写真1 県道250号、渡良瀬川左岸から望む枯れ山。麓には3つの沢・集落があった
写真2 岩肌露出。県道250号、渡良瀬川左岸、愛宕下付近
写真3 岩肌露出の松木川(渡良瀬川)右岸。雨上がりで水量は多い。手前、左岸の緑はおそらくハンノキ
写真4 銅製錬残渣は山斜面に廃棄されている。松木川左岸
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2013年12月01日、旧足尾製錬所と古河橋を左に見て、さらに県道250号を進む
住宅が途切れ、左右に、前方に視界が開ける
目に飛び込むのは枯れ山・禿山(写真1)
麓には三つの沢・川が流れ、合流地点に足尾ダム、銅(あかがね)親水公園
それぞれの沢には、1610年の銅発見前から人の営み、集落・「村」があった
写真1の左から仁田元、松木、久蔵の集落
足尾では1885年(明治18)までに質・量ともに良好な銅鉱脈が次々に発見される
それに伴い製錬所の排煙に含まれる亜硫酸ガスと坑木伐採は多くなる
山々は枯れ山、禿山となり、上記3つの集落・「村」では暮らしが成り立たなくなった
その結果3集落・「村」は、1902年(明治35)に足尾銅山と示談し廃村となる
これは旧谷中村残留19戸が栃木県に家屋を取り壊される5年前
引用・参考文献等:弊ブログ2013年12月08日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:写真1・写真2;2013年12月01日 写真3・写真4;2009年04月25日
撮影地:栃木県日光市足尾町