サイクリングブーム

　近頃は、春と夏の間の心地よい季節だ。そんな時期こそ自転車でお出かけ 。冬、ここ山形では滑って危険すぎる乗り物なだけに、この季節をとてもうれしく思う。いつも景色や交通量を考えて決めたルートがある。まず自宅から上杉スタジアム→街の外縁道路：西大通り→御廟所付近→上杉神社（ここでいつも休憩）→東光酒蔵付近→最上川河川敷→自宅というちょうど1時間半ほどのコースだ。でも難点なのが、写真にあるように、夫のピンクの自転車と私のブルーの自転車のタイヤの大きさの違いだ。かなりこぎ方を調節しなければ並走は難しい…。しかも2台ともありがたいことにもらい物。夫は無二の親友からなぜかタダで貰い受けたらしい。私は友達の結婚式の二次会のビンゴゲームで当たった。だから文句は言えない！
　これから真夏の猛暑が来るまでの間、サイクリングを満喫すっぺ。

大平温泉へ

　3月上旬より約3ヶ月間の長期出張を終え、夫が横浜の部屋を引き払い帰って来た
都会での疲れを癒すために、近所の山にある大平温泉に向かった。聞くところによれば相当な秘湯らしい。そして温泉の駐車場には着いたものの、温泉旅館は影も形も見えず…。ひとまず順路という札の方へ歩いていった。5分後本日の写真の看板を発見！ふたりして「ありゃぁ。。。」の一言。ゴンドラらしきものは、食料など雑貨のみを運ぶコンテナ箱ロープウェイ?なるもので人は乗れない。一緒にこの地図を眺めていた親子連れがUターンを決めた模様。がしかし私たちは行ってみることにした。急な下りの山道をとことこ歩くこと20分、とどめのキャシャな吊り橋をわたると、ついに滝見屋旅館に到着。「よくござったながしぃ～」なんて宿のご主人に迎えられた。泉質は言うまでもなく良好！間近に大きな滝も望めて、これぞ秘湯！来てみて良かったぁ～と気分良く旅館を後にした。
　が、帰りは行きの逆の道。。すなわちかなりの急斜面の登山。行きの倍の40分をかけて汗だくになり駐車場へ。かなり過酷な秘湯の中の秘湯だった。

「弥平」の鴨南板そば

　GWで一時帰宅していた夫と市内サイクリングの中におそばを食べた。山形はそばと牛肉がとってもおいしい。そば屋の店先には、たいがい「山形蕎麦マップ」なるものが置いてあり、県内のいろんなお店の紹介が地図と一緒に掲載されている。関西に住んでいる頃は、断然うどん派だった私も山形のそばの素朴なおいしさに似せられて、すっかりそば派となった。食べ慣れてお口が肥えてくると、つなぎとそば粉の割合が二八でも物足りなくなったりして、そういう店ではつけタレに工夫があるものを注文するようになった。今日は自転車で5分の「弥平」へ行った。鴨から出たダシと油が麺によく絡み、おいしかった。
　これを食べ終わると夕方には、また夫が横浜へ戻ってしまうのかぁ…と少々憂鬱な気持ちでの腹ごしらえだった。