北陸旅行

夏の終わりに永平寺、東尋坊、芦原温泉などを回りました。
北陸自動車道をマイカーで走るのは初めて。トンネルは多いけど
とても走りやすく快適なドライブの旅でした。


永平寺は荘厳なたたずまいで大きな木立のあいだを
涼しい風が吹き抜けていました。


東尋坊は子供の時に行ったきりです。日本海の荒波に削られた断崖には
圧倒されました。



今回の旅のハイライトは帰り道に立ち寄った木之本の「すし慶」。


歴史を感じさせる重厚なたたずまいです。天皇、皇后両陛下も
立ち寄られたことがあると云う老舗料亭です。


廊下から見るお庭もよく手入れされ雰囲気があります。


何といっても圧巻は鯖の棒ずし。こんなにおいしい鯖ずしは食べたことがありません。
他の料理もどれ一つとっても本物のお味でした。
竹かごの上のモミジもステキな演出です。


最後に立ち寄ったのは和菓子屋「禄兵衛」。
以前名古屋三越にも出店していたのですが、撤退してしまいました。
和菓子どころの名古屋や京都は難しいとのこと。でも伝統と新しさを融合させた
お菓子のデザイン、味は素晴らしいものがあります。
「すし慶」「禄兵衛」のみならず北国街道沿いの木之本の鄙びた町並みは
とっても雰囲気があって心ひかれます。
終わりよければすべてよし。今回の旅には大満足です。

8月の庭

今年の夏の前半は水不足で植物はさんざん。こんな時は花より緑ですね。
門の前の石臼も苔むして涼しさを演出しています。


門を入ったところの坪庭も太陽が届かないせいか生き生きしています。


西側のキッチンガーデンも黄色のルドベキア以外色がありません。


残暑が厳しくても確実に秋は近づいています。栗のいがもこんなに大きくなっています。


暑いときは部屋の中にも目を向けてみましょう。外はまぶしくて暑そうでも
中にいれば気持ちよく過ごせます。実際、エアコンを使ったのは２日だけでした。


暑い時こそ部屋の中のグリーンにも気を配りたいものです。
薪ストーヴの上でもペペロミアのグリーンが映えます。


数少ない庭の花たちのなかからブッドレア、ペンタス、オカトラノオを
とってきてガラスの器に活けてみました。