アートセンター歯科のスタッフブログ       078-231-1115

神戸市中央区の歯科医院 アートセンター歯科のスタッフが診療のことはもちろん、プライベートについても綴ります。

白砂糖の害

2016年02月11日 | 診療日記

本年も、立春を過ぎ、春の日差しを感じる今日この頃ですね。

 

アートセンター歯科では、昨年10月より衛生士の前田さんが産休期間に入り、同時期より衛生士の真野さんが新入社してくださいました。また、衛生士学校の学生さんである古川さんも助手としてメンバーに加わり、新体制で平成28年を迎えております。

 

随分久しぶりのブログ更新となりましたね。

 

今回は、最近読んだ本をご紹介させていただきます。

 

『白砂糖は魔薬!?』という、マンガです!!


このマンガを描かれたのは、いかにも歯医者の先生では?と想像されるかもしれませんが・・・、実は小児科の先生なのです。

 

真弓定夫先生といって、東京医科歯科大学を当時主席でご卒業され、小児科医院をご開業されてから、自然流子育ての指導により、子供たちの体を根本的に元気な丈夫な体に立て直す治療を続けておられる大変ご立派な先生です。

 

“砂糖を取ると虫歯になりやすい“とは、誰もが周知の事実ですが、では、砂糖の何がいけないのか???砂糖を取ると、体に何が起こるのか?となると、わからなくなってしまいますね。。

 

砂糖には、たくさんの種類がありますが、特に『白砂糖』は、精製過程で様々な薬剤を使用し、とことん精製化されているのです。

 

①さとうきびなどを圧搾して糖蜜をとる

②石灰・炭酸・亜硫酸・亜硫酸ガスを使って、不純物を除去

③ホウ酸鉛や塩素で透明にする

④ベタつき防止のためミネラル・ビタミンを取り除く

⑤塩酸や無機酸で漂白して真っ白にする

 

こんなに多くの薬品を使って出来ていたのですね!!!真弓先生は、白砂糖は化学薬品であり、白い麻薬とおっしゃっておられました。

 

そして、白砂糖を取ると、体に何が起こるのか???

カルシウムやビタミンB1が奪われます。カルシウム不足でむし歯や骨折しやすくなったり、骨粗しょう症、高血圧、ストレスからくる精神異常、妊娠異常。

ビタミンB1不足では、疲労・倦怠感、不眠や記憶力の衰弱、反射神経の鈍化、便秘、肩凝り。。。

さらに白砂糖の過食で、免疫力の低下、認知症、アレルギー症状。。。

 

『白砂糖』という単体では摂取していないから大丈夫!というわけではないようで、この白砂糖は、ジュースやチョコレート、キャンディーやクッキー、菓子パンなどに使われています。

 

私自身、お買い物の際に少しずつ気をつけていきたいと思っています。

 

子供から大人まで皆さまに読んでいただける内容になっています。医院に置いてありますので、ご興味のある方は、お声掛けくださいね。

 

アートセンター歯科 副院長 大西