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脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

五色での借りを返す5発 -VS三菱重工神戸-

2009年06月27日 | 脚で語る奈良クラブ
 関西リーグは第11節を迎え、Div2の2位・奈良クラブは5位・三菱重工神戸と対戦。ここ数試合絶好調の攻撃陣がこの日も爆発し、5-0と快勝した。同日行われた試合で首位・ルネス学園甲賀は勝利したため、勝点差1ポイントこそ埋まらなかったが、13節の直接対決に向けてチームの勢いは万全といえる。

 

 思い起こせば、GWにアスパ五色で戦った際に今季のリーグ戦唯一の敗戦を喫した奈良クラブ。相手はこの三菱重工神戸だった。前半こそチャンスを決められず、0-0の展開だったが、後半も相手にほとんどペースを与えない快勝劇だった。着々と復帰を果たすレギュラークラスの負傷者が良い動きを見せる。従来試合に出ていた選手たちも負けじと試合でアピールする。決して選手層は厚くないが、ポジティブにプレーレベルが上積みされているようで、その結果がゴールに現れているようだ。

 
 右SBで久々の初先発を果たした中村。
 豊富な経験からの落ち着きぶりは健在。
 52分には強烈なシュートでゴールを射貫いた。

 
 序盤戦こそ目立たなかったが、徐々にチームに順応する檜山。
 チームを勢いづける3点目を奪い2試合連続の得点でアピール。

 
 2アシストと本領発揮、チームのバンディエラ・矢部。
 ボールを取られず、一瞬で前線にチャンスメイク。

 
 後半開始から出場の和阪が相手と競り合う。
 3節以来、約2ヵ月ぶりの復帰で後半の攻勢に貢献。

 
 こちらも5節以来、途中出場で復帰戦となった石田。
 負傷の影響を見せずに1得点と結果を残すあたりはさすが。

 
 誰が出ても点の奪えるFW陣。
 今後のレギュラー争いは熾烈になりそうだ。

 
 終了間際には畑中も自身の負傷復帰を祝うゴールで5点目。
 これからの上位との対戦時には欠かせない選手だ。

 
 J経験者でもある中村と石田の活躍はチームにとって大きなプラス。
 ちなみにこの2人は中高も先輩・後輩の関係。

 リーグ戦ここ3試合で6得点の松野正を欠きながら、5人違ったスコアラーを生み出した試合は、引き続きチームの充実ぶりを感じさせてくれた。しかし、ここからは4位・FC堺、首位・ルネス学園甲賀、3位・京都紫光クラブと上位陣との戦いが続く。前期はこの3チームに対する戦績は1勝2分。Div2トップの座を狙うのならば、真価を問われるのはここから。慢心せずにチャレンジャーの姿勢で戦っていきたい。


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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よっしゃあ! (いとしん)
2009-06-28 00:03:24
良くやった奈良クラブ!
単なる個人の調子の良さで勝ってるのではないことが、
5人の得点者でわかりますね!
この調子で上位陣撃破。
1位突破へ向けてカウントダウンさせてください!
応援もお疲れ様でした!!
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Unknown (脚角)
2009-06-28 03:19:04
>いとしんさん
コメントありがとうございます。

そうですね。
暑い中、スコアラーが5人分かれたことはチームの調子を窺わせてくれますね。
間違いなく連携面は序盤戦と比べても向上しています。
この戦いぶりを最後までできるかがこれからの課題です。
楽しみです。
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Unknown (すし)
2009-06-28 08:06:07
いつも報告ありがとうございます。

ひさしぶりの選手が活躍したようで、同じメンバーでなくても強いというのは嬉しい傾向ですね。調子も上がってきているようなので上位チームとの対戦にも、格の違いをみせつけるような試合が出来ると良いですね。
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Unknown (No.18)
2009-06-28 11:44:09
出勤日のため、琵琶湖の反対側から勝利を願ってました。
和阪、石田、畑中の復活で上位3連戦にむけて最高の仕上がりみたいで、あとは慢心と、とあるサポが抱える万年の悩み、大一番でのメンタルぐらいでしょうか。

来週からの上位3連戦は駆け付けますんでここ2週間できなかった現地観戦の鬱憤を仕事でのストレスとセットで晴らさせていただきます。

ところで今更で確認ですが、2位は1部へ自動昇格でした?
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Unknown (脚角)
2009-06-28 12:17:52
>すしさん
コメントありがとうございます。

すしさんが日頃から気にかけてもらっている石田が4節以来、久々にゴールを決めてくれましたよ。
個人的にもそれが一番嬉しかったですね。

次節から2試合は前回勝てていない相手。しっかり手綱を引き締めて試合に臨みたいところです。
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Unknown (脚角)
2009-06-28 12:23:46
>NO.18さん
コメントありがとうございます。

そうでしたか。
その思い、湖西まで届いていましたよ。

おっしゃるように、和阪、石田、畑中の復活はチームにとって願ってもない収穫。これでますます先発争いが分からなくなってきましたが、攻撃力は増しました。今後3試合は再び厳しい試合になりそうなので、ケガの再発だけには気を付けて欲しいところです。

次節以降のご参戦心強いです。
一緒にDiv1昇格目指して頑張りましょう。
ちなみに、Div1の7位、8位とDiv2の1位、2位は自動昇降格です。

財政面の厳しい奈良クラブ、バックアップ確保のアピールのためにも結果を重視して優勝して自動昇格を果たしたいところですね。
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