おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

屋敷へ入る道・ケード 9本並ぶ集落

2015年01月22日 00時00分00秒 | 農村

写真1 T氏宅のケード 東大輪のシモ・下地区の西端にT氏宅
     ケードとは集落内の公道・里みち(写真10)から屋敷に入る私道
     T氏はケイドと呼ぶ ケイドの左は青ネットの梨畑(弊ブログ2014年06月10日


写真2 写真3

写真2 西から2番目のケード  写真3 西から3番目のケード

写真4 写真5

写真4 西から4番目のケード  写真5 西から5番目のケード

写真6 写真7

写真6 西から6番目のケード  写真7 西から7番目のケード

写真8 写真9

写真8 西から8番目のケード  写真9 西から9番目のケード


写真10 ケードもつ9戸が東西に、南向きに並ぶ東大輪のシモ・下地区

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 集落内の狭い公道・里みち
 通過道路でなく、日々使う暮らしの道、農の道
 一般には、里みちに接して門があり、屋敷がある

 その様相を違えるのが東大輪のシモ・下地区
 里みちから50~80m入る私道があり、門、屋敷となる(写真1~写真9)

 この私道はケドウあるいはケードと呼ばれる(注1)
 “家道”と書くのであろう
 ケードの両側は田や畑
 ケードは母屋の玄関に着き当たるのが本来のよう(写真1)
 母屋の背後、北や北西に屋敷林

 屋敷・住居から南向きにケードを設えてある
 屋敷の北側・屋敷林は周りより約1m高い
 このような比高約1mの9戸が東西に列をなす東大輪、列村

 引用・参考文献等:注1;『久喜市史 民俗編』(久喜市 平成3年)113~114頁
             *弊ブログ2012年10月18日11月13日2013年10月09日28日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年01月11日 撮影地:埼玉県久喜市(旧鷲宮町)東大輪

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