モーツァルトのライバル？今回はアントニオ・サリエリ（1750年-1825年イタリア）作曲の「魔除」序曲 をお届けします。
映画「アマデウス」では、モーツァルトを毒殺した悪人として描かれておりますが、どうやら、それは当時の噂話を元にしているようです。
当時、サリエリとモーツァルトは実際に対立はしていたようですが、権力の座に長年就いていたサリエリに対しての批判を込めての噂話だったようです（毒殺していないという根拠もありませんが）。
と前置きはこれくらいにしておきます。
今回ご紹介するサリエリの「魔除」序曲は大変聴き易い曲で、いかにも宮廷で好まれるような雰囲気の曲です。
この曲を聴いた限り、サリエリも「ツボ」を押さえた曲作りをしていたと思われます。
映画「アマデウス」をご覧になられた方も、そうで無いかたにもお聴き頂きたい曲です。
なお、今回も「秘曲」とさせていただきます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲の演奏時間は約３分少々となります。
堂々とした華やかな雰囲気で曲は始まります。続いて、華やかに美しいメロディーが奏でられます。その後、穏やかに可憐なメロディーが奏でられ、それに呼応するかのように高揚感ある演奏が現れます。そして、再び華やかな雰囲気となり、そのまま幕を閉じます
参考までに、私の所有するＣＤの中から１枚をご紹介します。
レーベルは、naxosで、ミカエル・ディットリッヒ指揮、スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団の演奏のものです
このＣＤの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
お願い：もし画像をクリックしても「ページを表示できません」というエラー画面が表示された場合はリンクに間違いがある可能性がございますので、ご一報頂けますと助かります
