夏木とShall we talk !? 

言葉は心の使い。1000回(2013年12月21日)を超えて。

当世お犬さま事情パートⅡ・・・ ~わんわんホテルってこんな所~

2011年09月29日 | Weblog
 わんわんホテルに宿泊した時のことを友人に話したらもっと聞かせてのリクエスト!
で、ちょっと書き足してみました。

 ホテルの玄関横に愛犬の足洗い場。タオルも備え付けられています。
チェックインの間、リードを付けて近くで待たせておいてOK。
 
 ワンちゃん同士のトラブルが気になるところですが、どの犬もしつけが行き届いて
いますので、大丈夫。たまに「キャン、キャン」なくワンちゃんがいる程度です。

 チェックインが終れば、エレベーターで移動ですが乗り合わせても平気。
ただ、真っ黒な大型ラブラドールと一緒だったときはさすがにハラハラしました。
おとなしい犬種ですが大あくびをしたとき、噛み付かれそうに思えてピリっと。
マリーはそんな飼い主の雰囲気を察知して逃げ腰。エレベーター内は緊張モードでした。

 寝室は人間用のベッドしか置いていませんので、小型のワンちゃんたちは持ち込み
ベッドかフロアに、中・大型犬はフロアで寝ます。
 我が家のマリーは小>中型犬なのですが自宅では人間用のベッドで寝ていますので、
当日はオシッコシートなるものをベッドに敷いてやりました。
で!?もちろん彼女は大(?)の字になってベッドの上で寝ました。

 レストランも一緒に利用できます。犬用のメニューもありますが、大抵は日頃
食べ慣れているドック・フードの持ち込みです。
マリーも用意していましたが、人間食をねだるので少しづつ分けてやりました。
 
 食後はサロンでわんわん大会(参加自由)。マリーは優秀犬で個人戦でも団体戦でも
優勝でした。
 競技内容ですが・・・
1、椅子捕りゲーム・・・音楽が止まるが早いかお座りできたワンちゃんの飼い主から
  椅子をゲットしていきます。人間と同じ方法ですね。
2、係員が10数えるまでに「お手、お代わり」の回数を競います。1、2回はOKですが
  それ以上になるとワンちゃんたちは混乱するのでなかなかできないです。
  ちなみにマリーは9回。ダントツ!エッヘン!!
3、おいし~~いおやつの誘惑を振り切ってどのワンちゃんが一番早く飼い主の元に
  帰るか?・・・我が家のマリー、始からおやつには目もくれず、無視。従って
  飼い主の夏木のところには帰らず。・・・

 おもしろいのはプールに救命胴衣が備え付けられていることです。人間用!いいえ。
 ワンちゃん用です。最近のワンちゃんたち、泳げないのでしょうか??
 平和で楽しい旅行でしたが、時節柄申し訳ないような。。


         
 1枚目レストランで     2枚目もうすぐゴールイン    3枚目救命胴衣を着たワンちゃん。

                ~~~夏木 友~~~
               火・木・土に更新しま~す
 

ふんわり美味しいケーキよりパンを・・・ ~ベッキーの願い~

2011年09月27日 | Weblog
 19世紀のイギリス。7歳のセーラは父の方針で、産まれ故郷の
インドを離れロンドンの寄宿舎付き学校で教育を受けていました。

 セーラは貧しい小間使いの少女ベッキーから『美味しいケーキや
甘いお菓子をいただくのはとても嬉しいけれど、すぐお腹が空くので、
できたらパンが欲しい」と言われ愕然とします。

 ところが父の死により破産したセーラの運命は一転します。
お金持ちの少年から銀貨を差し出されたセーラは、自分が
いかに貧しく空腹そうに見えたのかと悲しくなります(セーラも
ベッキーも十分な食事が与えられずいつも空腹だったのです)が、
お礼を言って受け取り、その銀貨でパンを買うことなく手元に置き
優しい少年の気持ちを大切にしました。

 高価なケーキより、お腹の足しになるパン・・・
 思いやりの銀貨は拠り所のプライドを傷つけた・・・

 自分のしている善行と思われることが必ずしもそうではない、
という事実。

 今からおよそ100年前、アメリカのフランシス・バーネット夫人が
『小公女』(1905年出版)のなかで投げかけた『善意』の重み・・・

今、読み返してもその『答え』は容易ではありません。でも、夏木は
人が好きです。行き違い、勘違いから落ち込むことがあっても
やっぱり人間大好きです。

                          ~~~夏木 友~~~
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マストアイテムを抱きしめ・・・ ~矛盾を秘めながら~

2011年09月24日 | Weblog
 彫りの深い甘いマスクに長身。日本名だけれどハーフかも
しれない、彼、草刈正雄氏、今年58歳。

 生まれたとき父はすでになく、母ひとり子ひとりで育ったとか。
学校から帰っても母は仕事で不在。

 間借りの四畳半にたまに訪ねてくれる祖母と母の三人で
寝るのが何よりの楽しみでした。・・・・

 夏木が知る、その非日常で端正な顔からは到底想像できない
日常的な話をラジオで聞いた。

 義務教育卒業後、紆余曲折を経た現在、彼が思うことは
“基本は家族”であると…。


 はっきりした理由はわからないのだけれど不安感や焦燥感に
息苦しくなってくるときがあります。

 それは家のなかの空気が心身に絡みついたのかもしれません。
もし、そうなら、外にでて風に頬をさらすと、それだけで
ほ~っと胸のつかえが下りて楽になります。

 家族とは、それなくては存在できない空気と同じようなもの
だと思います。

 が、いつも一緒にいると、時として非常に重くなるときが
あります。

 理性では分かっていてもなかなかコントロールしにくいものです。
そんなとき外気に触れ、他の人と言葉をかわしましょう。
傷つくことを恐れずに!


 素敵に歳を重ねられた草刈氏、目前の60代を楽しみしながらも
50代に、若く見えると言われると心嬉しくなると・・・。

                           ~~~夏木 友~~~
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笑顔っていいですね!・・・ ~たとえ本物でなくとも。。~

2011年09月22日 | Weblog
 電車を降り、近くにいた駅員さんに改札出口を訊ねると「あそこ」と
にべもない返事。 

 旧体質が残っているのね、と思いながら歩き始めたら若い駅員さんが
通りかかった。

 思い切って呼び止めて聞くと鞄を下に置き、終始笑顔で応対。
大きな駅なので間違うと厄介、助かりました。

 時間調整にコーヒーショップに入ったけれど、セルフサービスなので
よく分からず、ぼんやり並んでいるとカウンターの向うから店員さんが
笑顔で説明してくれる。

 「あぁ、そうなの。ごめんなさいね」と言うと「大丈夫です。お名前を
お呼びしますので」笑顔とやさしい声...。

 いつも利用している美容院のスタッフ、店長さんは30前後、他のふたりは
20代半ばまでと思うけれど全員が素敵な笑顔。

 シャンプーしているとき、カットしているとき絶妙のタイミングで
さりげない話題で話しかけてくる。

 鏡に映る可愛い笑顔をみていると少々、気にいらない仕上がりでも
「ありがとう。」が自然に言葉となってでる。

 マニュアルや教えられた事をそのままを実践しているだけかも
しれないけれど、心が和みます。

                            ~~~夏木 友~~~
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おふたりとも・・・ ~それでいいのですか。。~

2011年09月20日 | Weblog
 雨脚がきつくなり始めた夕間暮れ、後ろから来た自転車に
「そこ、どけ!」と怒鳴られ、もう少しのところで接触しそうに
なりました。

 驚いて声をあげると「横によれ、どあほ」とまたしても罵声。
傘を取り直して声の主をみるとうしろに幼稚園児を乗せた男性、
どうやら父親らしい。

 その隣に並走している自転車の女性は母親なのでしょう。

 右側にはお店の看板やら鉢植えの植木やら・・・左側には
放置自転車の列・・・。後ろに目が有るわけではなし・・・
どうして夏木が叱責されなくてはいけないのでしょうか。

 夏木が黙ったまま代わる代わるふたりの顔を見詰めていると、
またしても聞くに忍びない汚い言葉を夏木に浴びせて走り
去りました。

 夏木が女性のほうに視線を移すと、母親らしき人は一言も発せず、
夏木に顎をしゃくると子どもを乗せた自転車を追いかけました。

 荷台に乗せられていた4歳くらいの幼児は、両親の言葉と態度を
どう思ったでしょう。

『お父さんは強い。お母さんも強い』とでも思ったでしょうか。

 モンスター・ピアレンツ・・・マスコミが造語した表現が
頭をよぎりました。

 黄色い帽子に白い服、えんじ色のズボンの園児に出会ったら、
すっと退いてしまうような気がする夏木です。。


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門跡寺院大覚寺・・・ ~平安の昔を今に。。~

2011年09月17日 | Weblog
 大覚寺の前身、嵯峨離宮は嵯峨天皇が皇后とお過ごしになるために建立、
その後、嵯峨天皇の内親王が大覚寺と改め、天皇の孫にあたる恒寂入道親王が
初代門跡となりました。

 唐の文化をこよなく愛しておられた嵯峨天皇は仲秋のころ、唐の洞庭湖を
模して造られた庭湖(大沢池)に船を浮かべ、文化人とともに名月を
楽しまれたそうです。

 夏木も平安貴族の風雅な趣を体験したくて、2隻一対の龍頭舟、鷁首舟のうち、
鷁首舟で、本来は伶人が乗り管弦を奏するのですが、当日は楽人に代わりに
乗船している巫女さんが船上で点ててくれたお茶を喫しながら20分くらいかけ
庭湖を舟遊しました。

 池をわたる風は日中の暑さに火照った体を優しく鎮め、池を埋める蓮の葉に
そっと触れた指先は太古のささやきを心にまで伝えてくれました。

 下船の頃にはそれまで雲に隠れていた月が幽玄の姿を現してくれました。
 仄かな影を映し出す月を見つめておりますと、わけもなく緊張していた心身が
ゆるやかにほどけていくようで、現代人にこそ必要な時間だと思い知らされました
 
蛇足
 龍は水をわたり、鷁は風に堪えて飛ぶ、とされるところから水難を防ぐとされ、
平安貴人がこの二隻一対の船に乗ったそうです。

                                  ~~~夏木 友~~~
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開いた口がふさがりまへん。・・・ ~サラリーマン川柳から~

2011年09月15日 | Weblog
1、やってみろ!! うまくいったら オレもやる       by 2番打者

・・・そないな美味しい話、あったらよろしおますなぁ~(^人^;)


2、まな娘  くどき文句は  パパが好き          by 年金波止場

・・・云われてるうちが花やとわかってますねやけどぉ~


3、就職先  自宅警備と  いう息子            by 親の心子知らず

・・・キレる子よりええと思わなしょうおまへん(- -;)うぅぅ・・・


4、今どきの  メークを学ぶ  電車中(なか)         by 時代だね

・・・ほんま、メーク前メーク後で別人だすわ


5、Eメ~ル  隣に打つな  口で言え            by 情報は円滑に

・・・尻尾の次に退化すんのは口だすやねろか!?

                                 ~~~夏木 友~~~
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命輝け!・・・ ~祈りを込めて。。~

2011年09月13日 | Weblog
 すぐに帰る、帰れると思ったAさんは飼い犬のゴン太を
数日分の食糧とともに広い柵内に置き去りにして避難した
そうです。

 避難は長引き、ゴン太の食糧も尽きたころ、Aさんたちは
やっと一時帰宅が許され自宅にもどったそうです。

 すでにゴン太は餓死していると思っていたAさんの目に
飛び込んできたのは柵内で千切れんばかりに尻尾を振っている
ゴン太だったそうです。

 再会も束の間、ゴン太は手早く身の回りの品物をまとめ
再び避難所に戻るためにバスに乗ろうとしていたAさんを
夢中で追いかけてきたそうです。

 が、ゴン太は非情に突き放すAさんに追うことを止め、
静かに後退りしたそうです。

 以後、Aさんは許可がある度、自宅に戻ったそうですが、
ゴン太は家の周囲にはいなく、呼んでも姿を現さなかった
そうです。

 それから5ヶ月後、Aさんは、避難所近くの掲示板に
「飼い主を捜す余命一ヶ月の犬」という見出しと共に貼り出された
写真の犬をゴン太だと確信し、会いに行きましたが、
犬はAさんを見ても反応しなかったそうです。

 けれどAさんはゴン太に違いないと、犬の顔を両手にはさみ
自分の顔に近づけましたがやっぱり何の反応もしなかったそうです。

 たまりかねたAさんが「ゴン太、ゴン太」と…。
それでも犬はただ立ちすくんでいたそうです。

 その時、Aさんの6歳になる娘が「ゴン太~、ゴン太~」と
呼びかけると、犬はAさんの元を離れ、車いすに乗っている
娘さんのところに行き足をペロペロと舐め、娘さんが再び
「ゴン太!」と呼ぶと顔を舐めたそうです。

 ゴン太が2歳のとき生まれたAさんの娘さんは生まれつき
目が不自由で自力歩行も困難で、ゴン太はいつも彼女を
見守っていたそうです。

 ゴン太は飼い主を忘れたのではありません。たった5ヶ月で
飼い主を忘れる犬は皆無です。
 自分にはなんの落ち度もないのに置き去りにされ、餓死寸前に
会った飼い主に今度は怒声とともに突き放される。 
こんな哀しい目に遭えば心も塞がります。

 ようやく心を開いたゴン太なのに避難所には連れていってもらえず、
しかも悪性リンパ腫を患っている・・・
この話を聞いたとき夏木は涙がこぼれました。

 人命が最優先であることは重々承知しています。だけど・・・
ごめんなさい。やっぱりゴン太が可哀そうで涙がこぼれます。

 早く、早く、一日でも早い、復旧・復興を。。。

                             ~~~夏木 友~~~
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プライバシーの侵害・・・ ~守りたいもの~

2011年09月10日 | Weblog
 正直に  思うことを  話すなら  苦渋の顔で  うつむかないで 
                                     by 平岡淳子

 選者は「相手の態度への注文の形をとっているが相手へ深い思いが
底にあるのだろう」と。。

 思ったこと、自分のこと、が、なんでも話せるのなら、どれほど生きやすく
なるでしょうか。

 でも、人は自分自身だけでなく、大切な人やモノを守るために、時に隠したり
嘘をついたり…。

 その事が法に触れない、自分にとって直接的にも間接的にも被害が及ばない
のであれば、なぜ、黙っていてやれないのか、そっと騙されてやらないのかと
思います。

 ところで、夏木はイクステンション、つまりミニかつらを使っているのです。
ある時、「かつら被っているの?」と問われたことがありました。
瞬間、周囲の空気がシ~~~ンと凍りしました。

 「ええ。使っていますよ」とこともなげに応えましたが、空気は融けませんでした。

 実は夏木の頭髪はまだ大丈夫なのですが、便利だから使っています。
だから聞かれてもバレても平気なのですが、そうでなかったらかなり
傷ついたかも、です。

 聞いてはいけないですよね。エチケット、マナー違反ですよね。

                               ~~~夏木 友~~~
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養生訓に学ぶ・・・ ~貝原益軒の教え。。~

2011年09月08日 | Weblog
 養生とは、病気を予防し、心とからだの自己管理すること。
養生の術を身につけて健康を保つことは、人生でもっとも
大事なことである、と・・・。

 養生の術は、怒りと欲を抑え、心を和やかにする、心の平安を保つことが
機軸となっている。

 そのためには体を動かし循環させ、全身に栄養がいくように整えることが重要で、
からだの隅々にまで気を循環させることが養生法につながると説く。

 また、益軒は食生活、すなわち、 新鮮なもの、季節にあったもの、肉類は少なく
野菜を多く取ることなどの食養生が大切であることを繰り返し語っている。
 昔から変らない食事内容である。

 益軒が伝える健康の秘訣、維持方法は、日常生活を律し、心の平静を保ち、
自然治癒能力を高め、食養生することである。

 生来、虚弱体質で病弱であった江戸時代の儒学者、貝原益軒であったが、
人生50年の時代に85歳まで生きたのは自らの養生訓を実践してきたから
でしょう。

 心の健康・・・見落とされやすいですが、気をつけたいものです。

                                ~~~夏木 友~~~
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