月と空の浜辺

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TRINE DEMO アートの世界

2009-06-30 22:14:15 | Game
前回記事
TRINE for PC(Steam) PS3(PSN)


TRINE DEMO をプレイしました。

グラフィックの作り込みが尋常でなく、世界観、ゲームデザイン共にハイレベルな作品であると言えます。

以前から言われていた「綺麗なだけのグラフィックの時代は終わった。これからは独自のアートを持つ美麗なグラフィックの時代」を、表現したゲームの代表と言えると思います。


ゲーム内容は前回記事に貼り付けたトレーラー動画を参照下さい(^-^)






タイトルはシンプルですね。

他が洒落ているだけに、少々意外でした。









光源の配置など、オブジェクトの配置にも拘りが感じられるゲーム画面。

右のつり下がっている足場とか、何かしらの「干渉」があれば、物理演算によって「リアルに挙動」するのは単純に楽しい。





お宝の山!



グラフィック表現の基本ベースは、最近のH&S(ハック&スラッシュ)RPGに近い。

(Titan Quest とか Sacred 2)とかね。



H&Sとかのグラフィックも綺麗に見えるけど、このゲームほど説得力のあるマップデザインは多くない・・・(-_-)







ゲーム内容としては、非常にオーソドックスな2Dアスレチックアクションゲームとなっており、懐かしさを感じるほど。

それに今流行のクラスシステム(キャラクター特性を明確に分ける要素)を導入し、その特性を使い分ける(シングルモード)、または協力する(Co-opモード)と言うことで最近のクオリティに引き上げた作品になりますね。





プレイヤーキャラクター紹介。





唯一の女性キャラクター。

シーフポジションで、武器は弓矢。

ジャンプ力や移動力は早い。





主要な特殊能力として、ワイヤーフックを設置してのぶら下がりが出来ます。

ゲームボーイソフトのバイオニックコマンドーみたいなキャラクター特性と言うことですね(^-^)

アスレチックアクションの基本キャラとも言えます。





二人目は魔法使い。

基本に忠実でお爺さん。

身体能力的には最も弱いですが、やはり魔法を使えるのが最大の特徴。





使える魔法はテレキネシスで物を動かす事と、マウスで四角く囲んだりすることで、キューブを発生させたりする事。

クレヨンフィジクスみたいに、自分で描いて物を作り、それが物理演算で世界に影響を与えます。



直接攻撃能力は持ちませんが、このキューブをテレキネシスで操ってぶつけたりなどすれば攻撃にも転用可能。

移動手段としても色々出来るので、まさに「創意工夫次第で色々なことが出来る」という魔法使いの特性を見事に表現していますね。





最後が戦士。

今時で一番一般的な戦士特性で、戦闘力が高い。

特殊動作としてガードも出来ます。

戦闘に関しては、戦士一択と言って良いほどですが、逆に言えば戦闘以外では「殆ど役立たない」



アスレチックのトラップを色々とクリアしないといけないこのゲームにおいて、戦闘しかできないと言うのは痛い。

この辺のクラスの特性を上手く分けているのは、実にRPG(TRPGの方ね)らしくて良いですね。





3人が集合したところで、物語本編が始まります。





ゲーム全体の感想としては、古くさいくらいアスレチックアクション寄りなので、アクション的な謎解きが主体。

余り戦闘要素については重視されていない様子(少なくともDEMOでは)

そのため、好みは結構分かれるかも知れません。

サーチ&デストロイばかりな最近のゲーム傾向とは、ちょっと違いますね。



時にはアクションパズルを解こうと足を止めて考える、などじっくりと腰を据えてプレイするのがお勧めなゲームとなっていそうです(^-^)







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