霊碑は、急勾配の上に建っている。

今年はとぉちゃんがなぜか普段行かないような狭い道を通ったのだが、

途中で間違いに気が付き、バックで戻りいつもの急勾配をピカピカのプリウス

で上って行った。

そして、慰霊碑にカーネーションとお線香をあげて手を合わせてきたんだ。

幸せの壺の話を思い出しながら、きっと耳ちゃんも壺がいっぱいになって

入りきらなくなったから虹の橋渡ったんだよね・・って思いながらね・・。


あたちたちって、いい人だわ


ねぇ、神様、ちゃんと見てくれてる????



・・・・・



オーマイガー


神様、仏様、なんでやねん


こんなええ話の結末に、


なんでこんな仕打ちを受けないとならんの



とぉちゃんが、一瞬間違って進んだ細い道の横っちょに、


草木にまぎれてコンクリートの塊りが置いてあり、


バックするときにそれがプリウスのボディーにがっつり擦ってしまい


こーんなに長い傷がついてしまったのである





幸せの壺と不幸のドツボの話でした。


(笑いごとじゃねぇわ



ヨーグル丼

2009-09-22 | お料理の巻き
5連休だってーのに、風邪を引いてしまった。


昨日、わずかに出ていたカナリヤのような声も、後半は枯れ枯れで


期間限定のはるな愛のモノマネができるまでになっていたのだが、


今朝は声帯を奪われたかのように、ついになにもしゃべれなくなっていた。


熱も37.5度もある。


平熱が低いあてれんにとって37度超えは、インフルエンザ(豚)に匹敵する。



夕べは風呂にも入らずに早々に寝た。


今日も、朝からずーっと寝てばかりで腰が痛い


とぉちゃんは、朝食にたまごのおじやを作ってくれた。


それをなんとか食べて、またベッドに入る。


布団がすでに熱くさい・・。でも、取り替える元気も残っていないので


ばい菌と一緒に寝るしかなかった。



声がまったく出ないので、とぉちゃんに用事があっても伝えられない。


ジェスチャーでメガネ携帯を持ってきてもらうことは伝わったので


携帯でTVを観ていた。便利な世の中だ。



しかしそれも電源がなくなり、ついに陸の孤島ならぬ、家の孤島になってしまう。


声が出ないのなら、メールで用事を伝えることもできただろうに


自らその方法も絶ってしまったわけだ・・



『ちょっとぉ~~とぉちゃぁ~~ん』


力を振り絞って声をだしてみるが、ひそひそ話程度にしか聞こえない。

茶の間でTVを観ているとぉちゃんには、あてれんの蚊のなくような声なんか

届くはずもないのだ。



あぁぁ。

喉が渇いた。

ヨーグルトが食べたいな・・。

ついでにバナナも食べたいな・・。


病人のわりに、食欲は旺盛である。


とぉちゃんが、様子を見に来てくれたとき、振り絞る声で伝えてみた。


『バ・ナ・ナ・と・ヨ・ー・グ・ル・ト・・』





どれくらい時間が経ったのだろう・・。


とぉちゃんが『飯できたぞ~~起きてこっちで食え


って叫んでいたので、熱による関節の痛みを引きずりながら


あてれんはやっとテーブルについた。



『ホレ。ヨーグル丼だ。』






丼にてんこ盛りに盛られたヨーグルトの中からは


とぉちゃんが買ってきてくれたと思われるバナナや桃の缶詰やりんごのスライス


なんかがどんどん出てきた。



『足りるか?』って・・・・十分だよ



腫れた喉に、ひんやりとしたヨーグルトが熱を奪って


通過していく・・。うまい


あてれんがヨーグル丼を平らげている間にとぉちゃんは、


一人でジンギスカンを食べていたのである・・。

(カレーの次にジンギスカンが大好物)



のりぴーちゃん

2009-09-19 | とぉちゃんの巻き
先日、保釈されたのりぴーの報道を観てとぉちゃんがつぶやく。




『のりぴーちゃんったら、やっぱりめんこいな


『はぁ?アンタ、この期に及んでのりぴーを許すのかい・・?』


『あったりまえだ。だってめんこいもん。あんなに謝ってるんだから。』


『あれ?アンタものりぴーが好きだったの?』


『おめー!のりぴーちゃんを嫌いな人なんかいるわけないべ。

嫌いになる要素が見当たらない!』



『それって、‘福山を嫌いな女なんかいるわけない’ってーのと同じじゃん。』



福山雅治は全女子の憧れ的存在であり、究極のイイ男だと思う。


彼を嫌いな女子なんているはずがない。


のりぴーちゃんも男子からすれば、福山レベルな存在だったのか・・



『じゃぁさ、アタシとのりぴーどっちが好き?』


あてれんは、付き合い始めのめんどくさい女みたいな質問をしてみた。



『比べる対象が違う


とぉちゃんは、うまく切り抜けたつもりでいる。


『いやいや。どっちが好きか、聞いてるの。』


ちょっとからかってみた。



『オメーとタカトシどっちが好きかっていうのと同じ質問だ。

のりぴーちゃんには会ったことないから決められない



とぉちゃんは、ワケのわからん理由をつけてアタシとのりぴーの

どっちを取るかの質問にぜった答えない姿勢でいる。


『てかさー、アンタの好きな芸能人って、
榊原郁恵と原田知世じゃなかったっけ?』



とぉちゃんの好みがいまだに理解できないが、


福山雅治ととぉちゃんとでは、ぜったいに福山を選ぶあてれんである。



『夫』いろいろ

2009-09-17 | とぉちゃんの巻き
突然暴力を振るう夫や・・


ギャンブルで借金を作る夫や・・・


何度でも浮気を繰り返す夫や・・


仕事をしない夫や・・


生活費を入れてくれない夫や・・



いろんな夫に苦労している友人たちの話を聞くたび、


結婚って賭けみたいなもんだとしみじみ思う。


そんな片鱗がちょっとでも見えたなら、その結婚には慎重になるべきだろうけど


恋愛している最中は、なかなかそこに気が付かないもんなのだろう。


あてれんだって、20代前半でなんの疑いもなくとぉちゃんと結婚し


現在に至るワケだが、同時期に結婚した友人たちの中には前述のような


ハズレ夫を引いてしまった人もたくさんいるのだ。


とぉちゃんが当たりかどうか、傍から見れば疑問なのかもしれないが


普通に生活ができるだけでも当たりだと思っているし感謝している。


もちろん、とぉちゃんにとってもあてれんは大当たりであるはずだ


(言われたことは一度もないが)





ところで・・。


昨日の夕飯は、カレーだった。


とぉちゃんの大好物だから、多めに作って今日もカレーで楽をした。


ちなみに今朝もカレーだったから、弁当以外ずーっとカレーを食べることになる。


でも、とぉちゃんは決して文句をいわない。


あてれんは、とぉちゃんのそういう心の広いところが大好きだ



夕飯の準備(といってもカレーを温めてご飯にかけるだけ)はとぉちゃんが


やってくれた。


あてれんはその間に、洗濯物をたたんだり犬の散歩に行ったりと


ワタワタ忙しかったから、カレーの鍋底が焦げていること忘れていた。


とぉちゃんは、鍋の底に付いた焦げも知らずに全部かき回して温めてしまった


ようだった。


焦げは黒い小さな点々となって、ルーの中に混ざり込む・・・。



『あーーなんでカレーを焦がすのよ


先に食べていたとぉちゃんが、スプーンを置いて急にキレた。


『今朝、温めたときに焦げちゃったんだ


『だから、なんで焦がすのよ


『他のことしてて、焦げちゃった。』


『じゃぁ、他のことしてたらカレー温めるな


『底をはがさないように上手に温めればよかったのに


『オレは焦げてるなんて知らんかったから全部混ぜたんだ


『・・・・・・。』


じゃぁ、食うな!と言いたかったが、他になにも用意していなかったので


そのまま放っておいたら、怒りながら全部食べていた。


実際焦げは、よーく見ないとわからないくらいで、


あてれんの中では許せる範囲のものであり、


逆に言えば、‘おこげ入りでおいしそう’みたいな程度だった。


味だって、カレーにまぎれて‘奇跡の舌’でも絶対にわからない。(はずだ)


これは、まったく見解の相違なのである。


カレーの焦げごときで真剣に怒るとぉちゃんを見ながら、


ギャンブルや、暴力や、浮気や、そんな夫を持つ友人たちと


ついに同じ土俵に立った気がした。



ケッちいせぇんだよ