
墨遊 俳句
Kの俳句二句書く
咲き競ふしだれ桜の親子かな


氷室神社の桜を観に行った。
奈良の一番早く咲く桜として有名で先週末は満開だった。
境内から本殿への石段脇にある大樹の枝垂れ桜は大きな花の傘のように頭上を覆って
壮観だった。その右手にも満開の枝垂れがあるが、これは大樹の子孫を増やすために
植えられたもので親子である。恰も、歌舞伎の親子獅子のように艶を競っているかの
風情に魅惑された。

嫋やかや若草山に春の色
こどもの枝垂れ桜の横にあるソメイヨシノは未だ満開ではなかったが、枝越しに若草山
が眺められた。1月の山焼き直後は焦げて痛々しかったが、本来の若草色に染まりかけ
ており春の訪れを実感した。氷室神社には何度か来たが、この角度からの眺望ははじめて
の発見だった。

桜の花は入学式を思い出しますが美しいのは束の間、いっときの雨や風に儚く散ってしまいます。
月に村雲
花に風、、と。散り際は潔く人生に例えられますが、また来年の桜を観たくなります。
Kの俳句二句書く

咲き競ふしだれ桜の親子かな



氷室神社の桜を観に行った。

境内から本殿への石段脇にある大樹の枝垂れ桜は大きな花の傘のように頭上を覆って
壮観だった。その右手にも満開の枝垂れがあるが、これは大樹の子孫を増やすために
植えられたもので親子である。恰も、歌舞伎の親子獅子のように艶を競っているかの
風情に魅惑された。

嫋やかや若草山に春の色
こどもの枝垂れ桜の横にあるソメイヨシノは未だ満開ではなかったが、枝越しに若草山
が眺められた。1月の山焼き直後は焦げて痛々しかったが、本来の若草色に染まりかけ
ており春の訪れを実感した。氷室神社には何度か来たが、この角度からの眺望ははじめて
の発見だった。

桜の花は入学式を思い出しますが美しいのは束の間、いっときの雨や風に儚く散ってしまいます。
月に村雲


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