おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

諫早湾干拓地の排水門・潮受堤防の遠景

2012年02月28日 00時00分00秒 | 農村の水
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写真1 西郷駅(さいごうえき)付近から望む諫早湾干拓地の排水門と潮受堤防


写真2 当地の歴史と今を明示する駅名


写真3 縁起のよい駅名、さいわい駅


 島原鉄道に乗り、湧水豊かな街・島原市の「浜の川湧水」を目指す途中、気になるのが国営(農林水産省)諫早湾干拓事業。
 潮受堤防を閉める鉄板が次々に下ろされる光景、いわゆるギロチンが平成1997年(平成9)4月14日にテレビ放映されて話題になった。
 農業振興、防災と漁業振興、自然保護との狭間でゆれつつも、2008年(平成20年)4月から41経営体が新干拓地で農業経営を始めている。
 当事業の表徴を左側の車窓から望めるはず。案の定、潮受堤防の排水門が視認できる。その1つが写真1。排水門と延長7,050 mの潮受堤防の一部がみえる。
 当地は、最大6m30cmの干満差がある有明海諫早湾、干潟が多く、1330年頃から干拓が始まった平坦な穀倉地帯。さすが、駅名にも「干拓の里」(写真2)。
 縁起のよい「幸駅(さいわいえき)」もある(写真3)。

 引用・参考文献等:*諫早ゆうゆうらんど干拓の里HP *「三番瀬を未来に残そう」HP *諫早市HP *長崎県HP  *九州農政局HP *当ブログ2012年02月26日<「農村の水」を求めて島原鉄道に乗車>
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年02月18日 撮影地:長崎県諫早市・雲仙市
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