夏木とShall we talk !? 

言葉は心の使い。1000回(2013年12月21日)を超えて。

1236、今頃になって韓ドラ!?。。。

2016年01月11日 | Weblog
 TVドラマは観ない。邦画、日本画に関わらず。それが韓ドラにしっかり嵌った。
「帝王の娘・スベクヒャン」時代劇だ。

 流れるような漢字は非日常感を醸し出す。さりげなく描かれる水墨画、墨絵の幽玄の
世界に浸るには高い教養とセンスを求められたことであろう。

 降りしきる雪(雪が降る日を待って撮影されたといわれる)がこんなにも清廉な美を持って
見る者を桃源郷に誘い込むがごとく…と、初めて知った。

 折に触れて供される種々のお茶、時には甘味を添えて。大人がお茶と菓子を!?
そう、まずお茶だったらしい。
 なにより魅かれたのは「許す、許容する」という観念。彼の国には無いもの…と思っていた…。

 それはともかく――以下はドラマに興味を持った私の雑記談だがー6世紀頃、倭国(日本の古称)は
百済と活発な交流があり多くの人々がお互いの国を頻繁に往復したと伝えられている。

 実在した倭系百済人高官、日羅公が両国の友好をより深めるために日本に招聘されたのは、
やはり実在の聖王 (ドラマではまだ太子) の時代であった。

 聖王の孫にあたる太子は来日して聖徳太子の肖像画を描いたと日本書紀に記されている(らしい…。
が、彼の国では百済太子と聖徳太子については何も記述されていないと。。。)――

 雪の降る日、友と茶を喫しながら語り合う…

 かつては日本も彼の国も穏やかに過ぎる時に心身を委ねる至福の慣いがあった。。。

                                        ~~~夏木 友~~~


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2 コメント

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時々見ます (落ちこぼれ)
2016-01-24 23:02:51
スベクヒャン時々見ます。おもしろいですね。
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おちこぼれさんへ (夏木)
2016-01-27 20:09:13
安心して観られる唯一の韓ドラだったように思います。

ドラマを通じて日本との関係もわかり楽しみました。

コメントありがとうございました。
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