【2011.08.11 投稿】
アルクK隊 登山報告
北八(きたやつ)縦走
平成2002年9月1日 自家用車
メンバー: K隊2名
8月31日
蓼科高原で前泊。宿のご主人は権現小屋に4年間勤めていた山男。
一見なのに意気投合。客がK隊だけなのを良いことに山の話
を肴に杯を重ねる。アルバイトも山男。当然、輪に加わる。
明日はハイキング程度だからと気も緩み、更に盛り上がる。
日本中の山を登り終わった深夜、就寝。
> 北八縦走コース(コースタイム:6時間50分)
麦草峠→茶臼岳→縞枯山→雨池山→三ツ岳→北横岳
→ロープウェイ乗場→五辻→麦草峠
9月1日
今日はハイキングだからと、朝食をゆっくり頂き余裕の出発。
下から見上げる茶臼岳はいかにもひと登りといった感じ。
日差しが強くなり始め、好天は間違いない。小ぶりのザックを
背負い、9時麦草峠出発。段々、山道らしい登山道になってくる。
楽しめそうだ。40分後、樹林帯の中の山頂へ。”展望台”と
矢印があるので行ってみる。超絶景!
左手から南八ヶ岳はもちろん、南アルプスの仙丈、甲斐駒、北岳。
中央は木曽駒、千畳敷カール。北も穂高から槍まで見えている。
そして目指す北横。その向こうに、蓼科山。
この展望台は、登山道からは見えないので、通過してしまう人が
多そうだ。実際、分岐で通り過ぎようとした親子に”絶対行く
べき!”とアドバイスしてしまった。ここは穴場。必見。
縞枯山への直登はかなり急である。ここには大岩からなる展望台
があり、茶臼とは逆側の浅間、妙高が見える。天候は依然快晴。
雨池峠まで下って11時。見上げる雨池山への登山道は定規で
引いた様な真っ直ぐの急登。ここ北八は全て直線コース。
曲がったことが嫌いらしい。ハイキング気分は薄れ始め、真剣に
登る。距離は無いが、立派な”登山”。
下り返し、三ツ岳へ挑戦。両手を使わなければ登れない難所が
数々あり、急坂の直登。ハイキング気分は吹っ飛んだ。結構
キツイ。最後はロープをこなし山頂に正午。
思わず、拍手してしまった達成感。
ハイキングなんてとんでもない。北八に謝った。
北横岳ヒュッテまでの道は、中程度の岩、小石などの連続で歩き
辛い。うんざりし始めた30分後、ヒュッテ到着。山頂までひと
歩き。上がりきった南峰を山頂と勘違いし、ガッツポーズを作る
が、本当の山頂は少し先の北峰。どうりで空いているはず。
北峰でお約束の三角点タッチ。ここは360度の展望。
今まで見てきた山々に加え、鹿島槍から白馬が見える。乗鞍、
御岳も。見えないのは南八ヶ岳に隠れている富士山くらい。完璧!
昼食。蓼科山が登ってくれとばかりに目前にそびえるが、今回は
時間が無い。双子池へ降りてもう一泊する人、山が好きで埼玉から
佐久へ転居したご夫婦。知らない同士が山の話で盛り上がる。
輪が広がる。気が付いたら1時間を山頂で過ごし2時、下山開始。
横岳ロープウェイの山頂駅を通過し、迂回路で麦草峠へ向かう。
途中、トリカブトの大群生に驚き、大石峠へひと登りしてから、
4時半前に麦草峠駐車場へ帰りつく。9時の出発から7時間半
あまり。間違いなく”登山”の一日であった。
ひと風呂あび、宿のご主人お勧めの蕎麦屋で舌鼓を打ち、帰京。
帰路、諏訪インター付近から見た、夕焼けに映える北アルプスは
見事。さて、次はどこの山へ登ろうか!
教訓:山は、なめたらアカン!
<参考コースタイム>
麦草峠08:55 -09:40茶臼岳山頂 -10:20縞枯山展望台10:25
-10:35縞枯山山頂 -10:57分岐11:00 -11:10雨池山11:12
-12:00三つ岳12:10 -12:43北横岳ヒュッテ12:55
-13:05山頂14:00 -14:40ロープウェイ駅14:50 五辻-出会いの辻
-大石峠 -16:17麦草峠
1. 茶臼岳の展望台からの南八ヶ岳
2. 縞枯山の展望台
3. 三ツ岳の通過
4. 北横岳から蓼科山と北アルプスを望む
<相棒の山行記録 2011.08.23追記>
麦草峠 08:55 - 茶臼岳山頂 09:40 - 縞枯山展望台 10:20~10:25
- 縞枯山山頂 10:35 - 分岐 10:57~11:00 - 雨池山 11:10~11:12
- 三ッ岳 12:00~12:10 - 北横岳ヒュッテ 12:43~12:55 -
北横岳山頂 13:05~14:00 - ロープウェイ駅14:40~14:50 -
麦草峠 16:17 (五辻、出会いの辻、大石峠経由)
アルクK隊 登山報告
北八(きたやつ)縦走
平成2002年9月1日 自家用車
メンバー: K隊2名
8月31日
蓼科高原で前泊。宿のご主人は権現小屋に4年間勤めていた山男。
一見なのに意気投合。客がK隊だけなのを良いことに山の話
を肴に杯を重ねる。アルバイトも山男。当然、輪に加わる。
明日はハイキング程度だからと気も緩み、更に盛り上がる。
日本中の山を登り終わった深夜、就寝。
> 北八縦走コース(コースタイム:6時間50分)
麦草峠→茶臼岳→縞枯山→雨池山→三ツ岳→北横岳
→ロープウェイ乗場→五辻→麦草峠
9月1日
今日はハイキングだからと、朝食をゆっくり頂き余裕の出発。
下から見上げる茶臼岳はいかにもひと登りといった感じ。
日差しが強くなり始め、好天は間違いない。小ぶりのザックを
背負い、9時麦草峠出発。段々、山道らしい登山道になってくる。
楽しめそうだ。40分後、樹林帯の中の山頂へ。”展望台”と
矢印があるので行ってみる。超絶景!
左手から南八ヶ岳はもちろん、南アルプスの仙丈、甲斐駒、北岳。
中央は木曽駒、千畳敷カール。北も穂高から槍まで見えている。
そして目指す北横。その向こうに、蓼科山。
この展望台は、登山道からは見えないので、通過してしまう人が
多そうだ。実際、分岐で通り過ぎようとした親子に”絶対行く
べき!”とアドバイスしてしまった。ここは穴場。必見。
縞枯山への直登はかなり急である。ここには大岩からなる展望台
があり、茶臼とは逆側の浅間、妙高が見える。天候は依然快晴。
雨池峠まで下って11時。見上げる雨池山への登山道は定規で
引いた様な真っ直ぐの急登。ここ北八は全て直線コース。
曲がったことが嫌いらしい。ハイキング気分は薄れ始め、真剣に
登る。距離は無いが、立派な”登山”。
下り返し、三ツ岳へ挑戦。両手を使わなければ登れない難所が
数々あり、急坂の直登。ハイキング気分は吹っ飛んだ。結構
キツイ。最後はロープをこなし山頂に正午。
思わず、拍手してしまった達成感。
ハイキングなんてとんでもない。北八に謝った。
北横岳ヒュッテまでの道は、中程度の岩、小石などの連続で歩き
辛い。うんざりし始めた30分後、ヒュッテ到着。山頂までひと
歩き。上がりきった南峰を山頂と勘違いし、ガッツポーズを作る
が、本当の山頂は少し先の北峰。どうりで空いているはず。
北峰でお約束の三角点タッチ。ここは360度の展望。
今まで見てきた山々に加え、鹿島槍から白馬が見える。乗鞍、
御岳も。見えないのは南八ヶ岳に隠れている富士山くらい。完璧!
昼食。蓼科山が登ってくれとばかりに目前にそびえるが、今回は
時間が無い。双子池へ降りてもう一泊する人、山が好きで埼玉から
佐久へ転居したご夫婦。知らない同士が山の話で盛り上がる。
輪が広がる。気が付いたら1時間を山頂で過ごし2時、下山開始。
横岳ロープウェイの山頂駅を通過し、迂回路で麦草峠へ向かう。
途中、トリカブトの大群生に驚き、大石峠へひと登りしてから、
4時半前に麦草峠駐車場へ帰りつく。9時の出発から7時間半
あまり。間違いなく”登山”の一日であった。
ひと風呂あび、宿のご主人お勧めの蕎麦屋で舌鼓を打ち、帰京。
帰路、諏訪インター付近から見た、夕焼けに映える北アルプスは
見事。さて、次はどこの山へ登ろうか!
教訓:山は、なめたらアカン!
<参考コースタイム>
麦草峠08:55 -09:40茶臼岳山頂 -10:20縞枯山展望台10:25
-10:35縞枯山山頂 -10:57分岐11:00 -11:10雨池山11:12
-12:00三つ岳12:10 -12:43北横岳ヒュッテ12:55
-13:05山頂14:00 -14:40ロープウェイ駅14:50 五辻-出会いの辻
-大石峠 -16:17麦草峠
1. 茶臼岳の展望台からの南八ヶ岳
2. 縞枯山の展望台
3. 三ツ岳の通過
4. 北横岳から蓼科山と北アルプスを望む
<相棒の山行記録 2011.08.23追記>
麦草峠 08:55 - 茶臼岳山頂 09:40 - 縞枯山展望台 10:20~10:25
- 縞枯山山頂 10:35 - 分岐 10:57~11:00 - 雨池山 11:10~11:12
- 三ッ岳 12:00~12:10 - 北横岳ヒュッテ 12:43~12:55 -
北横岳山頂 13:05~14:00 - ロープウェイ駅14:40~14:50 -
麦草峠 16:17 (五辻、出会いの辻、大石峠経由)