ゲーム機クラックへの消極的意見

ハック: デジタルなハード・ソフトを調査・改造すること
クラック: デジタルなハード・ソフトを「不正に」調査・改造すること

…だいたいそういう言葉の定義のもと。

んで話は何かといえばニンテンドー DSi とかのクラックの話。
「これは『ハック』だ」と主張する人も多いようですが。

数日前に、DSi 本体の更新 (バージョン 1.4J) がありまして、
任天堂が使用を認めていないクラック用機器がほとんど使用不能に。
(クラック用機器が具体的に何を指すかは悪用防止のため書きません)

クラック用機器を使うと、ソフト (DS カード) が手元になくても
DS カード内のデータを「どこからか」入手してくれば
ソフトを起動できてしまう、という法的に問題のある挙動を示します。
「どこからか」が仮にインターネット上とかであれば、
著作権とかそういうモノを完全に無視することになります。

「これは『バックアップ』だ」と主張する向きもあるようですが、
バックアップ取るほど大事なソフトなら丁寧に扱えと言いたい訳で。
DS カードが手元にあればバックアップの必要などないはずで、
市販の DS カードケース (数百円) に DS カードを入れておけば
そう簡単に失くしたりすることはないはずだと思うのです。

あと、メーカー (今回の場合は任天堂) が動作確認取ってないモノを
不用意に本体に接続すると、最悪の場合、本体が物理的に壊れます。
クラック用機器を使った結果として本体が壊れた場合、
誰かが補償してくれるはずもなく、結果として非常に高くつきます。

とか色々あるので、ゲーム機のクラックは止めようよという話。
正規の手段 (ちなみに中古ソフトの売買も合法です) で
ソフトを購入した方が、安心して遊べると思います。

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知っている範囲では、Wii もクラックと対策のいたちごっこらしく。
同様の問題があるので、ゲーム機全般でクラックは控えましょう…。