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写真1 西郷駅(さいごうえき)付近から望む諫早湾干拓地の排水門と潮受堤防
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/30/0deb7c46cf7b1ee907442cc3d9862b28.jpg)
写真2 当地の歴史と今を明示する駅名
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/46/dead2b8d7a4f00fcbf15e4f130c5dac5.jpg)
写真3 縁起のよい駅名、さいわい駅
島原鉄道に乗り、湧水豊かな街・島原市の「浜の川湧水」を目指す途中、気になるのが国営(農林水産省)諫早湾干拓事業。
潮受堤防を閉める鉄板が次々に下ろされる光景、いわゆるギロチンが平成1997年(平成9)4月14日にテレビ放映されて話題になった。
農業振興、防災と漁業振興、自然保護との狭間でゆれつつも、2008年(平成20年)4月から41経営体が新干拓地で農業経営を始めている。
当事業の表徴を左側の車窓から望めるはず。案の定、潮受堤防の排水門が視認できる。その1つが写真1。排水門と延長7,050 mの潮受堤防の一部がみえる。
当地は、最大6m30cmの干満差がある有明海諫早湾、干潟が多く、1330年頃から干拓が始まった平坦な穀倉地帯。さすが、駅名にも「干拓の里」(写真2)。
縁起のよい「幸駅(さいわいえき)」もある(写真3)。
引用・参考文献等:*諫早ゆうゆうらんど干拓の里HP *「三番瀬を未来に残そう」HP *諫早市HP *長崎県HP *九州農政局HP *当ブログ2012年02月26日<「農村の水」を求めて島原鉄道に乗車>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年02月18日 撮影地:長崎県諫早市・雲仙市