オロスコさんと言うのは、メキシコ壁画運動でディエゴ・リベラなんかと共に活躍した人なんですが、彼の作品が好きな方には1200%お勧めの場所です。もうお腹いっぱい、という程堪能出来ます。
ここはオスピシオ・カバーニャス。1810年にカバーニャス伯爵によって建てられた、新古典主義の建物だそうです。
表から見るとこんな感じ。
入り口を入って、反対側から見るとこんな感じ。
こっちの方が素敵ですね
ここは1997年に建物全体がユネスコ世界文化遺産に登録されたそうですが、と~っても広いんですよ。めっちゃ広い
今は文化センターとして使われており、オロスコの作品のほかにも有名な(私はよく知らんかったけど)アーティストの作品を展示していたりします。色々やっているみたいですね。
この建物1980年までは病院施設を持つ孤児院だったそうです。つい最近の話ですよね・・・って言ってももう27年前ですが。
ちなみにこの方がオロスコさん。ここ、グアダラハラ生まれです。
あ、これ、蝋人形です。
一番の見所は、やはりこのメインホール(と言うのかな)全体に描かれた50以上もある壁画や天井画。「いちま~い、にま~い・・・」と数えましたが(←暇)、確かに50枚以上ありました!
Crick
Crick
タイトルは“スペインのメキシコ侵略”
このメインの建物は、長~い回廊で繋がってるんですよ。右から出てぐる~っと一週すると左から戻ってくるという訳です。
回廊の途中途中の部屋で、何人かのアーティストの作品展示をしていましたが、オロスコのも沢山ありました。
いやはや、本当に広い広い
これは天井部分です。真下に鏡が置いてあり、上を見続けるのが辛くなったら下を見るとちゃんと見られる仕組みになっていました。
Crick
Crick
とにかく「すごい!」としか感想の言いようがありません。まさに“大作”ですよね!
ところで、パティオにいくつかこんな木が植わっていましたが、これ、何だか分かりますか?グアダラハラの町には沢山のオレンジの木が植わっていて、美味しそうな実がたわわになっていましたが、これはどう見てもオレンジとは違う。
で、聞いてみたところ、グレープフルーツだそうです。はぁ、ほぅ、こんな風に生っているところは初めて見た気がします。
と言うと事で、今日はこのへんで
【今日の蝋人形】
別の角度からもう一枚、オロスコさん
お知らせ
以前もちょこっとお伝えしましたが、今月号の「旅たび東洋」から私の連載がスタートしました。いつまで続くかは分かりませんが、とりあえず第一回は「プチホテルの勧め」です。
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