創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 皇帝ダリア

2010-11-26 17:42:35 | Weblog
カメラ散歩

興福寺創建1300年国宝特別公開を見学しました。

その後 戒壇堂へ向って歩いていると民家の塀越しに見事な花が咲いていました。
何の花かしら?と思ってカメラを向けていると後ろから人が「うあぁ 綺麗な皇帝ダリア!!」と言って通り過ぎました。
ピンク色の大きな花はダリアの王様とか、、、、。その見事さにしばらく見とれておりました。

                                
興福寺の五重塔

塔は釈迦の舎利を納めるために造られたインドのストゥーパが始まりだそうです。
一番下の初層を初めて覗くことができました。

東金堂

創建当時から後堂に安置されている正了知大将像(パンフレット右下)が50年ぶりの公開とかでインド系のステキなお顔の像でした。
寛仁元年の火災時に踊り出て焼失を免れたことから「踊り大将」と呼ばれ「希代の霊像」と称えられたそうで貴重な経験をしました。


写真 瀧百選(猿尾滝) 但馬高原植物園

2010-11-20 11:48:40 | Weblog






カメラ散歩

 紅葉のカメラ散歩で猿尾滝、但馬高原植物園を散策しました。


猿尾滝は猿の尻尾に似ているからだそうですが、瀧百選に
選ばれています。
滝の上を仰ぐと今盛りの紅葉が美しく、白い水しぶきと重なってステキな光景でした。

但馬高原植物園は平地植物の上限、高地植物の下限、南方植物の北限、北方植物の南限で、しかも湿度が高く植物に最適な環境を備えているところだそうです。
日量5000tの湧き水をコップいっぱい頂いたときは冷たくてとても美味しい水に感激しました。
樹齢千年の大カツラの樹は自然の大切さを教えてくれているようでした。


墨遊 俳句

2010-11-13 21:14:11 | Weblog
墨遊俳句

Kの俳句二句書く

 鞭打たるごとく散りゆく菊花かな

  絢爛豪華に咲き誇っていた菊も一夜明ければ花弁が散乱していた。
  予期せぬ突風の襲来であった。世の中何が起こるか分らない。
  山あれば谷あり、栄耀栄華もまた瞬時の夢幻でしかない。
  菊花の姿態と色の美しい分、哀れさも一入である。

 古寺の土塀に影や残り柿

  紅葉の季節のこの頃、鴉が柿木の群れる光景を目にする。
  取り残された実を啄んでいるのだ。日本の田舎の原風景が現存している。
  最近は柿の消費量が急減しているとか。若者の柿離れの反映である。
  そういえば、収穫されないままに熟れて落ちた柿の実が目立つ。
  食物の潤沢化により素朴な柿は敬遠されているようだ。

柿の実が熟する頃は医者が青くなると言われています。
奈良は柿の名産地、柿好きの私にとっては嬉しい季節です。
柿の葉茶もビタミンCが多くて高血圧にも効果があるそうで重宝しています。
正岡子規の俳句の「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」がすぐに思い出せます。
美術館めぐり、寺めぐり、あちこち散策して紅葉を楽しめる最高の今日この頃
です。
  
  

  

手芸 ベンガラ染め

2010-11-05 16:11:56 | Weblog
染色  

 ベンガラ染め [ストール」

京都で行なわれた「画材祭り」に行きました。
いつも並行して開催の表装展を見に行くのが主な目的でした。

画材祭りは各種の画材屋が出揃い色々な画に関する材料を置いて
それぞれに体験が出来るコーナーがあって大層賑わっていました。

私は生まれてはじめて「ベンガラ染めの体験」をしました。

ダブルガーゼの柔らかい白い布を色素の液にそのまま漬けます。
濃淡のぼかしに染めてみたくて布を縄状に捻ってからそっと
淡いピンクと薄紫の液に漬けてみました。
濡れている間ははっきり分りませんが、濡れた布を乾くまでそっと掛けて
おきますと自然な美しい色合いになりました。
淡い色合いのところどころに絞り染めのような白い紋様が出てサプライズを
楽しみました。