中山馬主協会は18日、10日の東京競馬第8レースに出走したランパスインベガス(3着)が受けた走行妨害について不服申し立てを行い、棄却された小島茂之調教師(44)=美浦=と、同馬のオーナーである西見徹也氏から事情を聞いた。西見氏は、同協会に所属しており、協会からも、JRAに明確な説明を求めていく方針だ。
西見氏は「今回の件は、調教師、ジョッキー、ファンなど、90%以上が被害者。馬主としても、今後同じことが起きた場合に、大事な所有馬が、けがや精神的なダメージを受けると困ってしまう。フェアな立場で勝負したい」と思いを述べた。また、小島師は「競馬がだめにならないように、立ち上がらなければいけない。馬主協会が支援してくれるのは頼もしい」と話した。
問題のレースは、内田が騎乗して1位で入線したファイナルフォームが、決勝線手前で急に外側へ斜行。ランパスインベガスと接触した。内田は2日間の騎乗停止処分を受けたが、着順は変更されなかった。被害馬を管理する小島師は、2着の可能性があったと主張し、不服申し立てを行ったが、13日に棄却された。
「この裁定は、我々も到底納得できない。協会全体で、抗議の声を大きくしたい。JRAには、きちんとした回答を求めたい」と西川賢・中山馬主協会会長。不透明な降着制度に異を唱え、今度は馬主サイドが立ち上がった。(スポーツ報知)
西見氏は「今回の件は、調教師、ジョッキー、ファンなど、90%以上が被害者。馬主としても、今後同じことが起きた場合に、大事な所有馬が、けがや精神的なダメージを受けると困ってしまう。フェアな立場で勝負したい」と思いを述べた。また、小島師は「競馬がだめにならないように、立ち上がらなければいけない。馬主協会が支援してくれるのは頼もしい」と話した。
問題のレースは、内田が騎乗して1位で入線したファイナルフォームが、決勝線手前で急に外側へ斜行。ランパスインベガスと接触した。内田は2日間の騎乗停止処分を受けたが、着順は変更されなかった。被害馬を管理する小島師は、2着の可能性があったと主張し、不服申し立てを行ったが、13日に棄却された。
「この裁定は、我々も到底納得できない。協会全体で、抗議の声を大きくしたい。JRAには、きちんとした回答を求めたい」と西川賢・中山馬主協会会長。不透明な降着制度に異を唱え、今度は馬主サイドが立ち上がった。(スポーツ報知)