ここ、とっても有名なんですが、今で一度も入ったことがなかったんです。先日やっと行ってきました。1912年創業のこのレストランがなぜ有名かと言うと、、、ひとつはその内装。
タイル張りの壁・肖像画等、とても素敵なんですよ
入り口だけを見るとあまり広くないように思えるんですが、実際に入ってみると、奥行きがあり、かなり広いです。2階席もあります。
エントランスのステンドグラスと1階部分
歴史を感じるレストランでしょ?今風のお洒落なレストランも素敵だけれど、こういう雰囲気は外国らしさを感じられて、別の意味でお洒落です
特に1階部分の端に、ちょっと仕切られたスペースがあるんですが、そこが一番素敵な気がしました。
手前に写っている、看護婦さんの様な白い制服姿の女性がウェイトレスさんです。
頭には大きな白いリボンをつけています。昔から変わらないユニフォームなんでしょうね。
そうそう、もうひとつ、このレストランが有名な理由。
それは、かのディエゴ・リベラとフリーダ・カーロがここで結婚披露宴を開いたんです
ガイドブックにも取り上げられているし、メキシコ人だけでなく、外国人観光客も沢山訪れるようです。
そんな観光客の心を掴む術を心得ているのが、彼らマリアッチ
私たちに「日本人ですか?」と訊いた後、なんと、美空ひばりの『川の流れのように』を熱唱してくれました。しかも1回目はスペイン語、2回目は日本語で
これにはかなり感激しましたね~
まさかこんな所で『川の流れのように』を日本語で聞けるとは思ってもみませんでしたから。
私たちは2階席だったんですが、階段もこの通り。タイル張りで綺麗です。
階段を上りきった所ですが、こちらも床・壁ともにタイルが綺麗。植木鉢も素敵
この植木鉢の間から下を覗くと・・・
さっきの1階の仕切られた部分。ね?素敵でしょ?
私もあそこのエリアが良かったんですが、混んでいるので文句は言えません。素直に2階席へ。1階席に比べると、割と普通な感じ。それでも、マリア様など宗教関係の像が壁際に飾られていました。
お料理は、まあ、伝統的なメキシコ料理でして、「めっちゃ美味い!」という程でも無かったですが・・・普通でしょうか・・・。でも1回しか行っていないので、決め付ける訳にはいきませんね。
お料理の写真も載せたかったんですが、そうするとちょと写真が多すぎてしまうので、いずれ機会をみて。
食事を済ませて外に出たら・・・
お店の外に、こんなに行列が出来ていました。午後4時ごろだったかな。週末のランチは、いつも以上に遅いので、こんな時間に大行列です。
今度はお茶だけしに行きたいな。その時は絶対に1階席で!
こちらも
今週のAB-ROAD記事(3月7更新)
信じる?信じない?メキシコ人が崇める、“グアダルーペ聖母の奇跡のマント”
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写真で拝見すると昔のまま全く変わっていません
日本でレストランが焼けたら全面改装リニューアルオープンで様変わりした姿で再開でしょうね
古いものを大切にする気質がなんとも言えません
最初の写真の構図のように,中から外を描く絵を、メキシコで多く見ました。
それは、やはり、素晴らしい景色だからなのでしょうね。
先日、京都のすまいが、中庭を一枚の絵のように見たてて作られているのを解説していましたが、まさにそれですよね。
マリアッチは、おいくらですか?
「川の流れのように」とは,恐れ入りましたね。
その話、聞いたような聞いた事がないような。。。
でも、忍者さんのおっしゃるとおり、日本だったら、近代的な内装に変えちゃうでしょうね。歴史ある建物を大事にする心、日本人も少し見習わないと・・・と、私も以前から思っています。外国の町並みが素敵に見えるのは、きっとそういう心を大事にしているからでしょうね。
以前、N.Z.で、湖のほとりにある小さな教会に行きました。中に入ると、正面の壁には大きなガラスがはめこまれているだけで、絵も何もかかっていません。ガイドさんの話では、その窓から見える湖の風景が、一枚の絵の役割を果たしているそうです。とても素敵だと思いました。
先日訪れた、オアハカの文化博物館でも同じ事を感じました。廊下の端から見える景色が、一枚の絵のように素晴らしかったんです。建物の枠がそのまま額縁のように感じました。
マリアッチは、チップ制なので、強制ではなかったんですが、『川の流れのように』を日本語で歌ってくれた事に感謝して、50ペソ奮発しました。