政治犯の青年とユダヤ娘がアウシュヴィッツ収容所内で
知り合い恋に落ちる。
汚職、賄賂、退廃etc.etc.が蔓延する地獄の収容所内で
人智の限りを尽くして愛し合うふたり。
やがて青年は任務遂行のため脱走を計画。青年は
仲間の反対を振り切り、娘を連れて逃亡。
その彼等をナチスが執拗に追いかけてくる。怒号を発する
追っ手の声より鋭い嗅覚をもつ犬の唸り声のほうが観る者に
戦慄を覚えさせる。
命からがら辿りついた故郷で青年は流産をした娘を
母親に託し、最後の務めのため危険のなかに去っていく。
娘は青年の帰りを待つが、行方がしれず、身の危険を感じ
家を出る。
お互いが死んだと思い、それぞれが家庭を持って30年。
偶然観たTVから流れる声に、青年であることを確信した娘は
連絡をとり、ニューヨークからポーランドに飛ぶ。
いろいろ矛盾が目立つ映画だが、それなりに楽しめた
といえる。
最大の関心事は映画でも現実でもふたりは再会を果たして
いることだ。
30年の時空を共有するふたりとしない家族たち……。
家族たちはどんな思いでその現実を受け入れたのだろう。
映画ではバス停に降り立った彼女の視線の先に彼が居た、
で終わる。
~~~夏木 友~~~
火・木・土に更新しま~す
知り合い恋に落ちる。
汚職、賄賂、退廃etc.etc.が蔓延する地獄の収容所内で
人智の限りを尽くして愛し合うふたり。
やがて青年は任務遂行のため脱走を計画。青年は
仲間の反対を振り切り、娘を連れて逃亡。
その彼等をナチスが執拗に追いかけてくる。怒号を発する
追っ手の声より鋭い嗅覚をもつ犬の唸り声のほうが観る者に
戦慄を覚えさせる。
命からがら辿りついた故郷で青年は流産をした娘を
母親に託し、最後の務めのため危険のなかに去っていく。
娘は青年の帰りを待つが、行方がしれず、身の危険を感じ
家を出る。
お互いが死んだと思い、それぞれが家庭を持って30年。
偶然観たTVから流れる声に、青年であることを確信した娘は
連絡をとり、ニューヨークからポーランドに飛ぶ。
いろいろ矛盾が目立つ映画だが、それなりに楽しめた
といえる。
最大の関心事は映画でも現実でもふたりは再会を果たして
いることだ。
30年の時空を共有するふたりとしない家族たち……。
家族たちはどんな思いでその現実を受け入れたのだろう。
映画ではバス停に降り立った彼女の視線の先に彼が居た、
で終わる。
~~~夏木 友~~~
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