おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

刈田に煙 籾殻富士からたなびく

2016年09月12日 03時31分33秒 | 農業

写真1 富士山のように重なり溜まったモミガラ・籾殻。天辺の煙突から煙たなびく。2016年09月07日


写真2 籾殻富士は2座。籾殻は籾の乾燥脱穀機から塩ビ管を通って出た。再利用の籾殻はビニール袋の中。2016年09月07日


写真3 燃えた跡に黒色灰。肥料として田に撒く。2座目の籾殻富士はブルーシートを外され、燃やされる。2016年09月09日


写真4 漏斗状の穴あき空気取りと煙突。煙突の下部にも空気取り穴。2016年09月09日

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください

 稲わら焼き煙たなびく先にまた煙(写真1・写真2・弊ブログ2016年09月09日
 富士山のようなモミガラ・籾殻の山から出る
 刈入れ稲をその日のうちに乾燥し脱穀した残渣、籾殻
 稲わらを焼くHさんの籾殻富士

 Hさんによると若い頃は次のよう
   今のように燃やさなかった
   煮炊きの燃料だった
   印象強いのは、もち米を蒸す籾殻、火力は強かった
   鋳物製カマドにジュウノウですくい入れて燃やした
   鋳物製カマドは固定でなく、だるまストーブのような形で動かせた
   すなわち、固定煉瓦製カマドにはキヅルシの稲わら、可変鋳物製カマドには籾殻
   鋳物製カマドをモミガラカマドあるいはヌカカマドと呼んでいた

 さて、籾殻を燃やす際、煙突の下に漏斗状の穴あき空気取り(写真4)
 煙突下部にも空気取り穴
 なるほど、納得

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする